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イジンデン 緑青 行基ターボコロッセオ


デッキコンセプト

 ハイケイの数だけCIPドローする行基を連打して大量ドローする《行基ターボ》をベースに、チンギス・ハンと円形闘技場のコンボを組み合わせた。
 行基はデッキを全て引ききることが可能だが、デッキを全て引いただけでは勝つことはできない。召喚権が限られているので、手札がたくさんあっても相手を圧殺できるわけではない。その時点で行基が3~4体連続ででているので盤面かなり有利になっているはずだが、アタックするには次のターンを待たなければならない。
 そこで、召喚権1が残っていれば大量に即応を持ったアタッカーを場に展開できるチンギス・ハン+円形闘技場をいれておくことで、大量ドローしたターンに勝負を決めることができるようにした。コンボパーツの円形闘技場がハイケイのためシナジーがあり、また巨大古墳によって余った手札を裏向きに魔力ゾーンに置けるのでチンギス・ハンとのシナジーもある。アタッカーの数を増やすためにも、魔力レベル8以上はオーブといえども裏向きでセットしていきたい。
 弱点は序盤の速攻で、動き出すまではろくにブロックすらできないのでどうにかして序盤をしのぐか、さっさとを魔力レベルを伸ばしたい。

デッキリスト

デッキ枚数:42
【イジン】18

《卑弥呼》4
 魔力ゾーンにデッキトップを一枚裏向きで置く。召喚権を使う代わりに、相手の攻撃を一回防ぐこともできる1マナのグロウ。序盤はマナを伸ばすのに役立ち、後半は回収と合わせると実質ドロー効果になる。また、チンギス・ハンと合わせてガーディアンの数を増やし、円形闘技場とも合わせるとアタッカー確保にもなる。強い。ついでになんか遺業を成してくれたらよりよかった。

《チンギス・ハン》2
 裏向きで魔力ゾーンに置く機会が多い(卑弥呼や巨大古墳によるセット権の増加)ので、相手よりも多くの枚数裏向きにカードが魔力ゾーンにおいてあるはず。円形闘技場と合わせて集団で相手を殴って勝つ。

《大伴家持》4
 ハイケイを置くと1枚ドロー。ハイケイを引いてそのハイケイを出してまた引いて・・・でドローが連鎖する。複数の大伴家持を置ければさらにドローは加速する。最終的に10000パワーとかになってる。相手がハイケイを置いても強制的に反応するので、相手ターンにこちらのデッキを0にされないように気を付けよう。(阿弥陀堂でバウンスするなりしてください)

《清少納言》2
 場に出た時マリョクの色に応じたイジンの魔力ゾーン送り能力と、ハイケイを置くことで自分相手問わず魔力ゾーンから一枚手札に戻す能力。
相手の魔力をバウンスしまくってランデスするもよし、魔力ゾーンを第二の手札にするもよし。ただ、ランデスはそこまでしなくてもランデスできる状況ならそのまま勝てる可能性があるので、お試し枠。
同型メタカード。

《行基》4
 場に出た時ハイケイの数ドローし、召喚権を+1する。行基で引いた行基を出して、さらにその行基を出して・・・とやるとデッキのカードをほとんど引ききってしまえる。
 全部引いたら、余った手札を裏向きで魔力ゾーンにカードを置いてから、残った召喚権でチンギス・ハンを出してガーディアン化、円形闘技場セット、即応で魔力ゾーンの裏側の枚数+残ったガーディアンや殴れるイジンの枚数で盤面ひっくりかえして殴って勝ちたい。

《最澄》2
 アタック時にハイケイを戻すことですべてのアタッカーにダブルプレッシャーを付与できる。実質アタッカーの数を倍にできるので通れば勝ちの文句なしのフィニッシャー。相手のブロッカーがやけに多い場合のダメ押しに。

