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RPFレッドドラゴンの感想文


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はじめに。
この本は星海社の企画RPFレッドドラゴンを読んで研究したり解析したりした結果をつらつらと書いていく感想文です。多分に散文ですし、当時のことを思い出したり、今改めて読んでみた感想が混じったりしていますがなるべく思ったことをそのまま書いております。レッドドラゴンに対する感情に一段落つけたくて作ってみました。各巻の内容を順番に追っていく形となっておりますので、作中の出来事を思い返しながらお読みいただけると幸いです。


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最初のシーンは紅玉いづき操るつながれもの、かつまじりものの奴隷少女エィハと魔物のヴァル。ヴァルヴァル鳴くのかしら。BGMが鳴るのね。良いな。
レッドドラゴン連載中はウェブで見れたのですが、シーンごとに音楽が実際に流れるんですよね。
コンベンションでは多数の参加者が同じ部屋でゲームする関係で音楽は駄目だったりすることが経験では多かったので。
登場人物のうち紅玉いづきさんとしまどりるさんはテーブルトーク自体が初体験らしい。逆に奈須きのこ、虚淵玄は歴戦ゲーマーっぽい。これがそのままプレイヤーキャラクター(PC)の年齢に即していてロールプレイ(RP)の臨場感の演出に一役買っていると思う。
紅玉いづきはバリバリのロールプレイヤでめちゃくちゃキャラに入り込み吟遊していく。
火山の中腹でしまどりる操る皇統種忌ブキの登場。二人は一緒に導入するのね。この先短くない付き合いになる絆の最初の出会いだと思うと感慨深い・・・
この辺から既に顕著なのだがしまどりるもとい忌ブキは台詞の選択が遅いというか行動するべきときに行動できないことが多かったりする。それはプレイヤがゲームに慣れていないということでもあるだろうし、まだ作成したキャラも世界観もつかめていないということだろうし何より彼はライターではないということかもしれない(何もしない、というロールプレイでキャラクタの性格を出すのははあんまり周囲に伝わりづらいよねーという自戒)。
この序盤の導入はおそらくこの二名と同じようにTRPGをやったことがない読者への導入でもあるんだろう。
このゲームでは判定にD100ロールをするみたい。僕はTRPGというものに片鱗でも触れたのは遊戯王のバクラ戦なのでD100に強い憧れを持っている。能力値は%で表記か。
で、竜が出ます。おお、いきなりなのか。話せない忌ブキに対してドラゴンブレス。ここでなにか語りかけれてたらなにかイベントがあったのだろうか。ヒントが貰えるとか?
いずれにせよここではドラゴンブレスだっただろうけど。
フィクションマスター(FM)の問いかけに逃げてますと答えるエィハ。あ、この人勘がいい・・・
しかしFMによる「二分で答えなければ二人とも焼け焦げます」の無慈悲な台詞。
まさかの導入でPC一人死亡。次のシーンへ。
奈須きのこがテーブルへ。というかシーンプレイヤーごとに入退室してるのね。紅玉さんがすごい顔をしていた。
奈須きのこ操る「スァロゥ・クラツヴァーリ」は黒竜騎士というワクワクする設定。あとキャラメイク時にメイドさんを連れてるらしい。キャラメイクのポイントを使って従者を作れるシステムなんだろう、というか奈須きのこの為にそのシステムを作って追加したということなんだろうけども。
みんな大好きというかなによりも奈須きのこgあ大好きなツンメイドのメリルさん。まぁ奈須きのこが考えた最強の嫁なのでただのツンメイドではありませんが。とりあえずスアローさんは物に触れると壊してしまう性質らしい。呪い、と。
今度は黒の竜かよ! 後に言うドラゴンジョージである。
竜との契約の際に初めてまともに達成値を出す判定が行われる。D100で技能値%以下の数字を出せば判定は成功。その後効果値(技能値の1割。切り上げ)に追加で振ったD10の値を加えたものが達成値になる模様。武器攻撃の場合はそれに武器の威力を足したものが実際の攻撃力。
で、三倍になるのか! 代わりに剣は砕けると。
スアローが受けたクエストは狂った赤の竜の討伐。狂ってたのか。たしかに話は通じなさそうだったけど。しかも黒の竜からの依頼で所属するドナティアからではないというのがこの場合はミソ。
契約の印に左足に竜の爪痕を残される。因みにもしこの左足のポイントがなくなったら判定なしの一発死亡らしい。
そして筋力頑健が三倍。さらに契約印を開放した状態だとさらに三倍になるそうで。素の筋力が60%だから開放状態だと540%。パーセントとは・・・
もっとも、このゲームでの一般技能(「片手剣」とか)は複数の技能値の平均で算出しているので筋力だけ高くてもそのままの数字が使えるわけではない。
思わせぶりな台詞を吐くだけ吐いてスアローのシーンは終了。次は殺人鬼。
もとい虚淵玄操る武僧、婁震戎のシーン。
ドラゴンとかには布がかぶせてあるのね。
中国っぽいイメージの黄爛の首都で偉い人からクエストを受ける。こっちも竜の討伐。しかもその剣でという念押し。喋る剣か・・・ 七殺天凌登場。こっちもこっちで虚淵玄の考えたさいきょうのヒロイン。通称媛。表向き快諾したように見えて婁さんは媛に竜の気を喰わせることしか考えていません。そこんとこ一貫しています。が、さらなる念押しとしてドナティアの黒竜騎士には殺させるなとのこと。もうさ、二人に殺し合えって言ってるようなもんじゃん。しかもさ、お膳立てするまでもなく二人は殺し合うしかないわけじゃん。最高だよね。
ここでシーンは冒頭の火山の革命軍全滅現場に戻り、エィハは燃え尽きてしまいましたが(!)忌ブキは生きているので火山のシーンから。
焼け跡から革命軍の死体が復活してきます。「還り人」の設定。エィハとヴァルも意思判定後に蘇りますが、この判定には意味が・・・
というわけで生き返ったよ!良かったね!不穏なものしかないけどね!
というわけで各キャラの導入が終わり、メインシナリオがスタートしていきます。この時はまだ、面白そうな舞台設定とワクワクするキャラクター達の冒険にワクワクしておりました。みんなもそうだよね。


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あーつながれものやまじりものは差別対象なのか。
たどり着いた街で革命軍のリーダー阿ギトさんを探す。その前にこの街に忌ブキの幼馴染が住んでいるよう。幼馴染に対する紅玉さんの食いつきがすごい。
やった! ツインテのロリだ!
そこでスープとパンを振る舞われる。このゲームで初めていいことに出会った気がする(笑)でもこのスープはとても重要なアイテムなんだよなぁ、というか、紅玉さんがそういう風に語ったのか。先々を見越して言っておいた伏線の台詞もあるだろうけど、ライター三名の過去のイベントから台詞を運用する上手さはやはり年季・・・と思わされる。
赤の竜が狂って村を焼いて回っているというのは島中で噂になっているよう。スープは飲み干す。
留置所に移動して件の阿ギト氏に面会する。
つながれものの短命設定。今思えばこれ紅玉さんの大好物なんだなぁ。
そして赤の竜退治の混成調査隊の話。これでスアローや婁さんと合流することになるのか。
阿ギト氏が革命について一席打つ。ちょっとこう、嫌な予感のするタイプ。悪い人じゃないんだけどいい結果にならないタイプと言うか、予感です。
ここでやっと全員集合。まずはスアローがニルカムイの港につく。キャッキャはしゃいどるな・・・
次は婁さん。この人、人間を血袋としか見てねえな。というか、媛への供物か。
「隠密」での判定。96以上は自動失敗なのね。スアローに見つかっとるやん。で、その失敗を取り返そうとするガチプレイ・・・ このゲームはロールプレイングフィクションというお話づくりのシステムなのでこういうプレイができますが、通常のTRPG卓でのガチプレイは空気を読んで行いましょう、という話。
達成度の目安、10以上でその筋のプロか。技能値が50%で期待値で出せる値だけどもこのゲームの達成値は10の振れ幅があるので固定値のほうが大事よね。
で、ガチプレイの結果、替え玉を送り込むことに成功・・・マジか。
子供二人とスアローの対面。レッドドラゴンを最後まで彩る問題の問題発言「育たない系」。そして従者に関節を極められる黒竜騎士。
「質問していい?「確かに会いました「やっぱいるよなあ「みんな死んだわ。ここらへんのコントめっちゃ楽しい。和気あいあいとしてるよね。
ここで婁さんの送り込んだ替え玉がボロを出して退場。流石にこの場ではマスターの駄目が出たか。
全員集合の見開き絵。この絵見てるとなんか目から汗が出てくるんですが。いや媛の品定めが始まってますが。フレーバスキルだけど婁さんは視線を固定したまま視界の端っこを見れるのね。
「ひとりぐらいは生き残っているといいね!」ほんとにね!
