メディアによる菅内閣閣僚の報道、その前にやるべき事が有るのでは?
一昨日発足した菅内閣の閣僚について、その閣僚の経歴や選任の背景が、新聞、テレビで報道されています。新大臣も記者会見で、自分のやりたい事について述べられておられます。これ等の報道は、もちろん、国民の側も、今後、日本でどのような政策が実行に移されていくのか興味津々であり、歓迎する所であります。
ただ、ここでちょっと待って欲しいと思います。何か忘れている事がないでしょうか?
仕事を進める時に巷の企業でやっている事、そう、PDCA(Plan Do Check Action)をまわすことです。じゃ、これまで先任の各大臣は、就任された時に、今回と同様に記者会見をして、自分の抱負、進めたい施策などを述べられていますが、就任時のプランに対し、辞任された時に何がなされ、何が出来なかったのかをしっかりレビュー出来ているのでしょうか。初期の目標に対し、仕事の進捗度を数値化し、見える化して国民に分かりやすく紹介する、これって、必要ではないでしょうか!
残念ながら、巷のメディアでこれまでの閣僚の仕事ぶりについて、コメント的な報道はあっても、仕事の進捗度を評価する報道が見当たりません。日本のメディアの在り方として、これで良いのでしょうか? 又、慣例として内閣辞任時のこの様な報道の在り方を、キチンと日本のメディア界に根付かせる必要もないでしょうか?
各大臣のやりっ放しでは、困ると思うのですが。 私には、報道の在り方に、ちょっともの足りない気がしてなりません。
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