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インターンシップ【キャリコンサロン編集部】

毎週決まったお題に沿って何かしらを書くというキャリコンサロン編集部の活動。

さて、今週のお題は、「インターンシップ」です。

例によって思いつくまま書いてみたいと思いますので、よろしければお付き合いください。


インターンシップとは、主に就活の学生が企業を訪問して、仕事を実際に体験し、その企業や仕事のことを理解する機会ですね。

その機会が、ここ数年はコロナによって閉ざされていました。

昨年夏あたりからは、感染症分類が5類になったことを受けて、各企業とも今まで通りに対面でのインターンシップを復活させたところが多く、今年はさらに活発化すると思います。

そして、大学生の新卒採用活動は、超売り手市場のためにどんどん早期化の一方で、インターンシップが実質、早期選考の舞台であるという実態がより顕著になってきています。

やることはインターンシップらしいことをするのですが、応募者が殺到する大企業の場合はインターンシップに参加するための選考がまず行われ、本番の選考さながらのエントリーシートの提出を求められる場合が結構あります。

また、インターンシップで行われるグループワークなども、当然人事が見ていて、実質選考になっており、良かった人には後で1次選考免除のお知らせが来たりするわけです。

もちろん、学生の側は本来のインターンシップの目的である、「業界理解、企業理解、仕事理解」のためにインターンシップに参加すれば良いですし、その目的は達せられるのですが、上記のような現状があるために、そうとばかりも言っていられないわけです。

我々、学生の就活支援をする立場からすれば、良し悪しは別として世の中の流れを把握して、遅れを取らない対応を指導することはしなくてはいけません。

インターンシップは実質、早期選考の第1段階と心得えよ。

秋からの早期選考の機会を得るために、夏のインターンシップは必ず行くべし。


でもいかがなものなのかなとは、正直思います。

この現状、企業の採用担当者はどう思っているのでしょうか?

青田買いをしなくては良い学生を他社に取られるというあまり、これ以上早期化合戦をし合っていてメリットはあるんでしょうか?

早く選考をして内定を出しても、入社するのは来年の4月ですから、それまでどうやって内定者を引き止めておけば良いのか?

学生の側は、本来の意味でのインターンシップに行って業界研究するのもそこそこに、早い時期に受験企業を定めなければならず、自分が何をやりたいのかもはっきりしないまま、選考に臨みます。

その結果、内定は得たものの、そこで本当にいいのか? がわからず、就活を終えることができない。

結局、企業も多くの内定辞退者に見舞われ、入社時期直前まで採用活動を継続しなくてはいけなかったり。。。

その時期にはもう次年度のインターンシップの準備が必要と。。。

本当に今の採用担当者は大変だと思います。なんとかならないものでしょうかね?


今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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