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入社式の思い出【キャリコンサロン編集部】

週1回決まったお題に沿って何某かを書くという、キャリコンサロン編集部の活動。
今週のお題は、入社式についてですね。

私自身の入社式は、もう45年も前の話なので忘却の彼方ですが、人事部だった私にとっては、入社式は毎年の大事な恒例行事。

今日は人事部としての入社式の思い出を書いてみたいと思います。


毎年年度末の3月末は、人事部は大忙しの季節。
新年度の人事異動、新卒採用活動、新人の受け入れ準備。
それらが一気にピークを迎える季節ですので、さかんに休日出勤もしていました。

そんな中でも入社式の準備は、フレッシュな新人を迎えるということで胸踊る仕事である一方、胃の痛くなる仕事でもありました。

それまで1年をかけて採用活動をしてきて、数多くの選考をして、そしてめでたく相思相愛になれて入社を決めてくれた新人たち。

前日までは一人ひとりの顔や、選考中のことなどを思い出しながら、名札や式次第などの準備をしていました。

そして4月1日。入社式の当日。

私のいた会社の前庭には、大きな桜の木が何本かあって、毎年この日になると満開の桜が新人たちを迎えてくれます。

(ちなみに今日の写真は、冒頭の式場の写真もこの桜の写真も、実際に入社式の日に私が撮ったものです。懐かしい。。。)

私は正面玄関に立って、一人ひとり出社してくる新入社員を迎えて案内をします。

「無事、元気に全員来てくれるだろうか?」

最悪、サイレント辞退などということがあったら大変ですからね。
胃が痛くなる仕事でもあったというのはこのことです。

でも、全員が無事揃って出てくれると、ほっと一安心です。
1年前からの新卒採用活動がすべて終わった瞬間でもあります。

緊張した面持ちの新入社員たちを入社式の式場に案内して、役員の人たちも揃うと、私は司会者として式の進行を務めます。

式次第が滞りなく終わると、桜の咲く前庭に全員移動してもらって、記念撮影をして、それで入社式が終わります。


久しぶりに人事部時代の仕事を思い出して書いてみました。

人事の仕事は色々ありますので、必ずしも楽しいことばかりではありませんが、若い人の未来に関わり、人生の大事な瞬間に立ち会う。

それは、とても嬉しい瞬間でもありました。



今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!

私が参加させていただいているキャリコンサロンはこちらです。

https://career-salon.jp/


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