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No.257 「青柳マスター3周忌:千葉大学西田ゼミナール卒業生へ」

千葉大学西田ゼミナール卒業生へ

皆、元気にしているかい?
それぞれ自分の道をしっかり歩んでいると信じているよ。ウクライナ情勢に大なり小なり影響を受けている人もいるでしょう。国連機関勤務者やロシア・ウクライナ関係勤務者は、くれぐれも健康と命を守ってください。
僕は相変わらず「元気だけが取り柄」で、納得のいく人生を歩んでいるから安心してね。

早いもので、青柳マスターが天国に召されてから2年が経つ。先月23日は、3周忌だった。このコロナ禍なので、直接お線香を上げさせてもらうのは控えて、お母さんに手紙を認めました。そしたら、お母さんから電話が来てね。こう仰るんだよ。
「この2年間、先生とゼミ生さんたちに申し訳なさ一杯で過ごしてきたの」って。
マスターが闘病中に、みんなで写真集と寄せ書きを贈ってくれただろう。マスターは大層お歓びになって、肌身離さず抱きかかえていらしたそう。お渡しした時、本当に嬉しそうに涙を流されていたのを、今でも鮮明に思い出すよ。

マスターが亡くなった後、お母さんがマスターの日記を読んでいたら、
「先生とゼミ生さんたちにこんなにもしてもらって、どうお礼を伝えたらよいものか途方に暮れてしまう」と綴られてるんだって。
だから、お母さんはこの2年間、マスターを亡くした悲しみと共に、我々へのお礼を欠いている申し訳なさを抱えながら生活されていたそう。

僕はもう驚いちゃって驚いちゃって。
どれほど、我々がお世話になったか。
どれほど、勇気と力を頂いたことか。
どれほど、ご迷惑をおかけしたことか。
懇々とお伝えしたよ。
お母さんも僕も号泣だよ。

お母さん、少し膝の調子が悪いみたいだけれど、お元気そう。3人のお子さんご家族が、ちょくちょくと遊びに来て賑やかな生活みたい。毎日がとても幸せで、常にマスターが見守ってくれているのを肌で感じるんだって。
「あんなに喧嘩ばかりしていたのに、嘘みたい。今思うと、全て自分のことを考えてくれていたんだな~って、心から感謝してる」って。
「先生も奥さんのこと大切にするんですよ!」って、釘をさされました。笑
そして、くれぐれもみんなによろしく伝えて下さいと、伝言を頼まれました。

あらためて、マスターとお母さんに恥じない人生をお互い送ろうな!

感謝の気持ちを忘れずに。
友を大切に。
愛する学び子たちへ  応援団長より

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「青柳」さんのこと、これまでも独り言で語ってきたな~。
マスター、これからも我々のことをその優しい笑顔で見守ってください。合掌
No.22 「酒学~その2~」
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No.71 「身勝手な想い」
No.88 「語りつくせぬ想いと共に」


2022年3月

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