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令和6年度 総会議案と公民館老朽化について(参考資料)

本件については案件個別に、逐次、確認できたこと相談検討した情報などを更新していくこととしますが、ひとまず4月27日の区の総会で付議した資料内容を確認ください。

その他議案1<アジサイ公園に今後について>

今年度、アジサイ公園の維持管理について見直しの検討に着手したいと考えます。
現況において公園は、四季の彩を感じながら区民の憩いの場として定着しています。しかしながら年三回の草刈り作業は大がかかりで、休日返上、作業の安全性など自前の草刈り機所有者も年々少なくなっているのが現状です、このまま継承すべきか検討する時期に来ていると考えますが、原則として公園の土地借用を止めて帰す場合には、原状回復が条件となるため当初の借用契約の確認が必要で、植栽等の一括除去を行うとすると費用は多大であり、自分たちで年次計画して段階的に作業実施するとしても、取り組み継続のための確たる方針の検討及び区全体の合意形成が必要です。
仮に返却しても堤防の草刈りを含めた維持管理は誰がどうすべきかといった問題も残ります。
さもすると現状維持がベストと結論付けられるかもしれませんが、区民が抱える疑問の解決にはなると考えます。これらについて、区民全体の意見を統合し向かうべき具体案を答申していただくため、特別委員会の招集を要請することとし、アジサイ公園の今後について方針案を策定いただき、次回総会にて提起を目指します。
なお、特別委員会の討議に必要な、現況の土地借用契約の条件確認、原状回復のための施工方法の具体、植栽撤去を外部委託した場合の概算費用など、土地借用を返納した場合の河川管理者のその後の対処など、等については今年度の役員及び環境委員会で調査し報告いたします。

その他議案2<墓地委員会を環境委員会へ移し環境委員が管理する案>

旧本村地内に共同墓地があり、以前は内土手堤防付近に火葬場もありました。霊園や共同墓地などは、法令に基づき管理者の所在が必要ですが、現在、基本的に台帳等の管理のみを継承していますが、実質的な作業はお盆前の共同墓地と大門島(旧火葬場跡地)の草刈りをおこなっています。

-墓地管理者の役割り-

  1. 墓地にお墓を建てようとしている人への案内、必要書類の提示確認、申し込み手続き、受理した書類の精査および管理など →内土手に用地がありますがここ数年実質的にありません

  2. 毎月、埋葬や火葬などの異動状況を行政に報告する業務 →実質的にありません

  3. 霊園・墓地内の図面や帳簿、書類などの管理 →現在も継承しています

  4. お墓の所有者からの墓地管理費の徴収業務 →現在は徴収していません

  5. 定期的な墓地内共用部の草刈りや保全作業 →年に1回、お盆の前に実施しています 

今般においては、西泉田共同墓地は専門委員会として個別独立した組織の必要性は少なくなっていると思われますが、共同墓地があるかぎり管理者の所在は必要となりますので、環境委員会内へ移し墓地管理業務も兼任する方向性が妥当と考えます。
但し、自治会規定及び墓地管理委員会規定の改正が必要となりますので、本総会で統合の基本方針の了承が得られた場合でも、今年度は現況のまま継承し、規約改定案の提起を次回総会にて行うこととなります。

議案ではありません<公民館の老朽化について>

現在の西泉田公民館(集会所)は昭和中期に建設されたそうで概ね50年以上経過しており、障子窓や戸の立て付けが悪くなっている箇所も散見され、地震に対する強度も心配される状況となってきています。
なお、現在の公民館所在地は河川に近いため、浸水深最大3Mとも想定されており、大雨や洪水災害の発生時には一時避難の要所とはなりませんので、将来、建て替えようとなった際には別場所への移転の検討も選択肢の一つになると思われます。
また、新たな公民館の建設事業を検討する場合、西泉田区が単独で自己解決するのか、隣接する行政区と共同利用する方策があるのか、行政からの補助金はどの程度か、各種協議会や寄付金等の活用が可能なのかなど、多岐にわたる確認と調査、相談が必要となります。
今年度、区としては、現状の公民館の健全性や耐震強度がどの程度か診断調査を実施することとし、どの程度のスパンで今後の検討をすべきか指針を示すこと、早期の改修や補強工事などが必要か確認することとします。

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