【トレーサビリティー】という経営用語、ご存じですか?

『トレーサビリティー』という経営用語をご存じでしょうか? 正確には、流通(物流)の世界で使われる用語なのですが、いずれにしてもビジネス用語であることには間違いありません。

ビジネス用語というと、ちょっと構えてしまう方も多いかも知れませんね。

ですが、以下のような説明だったらどうでしょうか?

【トレーサビリティー】とは??

以前、外国産の牛肉やウナギを国産と偽るなど、食品の産地偽造事件が多発しました。あるたこ焼き屋チェーンでは、日本近海のタコを扱っていますが、そのことを消費者に証明して安心していただくために、タコの獲れた地域を、たこ焼き屋店内に掲示するようにしました。

それだけではなく、タコが水揚げされた港から、どういう経路を通って、その店まで運ばれたのかがわかるように、履歴を残すしくみを導入しました。

たとえば、九州の港で水揚げされたタコは、大きなプラスチック製の箱に入れられますが、その箱にはIC チップがついており、そのチップの中に「〇月×日、●●港より出荷」という情報が、港のある市場ですぐに書き込まれます。その後、トラックで関東にある冷凍倉庫に運ばれますが、そこでも「〇月△日、関東冷凍倉庫に入庫」という情報が書き込まれるのです。

このようにしておけば、いよいよ冷凍倉庫から各チェーン店に配送するときに、それぞれのタコが「いつどこで獲れたもので、いつから倉庫に入っている」ということがきちんと証明できますよね。

このように、企業が食品などの原産地・出荷日・運搬ルートなどの履歴をきちんと追跡できるしくみを「トレーサビリティー」といいます。トレースとは「追跡する」という意味です。

また、トレーサビリティーを実現するために情報を書き込むためのIC チップを、「IC タグ」また「RFID(Radio Frequency IDentification「電波による個体識別」の略)」といいます。

じつは、Suica やPASMO、ICOCAなどの交通系IC カードにも、IC タグが使われています。なるほど、改札口などで「ピッ!」と一瞬で情報を書き込めるわけですから、トラックで入庫するときにもかんたんにトレーサビリティーが実現できるはずですね。

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