三ヶ月の時間制限と軽く島の探索方法を説明。この三ヶ月の区切りを素直に信じてました。
情報。赤の竜と親交のある人物がいる。禍グラバ・雷鳳・グラムシュタール。三カ国の名前。不死商人。とりあえず最初の小クエストはこの人に会えってとこだろうか。
頑張って交流しようとするスアローとするりと躱す婁さん。これはまだ衝突ではないのだが。
次のシーンに飲みニュケーションを提案するスアロー。全員賛成。でもお流れになる。
島を巡る乗り物に案内される。魔象ガダナンと獣師のミスカさん。アウトらしい。陸路で目的地であるハイガへのルートは二種類。一応、船で行くルートや何もかも無視して中央の樹海を突っ切るというのもあったらしいけど、このへんはまだみんなそんな無茶な提案はしなかった。
各プレイヤの思惑を合わせて二時間の自由時間ということに。
奈須きのこは婁さんというか虚淵玄をめちゃくちゃ警戒してるんだけどキャラクタのスアローが天然だからそんな極端な行動がとれないのでどうにかこうにか婁さんにボロを出させるために色々やってんだけどひとつも上手くいかない、というのは旅の風物詩感。自由時間で情報収集。そして婁さんも情報収集。スアローも婁さんの剣に探りを入れるがめっちゃ睨まれる。当時はわからなかったがこれはまぁ他人の女に色目を使ってるようなものなので媛ガチ勢の婁さんに怒られるぞ。
スアローは使った道具がぶっ壊れてしまう性質なので一つの道具を使い込むことに興味があると。ここで最初の一刺し。「あなたは道具に嫌われている」そして自分は好かれていると言いたいの?
このようにこの先殺し合いポイントが少しずつ貯まっていきます。
一方阿ギトの恩赦に立ち会うことにしたエィハと忌ブキ。エィハから、というより紅玉さんからしまどりるさんへの「さぁロールプレイやってみい」というトス。だと思ったけどこれめっちゃエィハ喋っとるな。エィハの生き様。命の順番。この先エィハを剣とするならそこらへん考えとけよっていう紅玉さんの優しさですね。「あなた、わたしを殺したのよ」。優しさ・・・
阿ギト出所の前に戦闘シーン。レディセットで行動順を決定。忌ブキの能力で反応速度アップ。反応速度はおそらく知覚と敏捷の効果値を合わせたもの。反応速度は行動回数にもかかってくるのでD10も増やせるのはめっちゃ強いです。
魔術に関する言及。ドナティアの三大と黄爛の三大。たしか「竜魔術・現象魔術・創造魔術」と「混沌術・陣術・宝術」だったはず。
戦闘に関してはもうヴァルが一方的に噛み付いて終わりという感じなので詳細がわかりません。というかゲームを通して2ターン目というのが無かったので1ターン目終了時から2ターン目開始時の処理が全くわからんのです。余った行動フロータイムどうすんだろ。新しく出てきたシステムは、攻撃技能値が100%を超えていたら複数回攻撃できる。全身が部位に分かれている。あとで判定ダイスの1の位を使用していることが判明(7は胸部)。耐久値はFPとBPに分かれている。スタミナという概念。もとの技能値の十分の一で効果的成功。達成値が2倍になったり攻撃に追加効果が付く。致命表。受ける側は武器でブロックできる。
三人屠ったところで残りの人達は逃走。ひどい。
婁さんに謎のメモ。中身はすぐにわかる。
阿ギトを無事救うことができました。が、このイベントを逃すと容赦なく阿ギトは死亡。シナリオにものすごい影響が出ていたと。驚愕する紅玉さん。多分こういうのの積み重ねでどんどん目が荒んで行ったんだと思う。
命を一つ助けられてほんの少しの満足感を得ることができた忌ブキ少年。でもそんなんじゃ全然ものの足しにもならないんだよなあ!
幕間。さっきの婁さんメモの中身がわかる。念入りにも他の参加者を退室させたあと、路地裏で先程逃げた襲撃者が襲われる。もちろん婁さんと七殺天凌。
おなかすいたってことだったんだね。「意思」判定で魅了の対抗チェック。そういう能力まで・・・
婁さん、黄爛武術455%。


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さて自由時間も終了してようやくニルカムイの冒険が始まります。すでに不穏の種は蒔かれていますね。スアローさんのボンクラな理由で比較的快適そうなルートを選択。
ガダナンに揺られてのんびりとした旅路。イベント表を振ったりはしますがレッドドラゴン最初で最後の穏やかな旅路かもしれない。
道中で謎の男に出会う。意外と長い付き合いになるあの人。婁さんにこっそりメモ。黄爛側の人か。それに加えてイベントの導入。モノエという街で小競り合いを止める。忌ブキの正義ムーブと薄汚れた大人たち。
モノエの街ではすごい普通のRPGみたい。酒場での情報収集。ここでも差別的な目で見られるエィハ。地域知識による判定が多い。基本技能は「知性」と「知覚」で「知識」はまた別のステータスになるっぽい。おそらくキャラメイク時にある程度決まるのだろう(出身地とかで)。
婁さん立ち位置は普通に黄欄の軍人なので普通に顔見知りの人がいるんだ。マスケット銃使いの楽紹という千人長。まどマギ放送直後だったのでマスケット銃にキュンとなっていた覚えがある。
黄爛出身の婁さん、黄爛の地域知識ないのかよ!
とりあえず子供は助けたいスアロー。まぁきっと奈須きのこのことなのでまたこんがらがった理由で子供を見捨てられないんだろう。
で、黄爛軍と交渉。各国陣営がまんべんなく入っているパーティなのでその場で最も有効な人材が交渉にあたる。すごい。綺麗なチームプレイだ。そしてスアローは貴族プレイだ。忌ブキの鎮圧行動。結構気軽に角晒していくね・・・
おお・・・難しい交渉の判定など一切なくある意味パワープレイで鎮圧していく。逆に熟練者はできない行動かも。しかし行動はするものの言葉の出ない忌ブどりる。それをフォローする紅玉エィハ。これはこれで美しいチームプレイ。この時点ですでに両者の役割は決定しつつあったんだなぁ。
忌ブキは黄爛につかないかと交渉を受ける。とはいえこの状況ではつまり黄爛に取り込まれろってことになってしまうだろうから周りからやんわりやめとけ言われている・・・
不死商人禍グラバ氏と会うためのアイテムを入手していく。このあたりでは婁さんなら三分で皆殺しじゃない(笑)みたいなギャグになってたけど、やる気になったらマジで三分なんだよな。
街道移動。この辺もうちょっと描写してほしかった。もっと移動表振ってる様子見たかった。大きな街につく。黄爛の支配地・仁雷府という。謎の男・瑞白さんと分かれる。お礼に黄爛とのコネクションを貰う。また自由時間。婁さんは自由時間の度に隠密してるな。忌ブキとエィハ、革命軍の人と合流。なんかエロいおねーさんとなんかエロいロリ・・・ めっちゃ好みの造形なんだが・・・ 後に設定がさらに好みなことが判明する。ほのかに百合感あったね。ドナティアが不死商人狙っているという情報を得る。つながれもののうた? 革命軍との連絡手段を貰う。調査隊のことを聞かれて「優しい人達」だと。こいつなんもわかってねえ!となった瞬間でした。
スアローの情報収集。謎の男瑞白さんは黄爛のめっちゃ偉い万人長・白叡さんでした。知ってた。
黄爛も不死商人を抑えようとしている。あーこういうイベントね。参考になるわー(禍グラバ氏が参考にならなかった)合流して情報をすり合わせ。どちらの陣営よりも先んじてかっさらってしまおうという作戦。さすが主人公陣営。
しかしその夜、婁さんこと虚淵玄が本気で動き出す。いや後で思えばこんなのまだまだ本気じゃなかったんだけど。また替え玉(今度は本気の)を用意して一人不死商人の街ハイガへ向かう。マジか。そんなんしていいの。これはRPFなので。おそらくみんなで見るはずだったハイガの街の様子や従者の二人のイラストなどを婁さんのスタンドプレイで早めに見ることに。一応スアロー達の移動の様子も。ガダナンガダナンお鼻が長いのね・・・
婁さんのスニーキングミッションが始まる。崖登りの登攀判定。難易度が10~30って技能値が200%以上要るんだが。この辺でスキルを使って難易度を下げる。身を軽くする軽身功とか闇夜を見通す猫の目とか。難易度30の判定を25の二回判定にするとかはマスタリングの参考になる。この辺上手くアドリブ効かせられると良いよね。実際の登攀は隠密でクリティカルすることによって見張り素通りというエグいラックを発揮。簡単に侵入してしまった。当たり前のように従者の片方を始末して片方を拷問するとか言い出す。アカンでこの人。いやこれどころではないんだけど。第一夜のクライマックス。巨大な水槽に浮かぶドラム缶。用意される「例のモノ」。そして奈須きのこの絶叫とともに部屋に現れたのは五人目の参加者、成田良悟!
