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【技術不要】闘技場平均勝率を上げる術

はじめに

この記事を読んでいる方は少なからず日々闘技場をプレイされているか、闘技場に興味を持っている方と思います。平均勝率はランキングやそれ自体が実力を示す指標とも言えるものなので、それを上げる方法というのは気になる方も多いかもしれません。今回私の研究というか妄言を聞いて興味や疑念を抱いたり、何かしらを持ち帰ってもらえれば幸いです。

※技術は不要ですが邪道と思われる方もいるかもしれません。
あくまで成績を上げるための一つの手段としてお考えください。
言われてみればそんなことかという程度の内容ではあります。
平均勝率を気にする方向けの内容になりますが、条件を満たせば大体の人に効果があると思います。

勝率に関わる要素

さて闘技場で勝率に関わる要素といったらまず思い浮かべるのがピックとプレイングだと思います。この辺はガッツリ技術の部分になるので私より上手い人を参考にしてください(おすすめはSA3さん)。なので今回はスルー。興味深い研究と成果があれば話をしたいと思います。

ここからが本題。
3番目の要素となるのが対戦相手です。ここで察した方もいると思います。
成績を稼ぐ為にいかに勝ちやすい相手と当たるかということです。そんなものはコントロール出来ないと思われるかもしれませんが、できます。正確には期待値が上がるということですが。
そもそも闘技場と構築はマッチングの方法が違います。簡単に説明すると構築はキューをいれて相手を探す際に最もランクが近しい者とマッチします。
(内部レートとかその辺はよく知りませんが大体この認識でいいはず)
闘技場では相手を探す際に現在の勝敗状況が最も近しい者とマッチします。(戦況を数値化しているとか詳細は諸説ありますが大体この認識でいいはず)

構築でラダーを駆け上がり、ランクの近い相手は実力が近いと仮定しますが、闘技場で仮に同じ7勝まで来た相手の実力はどうでしょうか。
ここで言う実力とはピック(デッキ構築)とプレイングの総合力とします。
闘技場に必要なのはそれと運だと思っています。

闘技場には様々な目的のプレイヤーがいます。ランキング上位を目指す人、とにかく闘技場が好きで回す人、他のモードがメインだけどたまに回す人、チケットが余ってたらガチャ感覚で回す人、、等々。
後者の方により多い、カジュアル感覚でやっている人でもデッキが強くて運がよければ7勝やそれ以上にも来られます。カジュアル層と言っても元々深くやっていて、やたらと上手い人というのも稀にいテますが、多くの人が基本止まり(マナカーブ通り出して有利トレードして)ムーブに感じます。それだけでもデッキが強ければ勝てるゲームではあるのですが明確に(とまでは言えないけどニュアンスで)プレイングの上手い下手を感じる時はあります。

闘技場の一戦でそんな実力差が出るのか?逆にその実力で7勝帯に来たならより強いデッキじゃないか?という意見もあるかもしれません。
それでもカジュアル層とあたることが勝率を上げる要素になると主張します。

カジュアル層の存在と勝てる理由

まずは何をもってカジュアル層とするか、個々の認識で変わってくると思いますが、私の中では
・HSReplay等のツールを使用していない
・勝率にこだわらない(ヒーロー選択やピックで)
・カードプールを大まかでも把握していない
・プレイ回数が少ない又は最近復帰した
のどれかに該当するといったところです。
初心者のプレイのように対面から見ても明らかなミスというのは少ないかもしれませんが、自分のデッキやプールの把握がない状態でのハンデは想像に難くないと思います。

FirestoneのクラスTier表

上の画像はある時点でのFirestoneのクラスTier表になりますが、注目して欲しいのは各ヒーローの試合数の部分。
勝利至上主義が大多数ならば勝率が高い方から順々になっていてもおかしくはないと思いますが実際はそうなってはいない。勝率よりも好みを優先している層は確かにあるといえる点。
Firestoneを使用している人のデータでこの結果なので実際はもっと散っている可能性もあると言えるでしょう。

