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昨夜のワンマンライブで思ったことがいろいろあるんですが、味の違う切り口が点在しているので小分けにして書いてみます。

今日は昨夜開催したアカシアオルケスタ(僕がやってるバンドです)のワンマン公演(超満員札止め御礼!)についていろいろ書こうと思うんですが…

書くにあたって掘り下げたい切り口が複数あるのと、それぞれの開封口によって味わいが全然違うという部分がありますので、珍しく小見出しなんかを付けながら一連の読み物というよりも箇条書きっぽい感じでひとつひとつを区切って書こうと思います。

昨日のライブに来ていただいた方にしかちょっと分からないような内輪記事には決してならないので、どなた様もゆるっと読んでもらえると幸いです。

では早速。


在り続けてくれてありがとう


まずはこの切り口から。

昨日の会場は姫路にあります『ダブルキングカフェ』というライブハウス。

アカシア(オルケスタ)が兵庫でワンマン公演を打つ際は、基本的には神戸と姫路の二拠点なんですがそのひとつの拠点である姫路のホームがこの『ダブルキングカフェ』というハコ。

もう何回ワンマンやったかちょっと分からないですが、アカシアが姫路でワンマンするならここ!って感じですっかりお馴染みですし、ハコのスタッフさん達ともずっと"ぐるみ"で仲良くしていただいてる場所ですが、昨夜は実に4年振りの開催となりました。

それまではほぼほぼ年イチペースでライブしてたんですが、2019年を最後にコロナ云々で一旦遠ざかってしまったわけで。

で、昨日の現場入りの時に会場の壁に最後に来た時に貼らせてもらったポスターをまだ貼っていただいてて(4年も前のポスター)、そこに我々もサインを入れてるんですが「また帰ってきます!」っていう一筆を入れてたんですね。

結果的にまた帰ってきますが4年越しになってしまったんですが(コロナだけじゃなくてメンバー脱退とか休止とかもあったから)、パワーダウンせずにしっかり札止めという手土産も添えたうえで、ポスターに記した約束通り帰ってこれて良かったなと安堵したわけですが…

そもそもあの2020年3月以降の苦しい苦しい数年をダブルキングカフェというハコが乗り切ってくれたからこそ、こちらはその約束を守れたわけでして。

いくらバンド側に「また帰ってきます!」という気概があってもその帰る場所が無くなっていたらどうにもならないわけなので、無事帰ってこれたという気持ちもそうですが、それよりも「在り続けてくれてありがとう」という気持ちのほうがやっぱり大きかったかな。

スタッフの皆さんも相変わらずお元気そうで愉快で、本当に場所を守り続けてくれてありがとうございますと改めて。


「またここに帰ってきます!」みたいなことはよく言いがち(聞きがち)なんですが、それもこれも場所が在り続けてくれるから成立する約束事なんだよねってこと、そこに対する感謝みたいなものはもっともっと日頃から持っておかなきゃなと今まで以上に改めて実感した次第です。

それはもちろん他のハコに対しても。


心遣いの深さが底無しでビビる


昨日の最初のハイライトは会場入りの瞬間に訪れました。


会場に着いたなり真っ先に目に飛び込んできたのは、それはそれはとても立派なお祝い花。

『キングコングより』という文字面にさすがに一瞬目を疑いました。

アカシアとキングコングの関わりっていうのはちょっとおもしろくて、グループとしてお二方と関わったことはないんですが、藤原さん(Vocal)がレギュラーを務めてるラジオ番組に西野さんがゲストで出演したり、僕は僕で昨年の大阪プペル出演を機に西野さんとのご縁が始まって、今年は何かといろいろお仕事をご一緒させていただいて、付随してカジサックチャンネルにも出させていただいたりという感じで、バンドメンバー2人がまったく別ルートで各々の持ち場でキングコングの御両人と携わっていたりします。

グループとしての関わりとか、どちらかのメンバー関わりがきっかけでとかではなく、全く偶然にメンバー各々が関わりを持つというのはなかなか不思議なもので、本当おもしろい事も起こるものだなぁとは常々思っていたんですが、なんかこの『アカシアオルケスタ様へ  キングコングより』という文字面は初めてそこがガッチャンコした感じで、このお花を見た時になんともエモい気持ちになったんですが…

よれよりこれより心遣いというか「粋」というか、別にこちらから「いついつこういう所で単独公演やります!」みたいなことは直接的には一切ほのめかしてないので、どこかしこから情報をキャッチしていただいて自主的にわざわざコンビとしてお花を手配していただいたわけです。

どう考えても忙しいを極めている中でわざわざそこに時間を割いていただいたことへの感動もすごいですし、そこまで気配りが行き届く人間力みたいなものにも心の底から感服いたしました。

ライブの日って会場入りしてから機材セッティングしたりリハが進んだりして、お客さんでどんどん場内が埋まっていく中で少しずつ少しずつ本番に向かって高揚していくものなんですが、昨日に関しては会場に足を踏み入れる前にこのスタンド花が飛び込んできて、いきなり高揚から始まったのは言うまでもありません。

多分、お客さんもこのスタンド花を見てテンション上がったと思います。

改めてキングコングのお二方、底無しのお心遣いを本当にありがとうございます。


既にそこそこ長くなっちゃったので…


実は開けたい切り口はもう少しあるんですが、既にいつもの記事の文量に到達してしまっているのでちょっと明日に分けます(すいません)。

明日は「今回のライブの男女比がチケット購入データ上でほぼほぼ50:50(%)だったこと」と「年齢層が下は未就学だったり小学生の可愛い可愛いお子さんたちから上はおっs.…ジェントルマンやマダムな方々まで実に多岐に渡っている」という部分を踏まえて「長く続けるためにある時期に舵を切ったことが今になって実を結んでいる」みたいなことを書いてみようと思います。

よければ明日も読んでやってください。

では今日はこの辺りで。



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西村広文 HirofumiNishimura
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