レッドドラゴン開始時点でのメンバーのイメージは「奈須きのこは言わずとしれたシナリオライター。DDD3巻出してくれ。この人がいたらとりあえず面白いだろう」「虚淵玄はまどマギの人。フェイトゼロも読んでいたのでこの人と奈須きのこのコラボは絶対面白い」「紅玉いづきは電撃文庫で童話っぽいテイストの話でデビューしてた人。あんまりたくさん本出してるイメージはなかったけど」「しまどりるは直前の企画で集まったイラスト描きの人。大抜擢では?」「三田誠はレンタルマギカの人。読んでなかったけど名前は知ってる角川スニーカー三大の一人」「成田良悟はバッカーノ!でデビューした人。絶対面白いからいつか読もうと思って後回しにしてるうちに微妙に乗りそびれた」


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五人目のキャラクター、禍グラバを加えて二巻の内容に入っていきます。全身を道宝に換装した老人、思ったよりロボロボしかった・・・ いやむしろロボを超越してドラム缶だった。婁さん、交渉というか脅迫を始めるがやたらと話が速い。執拗に食事に誘われる婁さん。禍グラバ氏のスキル「天性の勘」。状況をFMに尋ねることができる、ってすげーメタスキル。面白い。スアローたちは移動表を振っている。忌ブキの現象魔術「コールレイン」消費魔素40は最大値の半分くらい使うがいいのか。土地の魔素と相性がいいと消費が減るみたいだが5点軽減は少ないな・・・ コールレインの消費がめっちゃでかいのか。あ、厳密には忌ブキのは現象魔術ではなくて皇統種の力で似たことができるのね。というか上位互換なんだろうな。忌ブキに目的がない。なんとなくで革命軍の意思を引き継いではいるけど、この時点ではあまりモチベーションは高くないんだなぁ。
エィハがお兄さんお姉さん呼びするの好き(かわいい)。やはりスアローに目的意識が薄い。困った呪いを解いてやるって言われてるのにあんまりそこに拘ってない。どうでもいい、のか。
忌ブキは赤の竜に会ったことがある模様。覚醒イベント。エィハ、忌ブキ、スアローで命に対する意見交換。とてもテーブルトークで良い。普通にTRPGする範囲ではその場で作ったキャラをここまで掘り下げれんというか、自分でキャラを掴むまでに暖気タイムが要るよね。上手く導入を使ってキャラを掴ませてあげたい。
メリルさんとスアローの関係。すごいめんどくさい感じがする! 一般人には立ち入れない領域だわ。大変奈須きのこなのだわ。でも今思えばメリルが死んでもスアローは泣かないだろうってのはその時にはスアローも死んでるだろうって意味にも取れなくないっていうか。バランス。スアローほどバランスに欠けた男もおるまいて。
禍グラバタイムが始まるよー! 情報集して調査隊に追いついたり花火上げて軍を牽制したり。ハイガの街で情報収集。スアローが何か面白いことをしている。本物の婁さんがパーティに戻ってくる。
知性判定に失敗するとスアローが合言葉を忘れる。そんな面白いことを・・・ 上手く行ってないけど。基本的に婁さんを追求しようとしてるのは奈須きのこで、スアローにそのつもりはまったくないというところがポイント。スアローというキャラ的に怪しんだり疑ったりはしにくい。婁さんは婁さんでスアローの赤の竜に対するモチベーションを測っておきたいみたい。こっちも思ったようにはいってないけど。禍グラバ氏が従者二人を送り込んでくる。かわいい。素直なシャディがかわいい。スアローに対するソルの態度がかわいい。婁さんに殺されそうだったけど。玉座に飾られるドラム缶。皇統種についてまずいことまで知ってしまう禍グラバ氏。婁さんに脅されている体なので婁さん有利に交渉が進んでしまうが、さらに上を行くプレイングで黄爛ドナティア双方と同盟状態になってしまう。スアローめっちゃ嫌そう。スアローはドナティアの野営地に向かう。読者的に始めて見るスアロー以外の黒竜騎士。ウルリーカさん。後に伝説となる。美人! セイバー系の正統派美人。ウルリーカさんは禍グラバ氏に対して割といい印象をもってるみたい。穏便に話が進みそう。しかしもう一人のドナティア側のNPCエヌマエルさん登場。後に伝説となる。協会側の人で宗教第一の人だから竜をトップに置いてる黒竜騎士団とは仲悪いみたい。いきなりシリアスになったスアローが交渉。そんな事もできるのか。いや結局逆鱗に触れてるけど。
また他のプレイヤーが追い出されて密会が始まる。キーアイテム「黒の楔」。使用すると周囲の魔素をドナティア有利に傾ける。これを使ってドナティアに利せよと。
密談終了後は禍グラバ氏と婁さんに化けていた千人長、祭燕さんとの密談シーン。すごい嫌味の応酬。婁さんハーレム。嫌すぎる・・・ さっきと同じように追い出される婁さん以外のプレイヤー。これでスアローには察しがついたろう。しかし自分ちなので聞き耳する禍グラバ氏。知覚判定でクリティカルを出す。引きがすごい。ここでの判定は一段階有利だったのでD10の一の位と十の位を入れ替えることができた。二段階有利だとクリティカルが1~5で発生するようになる。多分有利段階は二段階までだと思われる(不利段階も同じ)。先程と同じように「白の楔」を渡される婁さん。ルールは真反対で同じもの。トップシークレットなのにパーティの大半が知ってるアイテム・・・ 婁さんは媛が味わえるか心配してるし。


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忌ブキが夢を見ているシーンから再開。竜の台詞はいつも思わせぶりよね。婁さんとスアローも帰ってきて全員集合。禍グラバ氏は赤の竜と直接話しをしているみたい。しかも自分が狂うことをわかってたんだね。赤の竜の狂乱が自然現象なのか人為的なものなのか考えていたけどあくまで狂うものとして狂った模様。最後に竜が正気を保てる場所として始まりの場所オガニ火山が示される。てことはやっぱり最初のシーンで忌ブキが何か喋れてたらなにかの話はできた可能性がちょっとある。
赤の竜の禍グラバ氏への伝言は「いぶき」という名の人物を助けてくれとのこと。禍グラバさんは同じ名前の別の人を知っていると言っていたし字を開いてるのは意味があるな・・・ というわけでパーティに禍グラバ氏を加えてオガニ火山に出発。
また婁さんこっそり暗躍してる。禍グラバ氏を脅しに行く婁さん。華麗に回避する禍グラバ氏。で、禍グラバ氏に先程の白の楔を開示して協力を要請する。ニルカムイを守りたい禍グラバ氏としては土壌汚染兵器は見逃せんわなー 黒と白の楔両方あったら打ち消せ合えるし。婁さん堂々と国より価値のあるもののために動いてると言う。まぁ媛だし。
エィハは友達という言葉を大切にしている。赤の竜と忌ブキの関係を友達と呼び、できるなら竜を正気に戻せないかと。え!? そんなのアリなの? とても手段自体があるようには思えないんだけど革命軍にもらった念話札でユーディナさんと会話。正気に戻す方法はもちろん知らなかった。話はオガニ火山に。様子がおかしくなっているらしい。オガニ火山周辺の村が壊滅していたり。そりゃそうだろう。還ってきたのがエィハだけなはずがないし、もしかして赤の竜に殺されると還り人になりやすいのか? というか還り人って基本正気を失ってるという話なんだが、まぁ、ゾンビ状態の革命軍がいるんだろうなぁ・・・ だとしたら巨人とイズンもいるんだが。というかエィハはなんでおかしくならないのん? キーワード「契り子になる方法」。ユーディナさんから忌ブキに質問。「誰の味方になりたいのか」。その答えは未だあらず。
がダナンに乗ってロズワイセというドナティアの要塞へ。ウルリーカさんに頼んで壊滅した村の生き残りと話をする。やっぱり岩巨人いる。40メートルかー 還り人が正気を取り戻す可能性はあるか?