そのため弱いヒーローで弱いデッキを握ってしまう人、無謀なマナカーブやロマンコンボを狙う人というのも一定の割合で存在していることになります。
もちろん勝ちを重ねて行けば上手い人と当たることが多くなる、、、というのは思い込みではないでしょうか?厳密にはそうなのでしょうが7勝帯でも、意外とさほど序盤と変わらないカジュアル層の割合依存が大きく、カジュアル層が多ければ7勝帯でも勝ちやすい相手と当たる確率が上がり自然と勝率につながるのではないでしょうか。

またピックルールの変更(1枚目でレジェンド確定、以降レジェは出ない)によってデッキパワーの格差が減った為、以前より実力差が出やすい印象もあります。

では実際どうやってカジュアル層とあたるかというと時間帯です。
カジュアル層が多そうな時間にプレイするだけです(結論)。

発見に至るきっかけ

私は以前からNA、アジア、EUの3鯖で様々な時間帯で回していました。特に意識はせずゴールドが減らないようにとか、それぞれで並行して気分で変えたりとかして、調子がよかったらランキングも狙うといった感じでした。
この説は以前からふわっと感じていた程度のものでしたが、今回ちょうどシーズンの切り替わり直後からプレイした際に(ランカー的にはヒーロー勝率もカード勝率も出てない状態で回すのは推奨しませんが)成績に違和感があり原因を探るきっかけになったものです。


今シーズン序盤の成績

それぞれ3周くらいはスタートから一気に回したと思います。どこかをお試し用にすればいいとも思いますが、環境初期は特に途中でも他のヒーローやピックが気になってしまって並行することもしばしばです(成績を優先するならメインは環境が固まるまで温存が安定しますし、並行も自分のデッキの把握にマイナスでプレイにも響くのでお勧めしません)。

それぞれ何周かした辺りからeuはいいけどアジアは調子悪いなとか思いつつも原因はなにかと考えてました。サーバー間の格差(euが勝ちやすくアジアが勝ちづらいはあります)とかツールが機能してない環境初期とか要素は多分にあります。環境に関しては他の記事を見てもらえばわかる通り、事前予想をするくらいなので他の人よりプールの理解は深いと思っています。興味本位で新カードを優先したり、嗜好がコントロール寄りなのでその時は自分がカジュアル層のようなものだったのでしょう。

そんな中でふとpcの右下の時間を見てみると。。私は普段から時計の設定で日本時間の他に東部標準時、協定世界時を表示させているのでeuはゴールデンだなぁと思ったのをきっかけに以前からの疑惑を思い出し、それから試しに時間帯で切り分けてみることにしました。

(閑話)サーバー格差とbot問題

思ったより長くなってしまったので分けました。飛ばしてもまぁ問題なし。
こちらから↓

具体的方法と実験結果

閑話休題。
そこで真っ当な生活リズムを基準にアジアでの推奨プレイ時間を設定し、他はスライドして下記の時間でやってみることにしました。私は安定した生活リズムではないのでちょうどよかったのもあります。
asia 16:00~02:00
eu   01:00~11:00
na   06:00~16:00             全て日本時間

5周目辺りから意識して時間を調整しながらやってみると成績に改善が見られたので今回記事にするに至りました。

また途中からもっと時間を絞れば成果が上がるのでは?との思いつきから、
asia 19:00~23:00
eu   04:00~08:00
na   09:00~13:00             全て日本時間

の時間設定も考えました。上を推奨時間とするならゴールデンタイムといったところでしょう(そのままですが)
細かく時間で記録していたわけではないので、データとしてゴールデンタイムの成果があったわけではないのですが、理屈的にも感覚的にも効果はあると感じました。
しかしながらこの時間帯しかプレイできないというのは軽いようでも縛られているように感じ、生活との兼ね合いから多少のストレスになる可能性もあり、人によっては合わないかもしれません。丁度生活リズムが合う人や、手段を選ばずに成績を上げることを目的とするなら問題はありませんが。