【ハイケイ】12

《巨大古墳》4
 スタートフェイズ終了後、マリョク配置権が1増える。置いたターンには増えないので注意。序盤は多少ディスアドしてもさっさとマナを伸ばして大伴家持を置きたいので積極的に魔力ゾーンに手札を埋めていく。あとで阿弥陀堂や清少納言経由で回収できるのでコンボパーツだろうがなんだろうが埋める。
 後半でも、裏側マリョクはチンギス・ハンでガーディアン化、さらに円形闘技場でアタッカーになるので、配置権をつかてガンガン埋めていきたい。1Tで最大5枚もアタッカーを増やすことができる。  
 裏向きに置くカードは種類はなんでもいいらしいので、ゲーム後半に手札にダブついて困りがちなマリョクでも良い。

《魔よけの社》2
序盤の守りに。序盤にほしいカードは4推奨だが、ダブっても嬉しくないので2枚。

《阿弥陀堂》2
メインフェイズの開始時に、盤面のカードを手札に戻す。ドローをみてから戻すカードを考えられるのが◎。カードタイプも戦場、魔力ゾーン関係なしに回収できるので、行基を回収して大量ドローしたり、ハイケイを戻して執筆誘発させたり、序盤に魔力ゾーンに埋めたカードを回収できる。ダブっても無駄にはならないが、何もない序盤に引いても嬉しくないので2枚。

《円形闘技場》2
 ガーディアンがパワー3000即応を持つイジンになる。横並びで制圧する際に一気に頭数を確保できるカード。ただし序盤の防御はガーディアンに頼ることになるので、これを使うときにガーディアンがないときもある。そのため、チンギス・ハンとのコンボ推奨。これ自体がハイケイなので執筆誘発できるのも嬉しい。

《毘盧遮那仏像》2
パワー1000と、エンドフェイズに全員アンタップする。超パワー大伴家持を攻守に使い回せる。あると嬉しいがどうせワンショットするならなくてもいい。あるといいな枠。

【マリョク】12

《グリーンオーブ》4
 緑のデッキなので必須。
 1T目に卑弥呼を出したいので、緑の魔力がとりあえずでることがキープ基準になる。そのため、緑8:その他4くらいの割合でマリョク基盤を構成したい。
 ガーディアンにした場合、オーブは復元も持っているので破壊されても戻ってこれるのが良い。

《ブルーオーブ》4
 チンギス・ハン、円形闘技場を出すのに必要。また、このデッキは5マナに到達して大伴家持を早くだしたいので2マナ加速という意味でも必要。

《ポプリ》4
 序盤にアドを得る手段がないので他のマリョクよりも優先。序盤にとにかく魔力レベルを上げたい場合なら万葉集が優先か。
 阿弥陀堂で手札に戻して再セットして1ドローとかいう太平洋戦争末期のような苦しいアドの取り方もできる。

デッキ枚数について

 デッキの枚数が42枚だが、緑ソース8枚をマリガン有で初手に一枚以上ある確率はデッキ40枚で94パーセント、デッキ42枚で93パーセント。全体の枚数が2枚増えた程度では初手の緑ソースが1枚以上ある確率はほぼ変わらない。
(ちなみに、デッキ42枚で緑ソースが8枚でマリガンなしで1枚以上ある確率は74パーセント、マリガン有で93パーセント。
デッキ42枚で緑ソースが10枚でマリガンなしで1枚以上ある確率は82パーセント、マリガン有で97パーセント。
デッキ42枚で緑ソースが12枚でマリガンなしで1枚以上ある確率は88パーセント、マリガン有で98パーセントとなる。)
 一方で、ガーディアンとして埋まる可能性を考えると1枚しか必要ではないカードでも、ピンで採用するとデッキを全部引いても使えない可能性があるので、最低2枚は採用したい。
 そのため、どうしても削れないようであれば、デッキを全部引ききるポテンシャルがあるこのデッキなら、40枚を越しても良さそうだと判断した。

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