ニルカムイの歴史を通して皆無。うん。忌ブキはすごく身に沁みてると(彼の村は村人に迫害され殺された後還ってきたドナティア宣教師に焼き滅ぼされている)。婁さんの七殺天凌がウルリーカさんを食べたがっている。逃げてー! スアローはなるべくなら竜を殺すよりも正気を取り戻させたいと。意外だ。それはそれで「どうでもよさ」なのか。むしろどうでもよくないのか。切実なのか。エィハはイズンを殺す覚悟をしている。スアローも。
とうとうオガニ火山に到着。マグマの中に巨人が立っているイラスト。ずっと同じところをうろうろしている。やはり巨人の肩にはイズンが。生きてるのか・・・? いや死んでたら巨人も死ぬのか。そして巨人の胸部には巨大な爪。ぜったい赤の竜の爪やん。めちゃくちゃ重要アイテムやん。まだ生きている竜の爪。巨人を食わせろという媛。知性判定で楔が巨人にも有効だということを思いつくスアロー。
禍グラバ氏、飛べる。忌ブキをイズンと話させるため連れて行くと。婁さんは巨人の背後に回り、初期ポジションを決定。はじめてのみんなでボス戦。
レディセットで反応速度確認。婁さんとスアローは自前で反応速度の上がるスキルを持っている。忌ブキは自分の反応速度は上がらないが周囲の反応速度を上げることができる(しかも大幅に)。ヴァルの反応速度が抜群に速い上に獣型のキャラクターはメイン行動後に減らす行動フロータイムが低いので普通のキャラより多く動けるので強い。ヴァルの攻撃はクリティカルとか防護点無視でダメージを与えているのだが、巨人は元の体力が多いようでかすり傷みたい。その後は婁さんの行動。七殺天凌を抜き放ち、魅了能力を開放する。禍グラバさんは天性の勘で察知して逃げたけど。巨人に攻撃。婁さんの伝家の宝刀「二の打ち要らず」。生体魔素を消費してダメージを追加する特技。さらに七殺天凌の能力で与えたダメージ分の魔素を吸収する。巨人はその巨体の分体力は多いが、生体魔素はそこまでなので普通に戦うと七殺天凌が吸い尽くすというのが大変効果的。1回のメイン行動で350点のダメージ。スアローの生体魔素は60なので約6人吸い付くせる計算。その前にダメージで死亡するけど・・・ 剣を抜き納めはサブ行動でこれもFTを1点ずつ消費する。
ダメージを与えた結果巨人、というかイズンが反応する。竜の爪を狙えと。部位狙いの代わりに巨大さのため達成度を半分にしたら誰でも狙えるという裁定。この達成度半分というのは隙間狙い(防護点無視)とかにも使われたりしているので「難しい行動は達成度半分」というルールが有るのかも。空飛ぶ禍グラバ氏から巨人に降りるための敏捷判定。忌ブキは40%しかない。禍グラバ氏も判定失敗。が、魔法「フェザーフォル」で着地。高いところから飛び降りたり落下ダメージを無くす魔法だろう。忌ブキのメイン行動でないけど、FTの消費で魔法を使える模様。その分行動順が遅くなる恐れがある。スアローは契約印を開放もせず1攻撃。様子見だがなんか忌ブキの高感度は上がっていた。で、やっと巨人の攻撃。このゲーム、どうやら回避判定というのはあるみたいなのだが、味方側が回避することがゲームを通してあまりにもなさすぎて回避のルールが全くわからない。代わりにリアクションで行うのがブロック判定。これは武器技能で行うので多分(武器習熟があると)1段階有利になるしみんな技能値高いのでブロックばかり行われている。もしくは描写されていない。婁さんはもちろん七殺天凌でブロックなどしないので「ブレス切り(武器にダメージを負うことなく魔法やブレスをブロックできる)」を行う。スアローは契約印を開放し、能力を大幅に上げて普通にブロック(どうせ1回で砕け散るので)。禍グラバ氏はブロック失敗! 90D10という巫山戯たダメージをかき消すために「黒の楔」を使用。魔素流が変化して、巨人の攻撃力も低下。しかしヴァルは左脚で受けて瀕死状態。禍グラバ氏は自前のエネルギー属性防護点で弾く。また婁さんの攻撃。まだ七殺天凌を見せたくない婁さんは移動力を余分に払って死角に入りつつ攻撃。弱点部位というか腹が弱い様なのでそこを集中攻撃。レッドドラゴンでは全身が部位に分かれていて命中判定をダイスの末尾で行っているが、婁さんの特技「部位狙い」はさらに追加でダイスを2個振って命中部位を選べる。クリティカル時の「致命表」も活躍しているが、これ防護点無視したり達成度3倍になったりやりたい放題なんじゃが・・・ そもそもエフェクタブルで達成度2倍になるのに・・・ さらにヴァルの攻撃で竜の爪は剥がれ落ち、巨人の強化も解けていく。戦闘が1段落したところで忌ブキのターン。イズンに声をかけに行く、がまた言葉が出てこない。1分で忌ブキのターンは終了して巨人の拳が婁さんに当たる。婁さんはバックステップでの移動距離が長いので回避はできるが回避のための移動力を使い切っている。もちろん七殺天凌でブロックなどしない。代わりに左腕でブロックというとんでもない選択をし、左腕は粉砕。余剰ダメージが他の部位に。だが特技「不屈の闘志」でギリギリで戦闘続行というとんでもない行動を魅せる。それもすべて恋する魔剣のため・・・ 婁さんマジ婁さん。
続いて忌ブキの行動。やっとイズンを殺す覚悟を決め、魔法攻撃を行う。が、ここで奇跡的なアンラキー。ダイス目が95以上は自動失敗してしまう。
やるせない気持ちのままスアローのターンへ。今回ではじめての真面目な攻撃。クリティカルで達成度3倍(末尾の数字1は命中部位任意?)さらに竜魔術「黒の刃」でダメージが12D10。さらにスアロー自身の呪いが加わりさらに3倍。しゅごい。
巨人を両断して戦闘終了。婁さんは左手がひしゃげているので「応急手当」。負傷したまんまだとスタミナが減るみたい。死亡判定についても誰もしたことないので詳細はわからず(即死とか自殺とか・・・)
スアローは攻撃する度に剣が砕けて新しい剣を抜いているのだが、それが一つの剣を偏愛している婁さんの逆鱗に触れた。このへんからもう二人は殺し合うしかなくなっていくのだなぁ。イズンの歳以後の言葉。忌ブキに傷を与える。
イベント自体は終了し、竜への手がかりである爪を手に入れる。そこで禍グラバ氏に念話での通信が。黄爛がニルカムイに融資をしてお金で影響力をもとうと仕掛けてくる。すかさず同額を融資する禍グラバ氏。相手一国やで? ここからレッドドラゴンは経営シミュレーションの様相を呈してくる(?)