その結果、NAで自己ベストを更新できそうな成績で30週を終われました。感想としては上振れ感はあって、特にこの12勝率は今までの自分には無かった点で違和感があります。終盤は集中できてたのもあるが、勝ちが積みあがる度にやっぱこの理論だよなと納得してた。前シーズンだと11位相当。今後も別垢にはせず回すけど初めてランキング1ページ目の壁を越えられる成績が出せた(喜)。。他は途中ですがアジアが4,8、EUが6,1程度。アジアは最初のつまずきが大きいので遊びを入れてしまったり。EUは思ったよりは伸びてない印象。

とりあえず結果を出せたので多少の暴論でも通るやろって気持ちもあります成績がこけてたらこの記事はボツだったので。。

結論

今回たまたま結果が出ただけかもしれません。
ただ序盤の調子が悪かったり、ヒーロー勝率やデータが見えるようになったから戻っただけというのもあるかもしれません。
それでも今回はいつもと違う方法を試し自己ベストを更新したという結果を自分の中での結論としたいと思いました。(それも上振れと言われたらどうしようもないのですが…)
より正確に主張するなら全てのサーバーで結果を出すべきでしたし、期間を分けてそれぞれ時間内と時間外のデータを比べないと意味は薄いとは思いました。
しかしながら、そもそも個人単位のデータで証明できるものでもないので妄想に寄ってる可能性も否定しません。
それでも推奨時間内での成績と時間外での成績を比べると、腕にもよりますが平均2勝分近く差がでる可能性もあると思っています。
普段から時間内のみでプレイしてる場合でない限り内外の割合にもよりますが、徹底することで平均1勝分近く上乗せできると思います。
何事も徹底が大事。
真っ当な生活リズムの人には効果が薄いですが、きっちり時間内のみしか触ってない人も少ないと思いますし、時間が合わない人もサーバーを変えてみることで新たな発見があるかもしれません。
手段を選ばないで成績を上げたい方や疑わしいと思った方はぜひお試しください。時間を縛れというのではなく時間内外だけでも記録して比べてみてください。
少し意識して避けるだけでも効果はあると思います。
またおそらく環境初期のほうが効果が高く時間が経つにつれ下がることも予想されます(カジュアル層の減衰のため)

研究の今後

今回は日本での平日の時間設定に基づいているので、休日の時間設定やeuやnaでの生活や文化に沿った時間帯に関する設定が甘いと思われます。
また、より効果が期待できる幻の時間帯もあるかもしれません。
いつかHSReplayやFirestoneで時間帯別人口や勝率が出ることを期待します。
クリスマスの夜に相手が強い俗説も証明できるかもしれませんし。

あとがき

長々としたレポートを読んでいただきありがとうございました。
カード名もなくピックやプレイングにも言及していないハースストーン記事も中々ないと思います(笑)
記事の中でカジュアル層を下手くそとかカモにするという風に聞こえたかもしれませんが、馬鹿にしている意図はありませんのであしからず。(カモにはするのですが…)
自分としては自信がある内容と思っているので、ご意見ご感想があればこことかXにでもいただけたら幸いです。
偶然だとか、やってみたけど効果があったとかなかったとか。。
他に勝率につながりそうな情報とかヒントもお待ちしております。

今後も闘技場を中心に楽しんでいきたいと思っていますのでお気軽にXとかで絡んでください。
闘技場人口とランキング挑戦者が増えることを願っています。。

メモ用に置いておきます。
推奨プレイ時間帯    ゴールデン
asia  16:00~02:00 19:00~23:00
eu    01:00~11:00 04:00~08:00
na    06:00~16:00 09:00~13:00

↑これが言いたかっただけなのに6000字超のレポートになってしまった。。

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