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題[「〆にラーメン…食いに行く?」]

(登場人物)
先輩
久留間先輩

とある仕事帰りの先輩。

先輩「はぁ〜疲れた〜〜腹へった……何か食ってくかな?」

先輩が、ノソノソと歩いていると、ラインの電話が鳴る。

先輩「はいはい、(携帯を見る)あ、久留間先輩だ。何だろう?」

電話に出る。

久留間「おっす、元気か?」
先輩「お久しぶりです・・・どうしたんですか?」
久留間「ちょうど、お前の家の近くの駅に来たからよ。お前と久し振りに呑もうかなっと思ってな、大丈夫か?」
先輩「俺は構いませんよ。」
久留間「そうか!良かった。じゃあ、最寄りの駅で待つから」

久留間は、秒で電話を切る。

先輩「先輩変わらないな・・・最寄りの駅か。」(少し早歩きをする。)

久留間は、コーヒーを片手に駅のポスターなどをボーと見ている。

久留間「どこで、食おうかな?」

久留間が考えていたら、少し早歩きで先輩が来る。

先輩「あ、すいません遅くなりました。」
久留間「良いってことよ。それより、どこで食う?」
先輩「俺はどこでも良いっすよ。」
久留間「そうか…じゃあ……(辺りを見渡し)鳥貴行くか?」
先輩「良いですね〜行きましょう。」
久留間「よし、決まり…行くぞ。」
先輩「行きましょう〜〜」

少し時間が経ち、二人は目的の鳥貴族に着いて席につく。
久留間先輩はさっそくメニューを選びだす。

久留間「飲み物どうする?」
先輩「あ、そうですね(タブレットを受け取り)まずは、ハイボールで良いかな。」
久留間「変わんねぇな、お前……まぁ、良いけど」

先輩は、最初の飲み物と少しだけ食べ物を追加して注文をする。注文後、先に飲み物がきて、久留間が一声

久留間「よし、(うるさくしない程度に)乾杯!」
先輩「乾杯……(小声で)変わらんな〜先輩」
久留間「ん?どうした?」
先輩「え、何でもないっすよ(改めて)乾杯…おつかれさまです。」
久留間「おぉ〜お疲れ〜〜」

二人は、それぞれ頼んだ料理を食べ始める。双方とも食べ方が綺麗に食べていく。それぞれ追加で注文をしてまぁまぁ酒も飲み、数時間経つ。

久留間「ふぅ〜食ったな〜〜」
先輩「食べましたね〜」


少し間があって

久留間「会計する?」
先輩「(チラッと時計を見て)そっすね……あ、ここ払いますよ。」
久留間「いやいや、後輩に払わせる訳にはいかんよ。俺が払うよ。」
先輩「いいえ、払わせる訳にはいきませんよ。ここは……」
久留間「いやいや、ほんとに……あ、(急に質問する)お前あれ使ってる?」
先輩「何ですか?」


久留間は、自分が座る場所の近くを指差し。

久留間「PayPay。」
先輩「あ〜一応使ってます。まぁ〜大体まだ現金とかですけど」
久留間「お、使ってんのか…じゃあわりかん機能っていうのを使ってみようぜ。」
先輩「わりかん機能…使ったことないんですけど」
久留間「ほぅ〜使ったことないのか?大丈夫だ、俺何回か使ってるから」
先輩「使ってるんっすか?じゃあ、」
久留間「じゃあ、会計準備するか。」

二人は、会計準備をする。久留間がボソッと一言

久留間「幹事俺で部屋作るな。」
先輩「あ、分かりました。」
久留間「(少し苦戦しながら)よし、部屋作ったぞ。」
先輩「はい、分かりました。」
久留間「タイトルは、二人の宴」
先輩「は、はい。」

二人は、わりかん機能を使って、先輩は無事に支払いを完了して久留間は会計場所に行って会計を完了をする。
完了後、外で待つ先輩の所に歩いてくる。

先輩「ご馳走さまです。」
久留間「いやいや良いんだよ……ちょっとまだ時間ある?」
先輩「え?(チラッと携帯を見て)大丈夫ですよ。」
久留間「じゃあ……〆にラーメン食いに行く?」

少し間があり。

先輩「良いですよ〜行きましょう。」
久留間「よし、行くか。」

二人は、ほどよい距離感で、少々ほろよいでラーメン屋に向かう二人の背中が、小さくなっていく。


「今年一発目(もう三月だが)改めて…絵はありませんが、想像しながらどうぞ。」

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