禍グラバ氏はドナティア大使であるスアローを通してお金を使うことで黄爛を牽制しようとする。が、スアローはスアローなので及び腰。しかしその判定をNPCのメリルさん相手に行うという搦め手。つよい。スアローはキリッとした顔で責任から逃れるが、交渉を受けたメリルさんはスアローに不利益がないようにと。メリルさん・・・ あなた・・・
戦闘後にもげた左腕の心配をする婁さん。五行体を用意しようという禍グラバ氏。これも後の厄ネタ。ロズワイセ要塞まで戻ってきてイベント。ドナティアの擁立している皇統種が明かされる。名前は祝ブキ。もうひとりの「いぶき」である。従者としてなぜかシュカでスープをくれた真シロちゃんがついている。この発表でドナティアの黒竜騎士団が正式に赤の竜を討伐することを宣言する。さらに革命軍の指導者、阿ギトからの手紙。このイベントで忌ブキは革命を起こすことを決める。千の民を殺し、万の民を救うため。王様になるという宣言。
こういうイベントがあるとプレイヤーもどうやってキャラクターを動かしていくか方向性を決めることができるんだよね。「何しても良い」状態でやること決めるのは難しいので。ここからゲームは動いていく。プレイヤーレベルでも、キャラクターレベルでも。


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第三夜の内容に入っていきます。今回はセッション中に1ヶ月が経過しているのでレベルアップがある様子。休暇表か冒険表を振ってステータスが上がったりコネクションを結べたりできる。表でなく個人的な提案もあり。婁さんはこないだ失った腕の代わりを入手。いろいろ機能がついてるぽい。スアローは色んな種類の特殊な剣を用意してもらった。全部支払いは禍グラバ氏。うーんお金の力・・・ 婁さんの1ヶ月は休暇表を二回使って技能を上昇。特技「鞭絡め」を取得。忌ブキは休暇と冒険で技能上昇。革命軍過激派を説得したらしい。特技「呪文詠唱」を取得。エィハは休暇で変わった魚を食べている。しかもこれスアローと一緒らしい。なんかちょっとスアローとエィハのバディ好きだな・・・ 虚無の青年と未来のない少女。幼いまま死んだら永遠と言えるよねー。スアローはエィハと魚を食べ、子猫を追いかけていた。楽しそうだな。メリルさんはウルリーカさんと仲良くなっていた。黒竜騎士の御し方を習っていたのかもしれない。禍グラバ氏は休暇でごろごろしていた。ごろごろしてたのかよ! 従者の二人もそれぞれコネクションを繋いだみたい。従者はプレイヤーのリソース扱いになってるのね。
レベルアップ後はオガニ火山が突然噴火するところからスタート。誰か余計なことしてませんか? というジョークが飛んだが、余計なことどころではないんだよなぁ! しかし巨人討伐する予定だった黒竜騎士団のシメオンさんが一人で流れ来る溶岩流を止めてしまう。超強い。契約印を開放すると手持ちのクレイモアが三倍の大きさになるんだってさ。スアローが怪しまれている・・・
その後はハイガでのドナティア大使館落成パーティ。各々調査判定など。案の定、オガニ火山回りの魔素流が黒くなっている。続いて禍グラバさんの奥さんトーク。いたの!? 成田良悟氏にもぼくのかんがえたさいきょうの嫁が。メカクレ。その話に感化されたのかメリルさんも身の上話を。成長しないと思って買ったまじりものの奴隷が育っちゃったという話。「育つとは思わなかったんだ」はクズすぎる台詞だがまぁスアローにしてみればそれなりに切実な思いではあったんだろう。台詞はクズだが。
次の大きなイベントは三国合同親善会議。禍グラバ氏も呼ばれることになった。混成調査隊のメンバーも参加するようにと。赤の竜の狂乱は大した厄ネタなので経過報告もあるのだろう。今んとこの成果は竜の爪くらいか。隊の護衛にはウルリーカさんも同道するという話を聞いて婁さんの目が輝く。七殺天凌ずっと黒竜騎士食べたいって言ってたからなー しかも禍グラバ氏に内緒で相談。あー五行体の代わりに白の楔一本渡してたのか。スアローが岩巨人戦で使用した楔は2本。だが与えた影響は6本分らしい。うわー やばい 楔も効果3倍になるのか! 婁さんはさらに楔を使って禍グラバ氏から買い付け。モノはウルリーカさん。逃げてー!! 婁さんと禍グラバ氏の大事な物についての会話。婁さん、ちょっと殺人鬼なだけで普通の人なんだよなー。ちょっと恋に狂っているだけで。
ドナティア側の密談。ウルリーカさんは禍グラバ氏が嫌いではないらしい。犠牲を最小限に戦争を終わらせたエピソードなど。スアローは興味がないらしい。お前。もうひとりの祝ブキは双子だったのね。
とうとう出発。婁さんの護衛人数チェック。少なかったら殺すと書いて殺るつもりか・・・ 
竜の爪は変形して両手剣くらいの大きさになってしまったらしい。使い手によってかわるのか。ていうかスアローが使ったらぶっ壊れるよね・・・ こんな重要アイテム。婁さん、食事の度にナイフ叩き折ってるのか。うーん。魔人だ。エィハは竜の爪になにか感じている模様。なんか赤の竜とのつながりができてるのかな。旅の道中、ウルリーカさんの周囲が5人以下になったら行くので。という婁さんの恐ろしい宣言。スアローもできれば斬っておきたい。ダイス目次第で婁さんの襲撃タイミングに。ドナティアの魔術圏に入ってぞわぞわする忌ブキとエィハ。ウルリーカチェックはセーフ。婁さんというか虚淵氏的には女キャラは殺す。おっぱいでかければなおさら。という恐ろしい行動理念を持つ。すごい緊張感だ。ロズワイセ要塞で一旦休憩。エィハも元奴隷で革命軍にさらわれたのね。ジュナとガチンコして負けたから。皇統種である忌ブキは魔素流の変化をことさら敏感に感じている。この感覚が少年を革命に走らせていくんだね。禍グラバさんに相談したい忌ブキ。眼の前で別の女の(違う)話をされてキレるエィハ。眼の前にいるんだから私と話せと。エィハは忌ブキの剣なのね。刹那的な少女だわ。そして、エィハは阿ギト氏ではなく、忌ブキについたんだと宣言。忌ブキには友達が必要だとエィハ。赤の竜をどうにか元に戻したいんだねエィハは。ていうか君では駄目なのかい・・・ 寿命短いから・・・? 辛い。次のシーンはスアローのイベント。なんと声が出ます。何を言っているかわからないかもしれませんが、公式サイトではボイスが流れ、単行本ではQRコードを読み込むことで黒の竜の声が実際に流れるのです。しかも中田譲治さん。言峰綺礼の声の人。黒の楔を落とした影響他所から干渉できるようになったらしい。ご褒美として新しい能力「黒の帳」を習得。防御系の能力でウルリーカさん守れるかも? メリルもそれに反応。メリルとはつながっているらしい。この設定、スアローとしては秘中の秘だから仕方ないけどエィハが知ってたらこう、凄い良いシーンを演じてくれたんじゃないかって妄想がものすごく捗りました。スアローは今の所忌ブキの味方をするつもりで、その結果ドナティアに反することになるかもしれないのでその時はメリルは自分の商会に還ってねという言葉に対してメリルさんの正拳が入るというあまりにも美しいお約束。メリルさんが育たなかったらかー スアローホントのホントはどっちだったんだろうな。育ってほしかったのかほしくなかったのか。黒の竜の念に忌ブキが干渉する。黒竜と赤竜の落とし子の会話。黒竜はドナティアと組むことを勧める。というか今までのニルカムイを守りたいならそれはドナティアのやり方だ、という話。
忌ブキはメモで返事を渡すのだが、まぁ革命なんでしょうな。エィハをキレさせといて禍グラバ氏に相談にいく忌ブキ。中の人がものすごい顔をしている(笑) 禍グラバ氏との密会。忌ブキから見るとエィハは痛々しい。紅玉さんの防御力が上がる。禍グラバ氏は百年の経験で忌ブキを諭すが忌ブキは革命を起こすことを宣言。しかしそれには人がたくさん死ぬと。犠牲を出す覚悟を語るが禍グラバ氏には喧嘩を売っているように取られてしまった。このへん、忌ブキがもっと上手く喋れてたらまた違ったんでしょうが、喋りの上手いプレイヤに飲まれちゃったんでしょうなー わかる。しかしそれでも禍グラバ氏は赤の竜との約束で忌ブキを助けるという。禍グラバ氏・・・ あとエィハのフォロー。紅玉さんの防御力が上がる。赤竜は忌ブキを友人と呼ぶが忌ブキには「友人」が分からない。考えすぎだよ! 主人公かよ!
