宣伝するにあたって「人と製品(作品)は別モノ」としっかり切り分ける

「この件について記事を一本書こう」と思っておきながらそういえば結局触れずじまいだ…と思い出した件がひとつあるので、今日はその事を書こうと思います。

本題にスムーズに入るためにまずはご紹介したいツイートをひとつ。


ナガモトさんが呟かれたのが5月19日ということですから、多分この翌日くらいにこの件について書こうと思ってたはずなので、実に2週間も寝かせてしまったということになります(ナガモトさんごめんなさい!)。

『コメットアンドウィニーのご愛用者さまだということが分かり、思わず「企業案件」写真を〜』とツイート内にありますが、いろいろなんのこっちゃ分からない方のために掻い摘んで説明しますと…

まず「コメットアンドウィニー」というのは化粧品のブランド名でして、僕はここの保湿化粧水と保湿フェイスクリームを取り寄せて使用しているわけです。

で、ナガモトさんはその商品開発を担当されている方。

そもそもこの写真にたどり着いた経緯としては、5月18日に僕がトークゲストでお呼ばれしたイベント(勝手に夢と金出版記念イベント)にイチお客さんとしてナガモトさんが来られていたことが発端。

トークショーの時間が終わって来られている皆さんとの歓談タイムに突入した際に、ナガモトさんに声をかけていただいて感想なんかを熱く語っていただいたりしているうちに、何のきっかけかは忘れましたけど「コメットアンドウィニーというブランドの商品開発をしていて〜」みたいな話がポロッと出たんです。

ちなみにこの時点で僕がコメットアンドウィニーの製品を使っているということはナガモトさんには一切言ってません。

ですのでそれはもうこちらのほうがテンションが上がりまして…

その日は僕が出演ゲストでナガモトさんはお客さんという立場だったわけですが、その話を境に僕のほうが熱くなっちゃって…

「え?コメットアンドウィニーの?まじっすか?僕めっちゃ使ってますよ!すごくイイっすよあれ!本当にありがとうございます!!」

みたいな感じで一気に立場が逆転して今度は僕がユーザーとしての感想やら感謝やらを伝えまくるターンになりました。

そういうやり取りというかコミュニケーションを経て、ナガモトさんから「ぜひ西村さんと製品の2ショットを撮りたいです」とお願いされて「もちろんですよ!」ということで、このツイートの写真に行き着いたという経緯です。

「企業案件としてガッツリ宣伝に使わせていただきます!」と正面から言っていただいたのも気持ちよかったですし。

で、ポイントはここなんですが…

僕がコメットアンドウィニーの製品を使っているという事実がまずある

その商品開発の方がたまたま僕がゲストのイベントに来られていた

これまたたまたま「コメットアンドウィニーの商品開発をしてまして..」という話題になり

「僕めっちゃ使ってますよ!」という感じでそのタイミングで初めてユーザーであることがナガモトさんに伝わり

宣伝に使わせていただいていいですか!

この順番がものすごくものすごく大事ですよねっていう話。

例えばこれが「私こんな商品を開発してまして、よろしければぜひ2ショットを…」というやり取りが先に来た場合(僕が使ったことない場合)はキッパリお断りしてるんですね。

場の空気的には「いいですよ〜」と快諾したほうがいいんでしょうけど、使ったこともないものと写真を撮って宣伝材料にされるのはいささか不本意なので。

その場合はまず製品を使ってみて、さらには「こりゃいいや!」と心から思えて初めて協力させてもらえるわけで。

書いてみるとめちゃくちゃ当たり前なことを言っているような気がしなくもないですが、けっこうその辺りはふわっとしてるパターンもあるにはあると思っていて…

例えばその人(会社)の立場を立てるためとか、日頃からとてもお世話になっている人だからとか、そういう部分から宣伝に乗るっていうケースは無いことも無いと思います。

そこで「人と製品(作品)は別」とキッパリ切り離す姿勢は自分の中では大切に持っておきたい部分。

なので今回のコメットアンドウィニーの件は、プロセスの順番として完璧だったなと思います。

というわけで堂々と宣伝します。


特にご贔屓の化粧水が無い方はぜひ。

以上です。

ではまた。



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