自分の活動とグッズの親和性が思いのほか高かった話
先日のワンマンからグッズを数点発売したのですが、大阪と東京のどちらも会場物販で多数(本当に多数!)手に取っていただいて大変感謝しております。
※しれっと通販でも取り扱い開始したので気が向いた時にでも手に取ってもらえたら嬉しいです
https://muupiano.base.shop/
で、今日はそのオリジナルグッズの中で「コースターの存在がちょっとだけおもしろい事になってる」って話を書いてみたいのですが、BASEを覗いていただいたらお分かりいただけるように“レコード風コースター”なるものを作ったのです。
これがかわいいかわいいと評判で、プラスチック製でおそらく半永久的に使用できるのと、ご丁寧にケース(ジャケット)もついているので持ち運びなんかもできちゃう。
コースターを持ち運ぶなんてあんまり日常的なムーブではないかと思うんですが、やはり原価が跳ね上がる事も分かっていたうえでジャケットをつけて正解だったように思います。
そもそもこの「コースター」という存在は、推しのグッズっていう感覚をちょっと超えたいっていう意図で今の自分の活動との親和性を狙いにいった感があって、それは「お酒」という存在であります(ソフトドリンクも可)。
まず、ワンマン両日共に終わってからの打ち上げ時間も企画させてもらったのですが、当然と言えば当然ですが参加していただいた方の多くがグッズのコースターを早速使ってくださっていました。
「せっかく買ったのだから」って感じですぐ使いたくなってくださったんだろうとも思いますし、もしかしたら「このあと打ち上げあるしそこで使えるからコースター買おうかな」っていう、打ち上げあり気で購買意欲が湧くってパターンもあったのかもしれません。
なんにせよ「せっかくだし何かグッズ作りたいな〜」と思った時に、自分の仕事環境周りを見渡して毎日必ず使ってる“コースター”という存在が目に留まって「どうせなら自分のコースターを作るのもアリかなぁ」と思い浮かべつつも即断というわけではなかったんですが…
「てかその日お客さんを交えた打ち上げあるじゃない。ならばコースターをそこに合わせて発売したら、変にシャレたグッズを作るよりしっかり手に取ってもらえるんじゃないだろうか」と思ったのはリアルな所でして、コースターを作るって気持ちがグイと前のめりになったんであります。
輪をかけて『スナック西村』の存在が浮かびました。
そう言えばそもそもライブ以外にも『スナック西村』というお客さんとお酒を酌み交わしつつの交流イベントを定期的に開催しているわけなので、そことの親和性も抜群じゃないかと。
なのでもうコースターは鉄板だと思ったわけなのですが、やっぱり景色としてその親和性の高さを目の当たりにすると、そういう狙いもあって作ってみたのは事実としてある上で「こりゃ素晴らしい」と改めて実感したのでありまして。
そこをグッと実感したのはワンマン両日が終わった翌日に大阪で開催した『スナック西村 in 大阪Candy』の席上でのことでございます。
※そういえば9月30日の『スナック西村』が第1部が[残1]で第2部が[残2]となってますので迷われてる方はお早めに
https://muupiano.base.shop/items/88240553
https://muupiano.base.shop/items/88240705
スナックという場所なので当然と言えば当然ですが、大阪Candyにはお客さん用のいい感じのコースターがしっかり常備されております。
なのですがその日のお客さんでワンマンに参加された方は皆さんお酒を頼むや否や、こぞってカバンの中に手を入れて僕のコースターを取り出してご自身の席にセッティングいたします。
外の飲み屋でマイコースターの登場です。
僕のただの色眼鏡かもしれませんがそのひと作業がなんだか皆さんとても楽しそうだったのも印象的です(僕はその光景を見てニヤニヤしました)。
で、ここからが話の核なんですが、その日のスナック西村にはワンマンに参加されてない方もちらほら来てくださっていたのですが(感謝!)、Candyに常備しているコースターを全然お使いいただいても良かったにも関わらず、なんか周りが皆さん僕のオリジナルコースターを使ってお酒を飲んでいる様を見て、次々にコースターを衝動的に買ってくださるという現象が生まれたのでした(若干僕がセールストークをした面もありますが)。
1,000円という売価でありますから(ジャケット付きな故)そんなひょいと適当なノリで買うような安い買い物ではないと思うのですが、あの一連の流れはあの空気感とコースターの見事な親和性の賜物だなと改めて思うのであります。
親和性親和性となんだかごもっともな感じでずっと書いてきていますが、そりゃあスナックという場で目の前にお酒を出されて、そのお酒を出してくれてる当人のオリジナルコースターがその場で買えますよとなったら、まあそりゃあ買いますよだいたいの人はって話なんで、普通の事と言えば普通の事なんですが、その“最終的に“そりゃ買っちゃうよねというところに持っていけるようにという前提でオリジナルコースターを発売したという部分が大事ですよねって話でありまして。
今後、どれくらいのタイミングでどのくらいグッズというものを増やしていくのか分かりませんが、これからも何かしら作るにあたって日頃の自分の活動や発信との親和性、相性を踏まえて「そりゃ手に取っちゃうよね」みたいな導線が設計できそうなものっていう観点で考えてみる事が大切ですね…と改めて思ったという事であります。
※付箋は本当にただ僕が欲しかっただけなんですが
そんな感じでございます。
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