野営地でスアローと婁さんの飲み会。婁さんのスアローに対する苛つきを微塵も感じ取っていないところがまた婁さんの怒りを買うようで、じりじりと導火線が短くなっていく。夜のデート。というか、宣戦布告というか。スアローの竜魔術は暗闇の中で有利になる。それを婁さんに忠告しているので、一応、応える気はあるのか。婁さんの赤竜に対するスタンスを確認するスアロー。逆にあまり頓着していないスアローに対して苛立ちを見せる婁さん。七殺天凌はスアローを利用すれば他の黒竜騎士を上手く食えると唆すが、婁さんこれには黙り込んで、スアローに赤竜は自分が殺すと宣言。これはつまり喧嘩を売ってるというか、誘い受けなのでは・・・ スアローは何にも頓着できない気持ちを婁さんに教えてほしい。これは本当に本心で婁さんが羨ましいんだろうなぁ。そんなスアローに婁さんはいつか必ず思い知るだろうと言い切る。いやこれ「自分が思い知らせてやる」ってことやん。このシーンでもう二人は殺し合うしかなくなったという記念すべき一幕ですね。その後、媛にわがままを言う婁さん。媛に血を捧ぐのではなく、スアローを斬りたいと。媛の嫉妬を煽るが、逆に喜ばれる。この一人と一振りはもう二人で完結してるよね。スアローもちゃんと婁さんを殺すべき相手と認識しているので両想いです。
んこの夜を経て婁さんに火がつく。スアローさえいなかったらウルリーカさんを斬りに行くと宣言。禍グラバ氏に更に楔を渡してウルリーカさんを斬る舞台を用意しろと。流石にこの状況ではできることはないという禍グラバ氏だが、もう婁さんは止まらないのでウルリーカさん襲撃に出発。もう逃げられない。ウルリーカさんは黒竜騎士の能力を活かすために明かりを持っていないが、婁さんも特技「猫の目」と「武器習熟」で暗闇のハンデを相殺。隠密成功からの不意打ち状態で戦闘が始まる。婁さんの必殺の攻撃が決まるかと思いきや、ウルリーカさんの能力で影からヒュドラが出現。婁さんの足止めはできたが、不意打ち効果で最初のメイン行動はスキップ。婁さんは五行体で攻撃力もアップしているが、ウルリーカさんのヒュドラも暗闇効果でダメージを半減させている。達成度100で攻撃するがヒュドラも主をブロックする。婁さんの反応速度の速さと七殺天凌の魔素を吸収する能力は恐ろしいが、戦闘という意味では「普通に高い数字」でしかないのでめっちゃ硬いウルリーカさんのヒュドラとは相性が悪い。しかしここで七殺天凌の魅了がウルリーカさんにはいってしまう。本当は防戦に向いてるウルリーカさんなのに婁さんに向かっていってしまう。婁さん、ここで逃げる手もあったんだが、殺す方を選択。というか次のチャンスは警戒されてやってこないという判断でしょう。攻撃回数を最大にしてエフェクタブルが出る最低限の成功率で11回攻撃。これはヒットするがウルリーカさんにはまだ切り札が。受けたダメージを肩代わりする「精霊」なるものが憑いていて、婁さんの必殺の一撃を受け流す。が、ここで引く選択肢を採らなかった婁さんの連続攻撃が続く。婁さんのクリティカルか、ウルリーカさんのブロック失敗で死・・・。ここで致命表の結果で達成度が3倍に。とうとう受けきれず、頭部に七殺天凌の一撃が。ここから続くイラストが凄まじすぎてみんなのトラウマになるほど。首を持ち去り、闇に消える暗殺者。ここで婁さんがパーティから離脱することが決定しました。しかし付かず離れず調査隊の動向は見守る模様。単独行動なのか・・・ テーブルトークとは・・・


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やえいちはおおさわぎ。休暇表でウルリーカさんと仲良くなったメリルさんは悲しみに暮れるが心底その感覚の分からないスアロー。おまえな・・・ ウルリーカさんの上司である黒龍騎士シメオンに怒られるイベント。禍グラバ氏は言質を取られないように躱し、なし崩しにスアローが調査隊の代表者に。なんか責任感みたいなものはあるんだよなスアロー。忌ブキ、婁さんを「いい人です」みたいに言ったことをめちゃくちゃ後悔。うん。まぁ分かってたけど、知らなかったもんね。次の中継点シンバ砦では調査隊の動向を探る婁さんだが、隠密に失敗して発見される。エィハとヴァルの感覚共有で見つける場面が格好いい。シメオンさんを呼び出すが、エィハのクールな「なぜ?」。忌ブキの説得で教えてくれたけど。まぁ婁さんほっとくと赤の竜殺しちゃうんで赤の竜助けたいエィハとも敵対はするはず。ただ逃げに徹されると婁さんめちゃくちゃ強いのでここでの捕縛は無理そう、というか次のシュカまでは交戦は難しいだろう。スアローの私見。皇統種は黒龍騎士の赤竜版ではないだろうか? なるほど。黒龍騎士に傷があるように皇統種には角がある感じかな?
