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指揮者ってのはもはや士気者なんだろうなと

今日のタイトルの「士気者」って表現は我ながら見事だと心から思っているんですが、その界隈では既に使い古された表現なのであれば、それをドヤってるのは小っ恥ずかしいので先に謝っておきます。

すいません。

そんなわけで今日は「指揮者の振る舞いひとつでこんなに演奏ってブチ上がるのか」っていう話をひとつ。

今まで「指揮者」という存在とロックをやるっていう経験をしたことがなかったミュージシャンの雑感です。

本日はここ数日に渡って話題にさせてもらってます『JTTF』の公演日です。
現在、昼公演が終わって夜公演までの合間のちょょっとバタバタした時間。

本当はもっとじっくり書きたい主題ではあるんですが夜公演に出そびれたら洒落にならんので、サクッとまとめたいと思います。

今回、フィルハーモニック・ウインズ大阪(オオサカン)の皆さんと演奏をご一緒させていただいてるんですが、前にも書かせていただいたんですが指揮者の松尾さん。

この松尾さんが実におもしろい。

先ほども書きましたが「指揮者」という存在とバンドとして息を合わせる経験が乏しいので、松尾さんがおもろい人なのか指揮者ってだいたいこうなのか、その辺りは経験不足で全然分からないんですが、とにかく松尾さんが実におもしろい。

とにかくガンガンに煽ってくる。
そしてものすごく僕らの音を楽しんでくれる。

もちろん指揮者の本分である音のきっかけや、ここで誰がどう入って来るみたいな合図的なものを都度都度いただけるのはもちろんのこと、決してお行儀がよくない僕らバンドのやんちゃな音や、熱くなってアドリブ的にオラオラ攻めちゃった時とかの音に毎回毎回これ以上ない破顔で応えてくれて、時に「もっときて!もっときて!」みたいな受けをしてくれる。

その姿が目に入ることで必然的に演奏にも熱が入ってテンションがあがる。

あまりにも気持ちよくなってくると、タクトを振ることすらせず僕らの演奏にイチリスナーとしてものすごく気持ちよさそうにノッてくれてる時すらある。

僕が思ったのは「誰よりも熱い超最前列のお客さん」っていう感覚。

こんなノリノリで楽しそうに演奏を聴いてくれる人が目の前に居てくれるので、そりゃこちらも士気がバッチバチに上がるわけで。

ってところからもう1層2層深く話を掘り下げたいところで、あと5分でステージ上がらないと行けないんで取り急ぎ。

またあとで編集(追記)するかもですが、皆さまにおかれましては指揮者はもはや楽器隊に対する「士気(を高めてくれる)者」であり、最高の最前列のリスナーであるなぁ...と思ったので、そのことだけでも書き残しておきたかったのであります。

ではいってきます。

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