平松建治さんコンサート参加レポ&感想
前置き
ゼノブレイドシリーズ、『FINAL FANTASY XV EPISODE ARDYN』、『信長の野望 覇道』などの楽曲を作曲されている平松建治さんのコンサートに参加してきました!その参加レポ&感想です。
コンサートがとても楽しかったため、自分の記録と共有のために記事を作成することにしました。うろ覚えな箇所あり&乱文で失礼します。
レポート部分は、参加できなかった方が雰囲気をふんわりとでも感じられるものになっていたら幸いです。
感想部分は、セットリストの作品中クリア済みがゼノブレイド1-3本編+3追加エピソードのため、それら寄りになると思います。
コンサート概要
題目:シンフォニック・ゲーム・ミュージック・コンサート feat. Kenji Hiramatsu
日時:2024.5.3(金・祝) 14:00-16:50頃
場所:茨木市文化・子育て複合施設 おにクル ゴウダホール
メンバー
指揮
・栗田博文
演奏
・関西フィルハーモニー管弦楽団
・平松建治(ピアノ、シンセサイザー、パーカッション(ウインドチャイム、鈴、拍子木等))
・望月清文(ギター)
・TABOKUN(ベース)
・菊嶋亮一(ドラム)
※敬称略
バンドメンバーはレコーディングに参加されているオリジナルのメンバーとのこと(平松さんXアカウントのポストより)
当日の雰囲気
ACEのお二人がひらまっちゃんって呼んでいるの何か素敵ですね笑
小学校の同級生一同からのお花があるのもすごい。
セットリスト
第1部
『Xenoblade』
・敵との対峙
・機の律動
おにクル テーマソング
・The Theme of Onikuru 〜おにクルの風〜
『FINAL FANTASY XV EPISODE ARDYN』
・運命の果て
・銀紅閃舞
『Xenoblade3』
・届かぬ言葉
・Chain Attack
『信長の野望 覇道』
・覇道-疾駆
・三鳥屋-夏-討伐-行軍-勇往邁進-急
・冬-勇往邁進-序-揺ぎ無き信義-夢幻の如く
〜休憩(ここで平松さん衣装替え)〜
第2部
『Xenoblade2』
・Counterattack
・インヴィディア烈王国
・それでも、前へ進め!
『〈Infinite Dendrogram〉-インフィニット・デンドログラム』(TVアニメ)
・インフィニット・デンドログラム -メインテーマ-
・エンブリオ・インキュベーション
・勝利への方程式
『Xenoblade』
・機神界フィールド
『Xenoblade2』
・スペルビア帝国~赤土を駆け抜けて~
『Xenoblade, Xenoblade2, Xenoblade3』
・名を冠する者たちメドレー
(名を冠する者たち、さらに名を冠する者たち、名を冠する者たち~Finale)
アンコール
『Xenoblade2 黄金の国イーラ』
・戦闘!!イーラ(2ループ)
Wアンコール
『Xenoblade』
・名を冠する者たち
※ゼノブレイドシリーズ、インフィニット・デンドログラム、おにクルテーマソングは背景映像あり
ミニコーナー(途中)
・栗田さんによるオーケストラの楽器紹介
栗田さん&平松さんによるコール&レスポンスあり
(こんにちは〜‼︎×2×2)
・平松さんの作曲する時の雰囲気披露
平松さんの頭に浮かんだフレーズを絶え間なくピアノで演奏
今回セットリストになかったフレースヴェルグ傭兵団などの楽曲のフレーズもここで出てきました。
MC
※記憶を頼りに書いているため表現がかなり違うかもしれません。
うろ覚えで自信がない部分は”?”をつけたりしています。
小さい頃の思い出
小学生時代ファミコンの???(ホッケーかピンボール?)とドンキーコングにハマり、学校から帰ってきたら夢中でやっていた。
その後、新しいもの好きの父親がPCを買い、ただ何もソフトがなかったのでプログラミングを始めた。
簡単なゲームも作って、その時にゲーム音楽も作った。
そのうち父親が信長の野望を買ってきて、それも遊ぶようになった。
『信長の野望 覇道』関連
プレイヤーとしてのエピソード
サービス開始後の初期かなり遊んでいた。
ネット上の他プレイヤーと「今日は何時にここの城を攻め落とそう」と決めたりするのだが、その頃はハマり過ぎて天気予報で日本地図を見るたびに「この場所は信長の野望で…」と思い出すほどだった。
作曲時のエピソード
戦闘曲に津軽三味線を入れることも検討した。
ただ津軽三味線が江戸時代頃に生まれたようだったので、戦国時代が舞台の信長の野望には採用しなかった。
『ゼノブレイド』シリーズ関連
インヴィディア烈王国
クジラ(型の巨神獣)の中にある国の曲で、クジラという大きいものと〇〇という小さいもの(その中に入った主人公たち?)をイメージ?して書いた。
スペルビア帝国〜赤土を駆け抜けて〜
サブタイトルがついているのは、スペルビア帝国の街のテーマとフィールドのテーマで迷わないように。
自分自身迷いそうになった経験から、プレイヤーの人も迷ってしまいそうだと思いそうした。
※赤土の読み方は「あかつち」
機神界フィールド
ゼノブレイド(初代)はACE+という形で参加していて、自分は主に物語後半の曲を担当した。
機神の中で大きい歯車と小さい歯車が動いているイメージで作曲した。
※その中で「ポリリズムが〜」とおっしゃっていました。
大きい歯車と小さい歯車をポリリズムで表現?