思った以上にシメオンさんがウルリーカさん死亡について責任を感じてて辛い。おのれ婁震戎! 禍グラバ氏の調査によって親善会議の参加者が判明する。だいたい偉い人。そして詳しい説明のなかったエヌマエルさんが思いの外偉い人だった。あと祝ブキのビジュアル。かわいい。なんか幸薄そうだけど・・・ 
あとは事前にぶっていた阿ギトら革命軍は乱入してくるだろう。ユーディナさんのビジュアル。もうそのその人しかいないので大事にしてください(爆笑) 珍しく忌ブキがスアローとお話。スアローに物に対する愛着を尋ねるか。が、意外な返答。壊れてしまったものには関心はないが壊れゆくものは愛している。スアローのぶっ壊れているところ。スアローはメリルさんを大事にしていると思うのだが。(スアローなりにね) 忌ブキの告白。 エィハにとって忌ブキとの関係は今まで持ったことの無かったもの。自分に未来を見せてくれるかもしれないひと。王になるために必要なものをエィハなりに考えている。剣としてのエィハ自身も含めて。
シュカに到着。新聞の号外に今は亡きウルリーカさんが・・・しかも殺すほどでは無かったかもって・・・おのれ婁震戎! 豪華にも巻末にピンナップが憑いている。ほんと手間かけてるなー 狗ラマさん懐かしい。すごい疲れてる・・・ 婁さん・・・ ドナティアの準備は整っている。忌ブキも革命軍と連絡を取るが尋常な状況ではないらしい。が、シュカと忌ブキをさらう宣言。忌ブキも強い態度を出すがちょっとまだ向こうの役者が上。かわりにエィハが釘を刺す。忌ブキの為に必要なら阿ギトすらも殺す宣言。この辺から紅玉さんが黒く染まり始める。こわいよ。この少女。忌ブキは忌ブキでエィハに頼るプレイングを覚え始める。よく切れる剣だわ。婁さんもシュカに向かう。第一夜の旅を思い出しているけどあの頃は本当にほのぼのしてたよね。なんとなく目的が相容れないながらも一応まとまって冒険していくと思ってたよね。でもみんなこういうの、期待してたよね(そして期待以上すぎた)重ね重ね忌ブキのトラウマになる婁さんの回想。ドナティア黄爛ニルカムイ、調査隊も内部の思惑は統一されていると言い難く婁さんに至ってはスタンドプレイの殺人鬼。レッドドラゴン前半戦、終了。
禍グラバ氏の奴隷市場でのシーンからスタート。今までの旅ではフレーバーくらいというかあんまり原住民が虐げられてるシーンは無かったんだけど、こういう場が存在するんだよなぁ。密談の相手は商人。イメージ以上に禍グラバ氏は「楔」のことを憂慮してるのか。島の特異性を保っている魔素流を操作できるんだからそりゃそうだ。しかし禍グラバ氏はそれ以上、というかこの赤の竜のごたごたが終わったあとの話を始めているさすが商人・・・ 成田良悟のRP。密談相手の人も「楔」手に入れてる! できる人だ。国家機密なのに。さらに禍グラバさん、革命軍の動きをバラす。まぁそのほうが犠牲者は減るだろう。というか阿ギトをライバル視、というかまぁ格下ではあるけど敵視してるのか。つながれものやまじりもの側の人だからそれらを上手く使おうとしてるのが気に食わないのね。
エィハと忌ブキも奴隷市場見学。奴隷のメリルさんを買ったときの話。したくなさそう。つながれものってたしか混沌術でつくるんだったか。禍グラバ氏の従者シャディもつながれものにされて捨てられるのを禍グラバさんが買い取ったのか。うーんろくでもない。そして親善会議が始まる。ええ! ウルリーカさんがこんな水着で!? おのれ婁震戎!!  婁さんの到着にはまだかかる模様。こなくていい!スアローがヴァルに肉をやっている。エィハは食べ物くれる人は嫌いではないはずなのでスアローの高感度が上がってるはず。エィスアいいよね(腕かじられてるが)。万人長白叡さん。人気高いよなこの人。なんかスアローが意気投合してるからきっといい人。白叡さんの「婁さんどうしたの?」。全員凍りつくわ。さらに黄爛側からは禍グラバ氏と中の悪い楽紹さん。マスケット銃使い。あとスアローが真面目な動きをしようとしている。流石に婁さんを相手取るのに徒手空拳とはいかんだろう。婁さんというのは赤の竜討伐に対して黄爛が出した最も強いカードのはず。それが調査隊を抜けてしまってどう考えてるのか? 答えは黄爛にとっては赤の竜などどうでもいい黒竜に頼っているドナティアと違って黄爛は竜にそこまでの思い入れがないのか。よほど気が合うのか白叡さんがさらに話をしてくれる。しかも口を滑らせておいてスアローの呪いについて突っ込んでくる。いいぞもっとやれ。「皇統種」「七殺天凌」「スアロー」から同じ匂いがすると。あぁ、つまりこの人竜殺しを嗅ぎ分けれるのか。結局呪いについて説明するスアロー。やっぱり楔の効果も3倍になるのか。奈須きのこのの悪巧みもFMの想定内でした(笑) あー この時点でこの呪いがいつか世界を食い破るって伏線以外のなんでもないじゃない。つぎは忌ブキと祝ブキの対面。できるハゲことエヌマエルさんが連れてきた。あと真シロちゃんも。こんな可愛い子をこんな戦争に巻き込までくれ・・・ いやニルカムイに平和な場所とかないんだけど。エィハの必殺の台詞「エィハに祝ブキは殺せますか?」 念の為じゃねえよ!? ここからはじまる黒林檎伝説。楽紹さんと禍グラバ氏は仲悪いっていうか、禍グラバ氏が一方的にからかってると言うか、いじめっ子・・・ 禍グラバさん、あっさりと白叡さんに革命軍来襲をバラす。FMのつくったタイムテーブルを積極的に狂わせていくスタイル。逆にFMからぶっこまれる。今まで逃げ回っていた調査隊に対する責任を真っ向から譲渡しようとしてきた。流石に即答はできない禍グラバ氏。
先程の祝ブキ、真シロとエィハ、忌ブキのおはなし。ほのぼのしている・・・ 久しぶりに・・・ 呼び方は「お兄様」か。育ちがいい! エィハは祝ブキに対しては態度がしょっぱい。殺したほうがいいか値踏みしている・・・ 真シロちゃん「は」ともだち。祝ブキは祝ブキでニルカムイの平和を目指しているのだろうが、ノータイムでエィハのツッコミが入る。よく切れる剣だわー ドナティアに擁立された皇統種である以上、それはドナティアの傀儡になるようなもんだしね。忌ブキも意外と揺れている・・・ しかし曲がりなりにも島を見て回った忌ブキには他国による支配がニルカムイを生かすことにはならないと感じるのだろう。ハッピーエンドは駄作ですか!? 婁さん「駄作だ」。忌ブキがどんどん革命軍に染まっていくよー。シーンは変わってスアロー。謎の幼女にナンパされる。育たないトーク。とは。混沌術に関するメリルさんの設定。キャラクターブックでメリルさんのステータスに変動があるの混沌術の何かだと思われる。まじりものの何かかもしれないけど。謎の少女雪蓮にクリティカルな質問をされうろたえるスアロー。このあたりなんというきのこ節。呪いを疎ましく思って入るものの真面目に解呪する気があるとは思えない。スアローの器は壊れてるんじゃなくて穴の空いた形で完成してしまっているのか。メリルさん帰ってくるがスアローも少女も見てはいないと。くそーいったい何霊母なんだ。
メリルさんのアプローチを流すなよ! お前な!
が、突然のイベントスアロー昏倒。ボス戦の音楽。竜の爪が発熱。二人の皇統種が反応。エィハも反応。エィハも? スアローの呪いも影響力が暴走して周りのものを破壊する。マジか。ここで赤の竜来襲するのか。親善会議後も調査隊が残っているかとか心配してたけど、会議自体がぶち壊されるのかよ!
