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11/1は紅茶の日、National Tea Day 2024

11/1は紅茶の日。
その昔、伊勢の船乗り大黒屋光太夫(こうだゆう)さんの乗った船が台風で遭難、はるばるロシアに流れ着いた。その後紆余曲折を経て、女帝エカテリーナ2世の茶会に招かれた(1791年11月)という事から、日本人が初めて紅茶を飲んだ日として制定されたんだとか。

昨年は、昔ながらのリプトン青缶(ヌワラエリヤ)と神保町の老舗紅茶店TAKANOの話でしたが、今年は9月に名古屋で入手した、えいこく屋のウダプッセラワを。セイロン高地産、ヌワラエリヤとウヴァの中間地点のお茶で、爽やかで旨み甘さのバランスよし。ウダの箱を捨ててしまったので、ヌワラ箱を添えて実家感満載で(&きのこ派🍄)w
名古屋の覚王山(かくおうざん)は小6から高1まで過ごした街で、当時えいこく屋はまだオープンまもない頃。わぁ紅茶屋さんなんてあるんだ〜と親と入ってみると、試作品なので食べてみて下さい、と紅茶アイスやゼリーをいただいた思い出も。ネットショップもある有名店となった今も、訪れると変わらぬエスニックなウッディー空間に癒されます。お茶とスイーツのセットも各種あり(覚王山名物鬼まんじゅうも!)、本格的インドカレーもお薦め。

さて話を戻して大黒屋光太夫さん、なんだかんだロシアに10年間滞在した後、北海道を経由して帰国し、江戸で波乱に満ちた生涯を終えたらしい。大黒屋光太夫記念館というのが鈴鹿にあるそうで、いつかちょっと訪れてみたい。ヒトの移動ってやっぱり面白い。

えいこく屋紅茶店(2024.9)
地下鉄東山線覚王山下車、日泰寺参道にあり
大黒屋光太夫(幸太夫とも?)と磯吉(乗組員の1人)

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