名を冠する者たちシリーズ
毎回悩みながら作っていて、制作の終盤に完成する。
2の制作が決まった際は1の名を冠する者たち以上のものをと作って、3の際はまたさらによりよいものをと作った。
作曲関連
コードに関するエピソード
小学校の時キャンプの時にいたお兄さんがピアノを弾いてくれて、その時に最後の締めの音が定番の音(C?)でなく独特の音だった。
これって何ですかと聞くとC#7?と答えてくれ、ピアノでもコードがあることを知る。(コードを知ったのは別だったかも)
そこからC#7にハマり、C#7のコードばかり使った曲を作ったこともある。
※自分が音楽知識なく、このエピソードはコード名含め自信ないです。
ゲーム音楽の作曲スタイル
提供されたイメージイラストをPCのデスクトップに設定し、部屋を暗くしてそのゲームの世界観に浸るようにして作る。
ゲーム音楽を作曲する時に考えていること
自分がそのゲームをプレイヤーとしてプレイした時に、どんな音楽が流れたら嬉しいかを考えている。
アニメ音楽の作曲について
2ヶ月(3ヶ月?)で数十曲作る。
ゲーム音楽に比べるとかなり短いスパン。
アニメ音楽の作曲の際も、自分がそのアニメを見た際にどんな音楽が流れたら嬉しいかを考えて作っている。
感想
とってもよかったです。やっぱり生演奏って最高ですね!
シンセサイザー×オーケストラというのも初めてでしたが、ザ・ゼノブレイドという感じでテンション上がりました!
パンフレットに書かれたセットリストは読まずに臨んだのですが、1曲目に「敵との対峙」が流れてきた時はめちゃくちゃ興奮しました。
その他には「Chain Attack」はオーケストラならではの迫力があり、何度もゲーム中で聴いていたのにまた新鮮に聴こえました。
「スペルビア帝国〜赤土を駆け抜けて〜」もずっとオーケストラで聴きたかった曲で嬉しかったですし、好きなフレーズのトランペット高音パート(テー↑テッテッテッテー)も生で聴けてよかったです。
名を冠する者たちメドレーも迫力があり過ぎて、会場が揺れているんじゃないかと思うほどでした。メドレーの繋ぎもカッコよかったですね〜!
いやあ、本当に全曲よかったです。
客席に着いた時は近い席取り過ぎたかなとも思ったんですが、平松さんの演奏の様子やMC時の表情がよく見えてよかったです。
後半はMC話し過ぎたので曲に行きましょうかと度々言ってましたが、全然もっと聴きたいと思っていました。
MCの時の優しそうな雰囲気から、演奏が始まってキリっとした雰囲気に変わる瞬間がめちゃくちゃカッコよかった…!
あと、MCで語る内容や楽しそうな表情から、作曲された作品への愛がひしひしと伝わってきました。
1つ心残りがあるとすれば、「New Battle!!!」も聴きたかったなあ…!ということですね(客席で手拍子入れたかった👏)。
それは今後ゼノブレイドコンサートが開催されることを願って、その時に期待したいと思います!🙏
平松さん、栗田さん、バンドメンバーの皆様、関西フィルハーモニー管弦楽団の皆様、企画運営の皆様、素敵なコンサートをありがとうございました!
かなりの乱文にもかかわらず、最後まで読んでくださった方もありがとうございました。
もし誤りのご指摘・補足などありましたら、コメントいただけると幸いです。
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