【レース考察】 宝塚記念 2024

こちらも変則開催により、京都での宝塚記念になります。
前回の開催はディープインパクトが勝利した2006年ということで、これも分析が難しいですね。
春競馬を締めくくる上半期締めのグランプリG1。少数精鋭の古馬戦線をしっかり当てて、よい夏を迎えたい!

コースデータ

・京都 芝 2200m 外回り(2ターン)
・直線398.7m。
・内枠有利。
・先行有利。基本、逃げるとつかまりやすい
・有力種牡馬:ハーツクライ、キズナ
・有力騎手:川田

レースデータ

※直近10年に京都開催がないので、すべて阪神コースでのデータになります。

4歳か5歳
・過去10年の4歳馬:3-1-5-30:勝率7.7%、複勝率23.1%
・過去10年の5歳馬:7-4-5-37:勝率13.2%、複勝率30.2%
→古馬混合の経験値があるほうがよいか。両方合わせると10-5-10なので、軸は基本的に5歳まで?

基本はレース格がものをいう・・・?
・過去10年の前走天皇賞・春:3-3-3-33:勝率7.1%、複勝率21.4%
・過去10年の前走大阪杯:2-2-1-16:勝率9.5%、複勝率23.8%
・過去10年の前走ドバイシーマ:2-1-1-6:勝率20.0%、複勝率40.0%
→3つ合わせると7-6-5である。基本はG1クラスを狙う。

レースラップ考察

※過去10年に京都開催がないので何ともいえませんが、直近の京都芝2200mで行われたG1なので、エリザベス女王杯のデータを載せます。

2023年:2.12.6・・・前後半1100mが約67.1-65.5(-1.6)のスロー。ラスト3Fのラップが11.6-11.5-12.0。
 上がり最速は4着馬の34.2、上がり2位は2,11着馬の34.3
2019年:2.14.1・・・前後半1100mが約69.2-64.9(-4.3)のスロー。ラスト3Fのラップが11.5-11.4-11.7。
 上がり最速は1着馬の32.8、上がり2位は9着馬の33.2
2018年:2.13.1・・・前後半1100mが約67.6-65.5(-2.1)のスロー。ラスト3Fのラップが11.6-11.4-11.7。
 上がり最速は1着馬の33.8、上がり2位は9,11着馬の34.2
→スロー傾向でも上がりの脚は必要になるケースが多い。

番外編:つらつらとぼやき考察

今回はデータが無さすぎるのでつらつらとメンバーについてぼやきます。
(根拠がないから普段はやらないのですが、仕方なし)

・京都適性をどこまで見るか?
基本的には足の遅いタイプが恩恵を受けることが多いので、末脚だけでは勝てない馬のほうがよい気がする。
→瞬発力があり、32~33秒台のキレる脚で勝ってきたタイプはあわないかも。しかし、今年のメンバーはイメージよりは34秒台の末脚でも勝ってきているメンバーが多く、あまり絞り込めない。

・逃げ馬不在の小頭数かつロングスパートが決まるコースなので、仕掛けどころの判断は非常に難しい。コースが得意でタイミングを間違えないジョッキー or 馬かどうかは気になる。

・阪神コースであるが、過去レースの勝ち馬を見ると2000mよりは長めの距離で勝ち鞍があるタイプが多い気がする。京都開催も進み内はそこまできれいではないし、距離適性は少し長めのほうがいいのかな。

上記を踏まえると、今回の戦略は非常に難しいですね。
おそらく
①適性は2000mより長めの馬
②ロンスパができる馬
③京都好走歴のある馬
を重視する気がします(が、今回は材料が少ないので、ニュースや最終追いなどからの判断になる可能性が高いです)

※予想については別記事で


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