しかもこのタイミングで婁さん到着。地獄じゃん!七殺天凌も暴走して血を求める。被害にあうその辺の人達。ひどい。そして久しぶりのドラゴンフィギュア登場。初見の人たちも。登場と同時に咆哮で威嚇。意思判定で失敗すると恐慌状態で逃げ回ることに・・・ ここから複雑なゲームが始まる。マップごとに人と竜が動いてそれぞれで戦闘するとか・・・


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まず、リゾート地が消滅するところからスタート。祝ブキちゃんが死なないかなとエィハ。黒い。しかも忌ブキに背負わせたくないから事故死しないかなぁという。黒い。各人行動を決定していく。最初は忌ブキとエィハ。祝ブキを迎えにエヌマエルさんがやってくる。ここへきて小物ムーブ。あんたそんなキャラだったのか! 妙に好感度の上がるハゲ。
祝ブキはドナティアと共に戦うことを決めた以上、竜と退治することを選ぶ。エィハの思う壺だ・・・ 忌ブキに竜との意思疎通を確かめさせる。そして祝ブキとも意思疎通できないことを確かめる。黒い。スアローは例の竜の爪を禍グラバ氏に求めるが、ここで赤竜を殺すことに成功した場合、婁さんが禍グラバ氏の身内を皆殺しにすることになる。出し渋りは成功。禍グラバ氏、メリルさんを心配。だがその人、半端じゃ無いので・・・ 禍グラバ氏、なんと海中に避難。傍観者に徹する気だ! 婁さんは通りがかりに人を斬りつつ竜に寄っていく。ひどい。エィハ、婁さんに祝ブキ殺害を期待する。ここからどんどん殺意を隠さなくなっていくさまが見ものである。婁さん、スアローを意識。シメオンや黄爛軍を躱しつつ赤竜を殺しスアローも殺すというなかなか難易度の高いミッションだもんね。ゴジラばりにシュカを破壊していく赤竜。白叡さんの切り札、麒麟船が出る。飛行戦艦か。スアローも同乗して竜に近づく。さっきの会話もあって一定の信頼はあるのだね。白叡さん良い人すぎる。シメオン率いる黒竜騎士団も現れるがウルリーカさん殺害が響いて共闘は無理と。
忌ブキとエィハに通信が来て、革命軍が乱入。すごい無茶苦茶だ。禍グラバ氏の行動で黄爛と革命軍の戦闘にもなってる。言ってしまえば火事場泥棒をしにきた阿ギトに忌ブキの「いや、上等だ」。革命軍モードに入ってるよ! 無闇につながれものやまじりものに戦闘させたくない禍グラバ氏も歯噛み。忌ブキ、阿ギトとエィハから悪い影響を受けまくっている・・・ なおも接近中の婁さんに祭燕さんから通信。どさくさ混じりにシメオンを斬れないかという依頼を斬って捨てる婁さん。もうこの人自分の目的しか見てないよ! 祝ブキも魔素流操作で有利な状況を作れるみたい。その黒竜騎士団とスアローを載せた麒麟船が赤竜と相対。スアローの攻撃は2ターン後。港では黄爛と革命軍の戦い。エィハの親友ジュナの戦闘も見れるのかな。婁さん、斬りかかる前に状況見聞。しかしオープンスペースでの戦闘は不向きなんだよね。エヌマエルさんの創造魔術で幻の砦が作られていく。どれぐらい防御力あるんだろ。周囲の雑魚モンスター防ぐ役には立ってるぽい。ウルリーカさんのヒュドラを見てる婁さん、流石に警戒している。隙きを突く為にウルリーカさんの首を投げる? あんた本当に人か? 状況が混戦になりすぎて禍グラバ氏の昔の血が騒いでしまう。あかんで。あんたの財力でそれやったら。忌ブキ達の戦闘シーンだが、楽紹さんへの交渉が入る。奴隷達の開放は見逃せという交渉だったが、革命軍は黄爛の金を持ち逃げしようともしていたので交渉は失敗。自分は革命軍の王だと宣言。宣戦布告じゃん。今まで対人戦闘はヴァルが一方的に屠ってしまっていたのでちゃんとした軍人はどう戦うのか楽しみ。楽紹はマスケット銃で武装した部隊なのね。ジュナはだいたいエィハと同じくらいの戦力らしい。2Pキャラかな? いつもの「魔素の勲」で反応速度が上がる。
この状態のヴァル、速すぎてどうしようもない。獣型で反応速度の消費も少ないし。対して楽紹は初めて出る「陣術」でバフ。あぁ魔法一覧欲しい。さらにエィハの「つながれもののうた」でヴァルの防御力が倍に。いつもの先制がぶがぶ。クリティカルで達成度出してるということは回避判定してるんだけど、「軽功回避」は黄爛武術で回避判定を行うスキルなんだけど「跳転回避」というバックステップに敏捷判定が要らなくなるスキルもあるんよね。回避用スキルが無いと回避判定できない? 敏捷判定失敗すると転倒? バックステップの判定と回避判定は別? 回避行動には謎が多い。(サンプルが少ないので) ヴァルの連続攻撃に対してマスケット銃の「妨害行動」。なるほど。攻撃の判定が2段階不利に。といっても武器習熟があれば1段階有利になるから軽減できるはずだけども。とうとう牙を食らう楽紹さんだが、魔素を消費してダメージを減らす「内力相殺」で防御。おお、はじめてヴァルの連続攻撃で生き残った人が。さすが本職の人は違う。で、反応速度が減ってもう一度ヴァルの攻撃。酷すぎる。回避には移動力を消費するようで1ターンにできる移動と回避には上限があるのよね。ジュナのターンは移動で終了。ヴァルは翼があるから障害物の阻害を受けない。うーん強いよ。ヴァルを殴ってもきかないので狙われる忌ブキ。魔法で迎撃を。火球や力の矢だと飛んでくる弾を撃ち落とす感じになるんだろうけど、強風発生で判定なく軽減。45点も軽減できるって大きいな? 確かにこのゲーム当たったら死ぬけど。これは忌ブキの現象魔術レベルが3だから45点軽減なのか固定値で軽減なのか、魔法の内情についてはほとんど分からないんだよねー 多分レベルは5が上限だと思うんだけど。(レベル3で一流どころだし、白叡さんの切り札が第5階梯だったから) 軽減したもののダメージを受ける忌ブキ。はじめての流血。連続攻撃であるのでクリティカルが発生。追加効果もあるが、ここでエィハのあたらしいうた、「ほどきとまもりのうた」によって防御される。これは魔素じゃなくて体力を削って防御する能力なんだな。ダメージを受ける部位を自分で決定できるか、他人を守るために使う能力。このうた、ジュナとの密会でこっそり覚えてたらしい。まぁみんな切り札は伏せてるしね。そういう意味ではアクティブに動いてた婁さんが一番能力知られてるのは面白いな。防御が硬すぎるので楽紹さんたちは撤退。革命軍として黄爛にケンカ売っちゃった・・・ 
婁さんは暗殺者なので気づかれたらそれだけで不利。だがスアローが判定上手く行っちゃってなんかおちょくられる。と同時にシメオンに気づかれる。あぁ黒竜騎士団としての使命よりもウルリーカさんの敵とるの優先するのね。竜を抑えてたのこの人の功績なのに。スアローは船で離れていく。流石にガチンコは無理と悟ったのか婁さん、祝ブキを人質に取る作戦に出る。祝ブキのピンチにヒャッハーってなるエィハこと紅玉いづき。「疾走」で二倍移動する婁さん。こういうの、メイン行動消費したりするもんだけど。あるいはFTかスタミナでも消費するのか。もしくは続くワイヤーハンドでの「鞭絡め」がサブ動作なのか。エィハはもう笑いを堪えられない。が、相手も皇統種。自分の心臓にダメージを受ける代わりに「相手の判定を自動失敗させる」能力で攻撃を防ぐ。こういう能力もあるのか。恩恵一覧欲しい! 流石の婁さんもびっくり。あ、反応速度は余分には減ってないや。この状態で婁さんはかなり打つ手がない状況。暗殺者が奇襲に失敗してしまっては。シメオンさんの切り札。契約印がふたつある。双竜紋じゃんこれ! 手持ちの両手剣が16メートルに巨大化。移動力も3倍。判定が67でエフェクタブル出てるので最低でも「両手剣670%」なのだが、スアローでも両手剣570%なので1000%くらいあってもおかしくない・・・ 打つ手なく上下で分断される婁さん。死んだー!!?
良いの? プレイヤーキャラ死んじゃって? あ、でも還り人ルールがあるのか。絶対生き返ってくるじゃんこんなの。ドナティアは竜に対する策を全部使わされたので撤退するしかありません。残るはスアロー。え、麒麟船で突っ込む? それ宇宙戦艦ヤマトで特攻かけるようなもんじゃん。思いついてもやるか普通? スアローなら3倍でダメージ与えられるけど、今思えばスアロー完全にぶっ壊すことに快感を覚えてるよ。しかも他人の持ち物。白叡さんは白叡でそんな口約束で大事と言おうにも言葉の足りないような宝具壊しちゃうって・・・ なんというブロークン・ファンタズム。あ、でも初めてスアローが「責任を取る」って明言したぞ。流石に大事な物ということは分かってるのか。スアローが責任を取るんだもんな。操船技術の指輪も3倍になり300%。船の体当たりダメージは8D10+800の3倍。魔素流の影響受けてる状態の巨人でもぶっ飛ばせるぜ。いやしかしこのあとの出来事はあんまりにも出来すぎだろうという思いもあるが、多少ロールプレイングをやってみて、実際にこういうことはあるのだと実感した。いやマジでここしか無いタイミングでファンブルしたりクリティカルしたりするんだよ。あるいはそのタイミングに立ち会いたくてTRPGをやっているのかもしれない・・・ というわけでファンブルです。設定的には精密機械ほど崩壊の呪いは効きやすい、と。これにはスアローもマジ凹み。なんでPLみんなでシュカの街滅亡に手を貸してるんだよ! 「めでたくシュカの街が地図から消えた!」 革命軍だけは勝ち逃げしてるけど、忌ブキとエィハは両国から敵対してしまった。このへんの二人のバディ感、引き返せない感はたまらんものがある。エィハのRPと乗っかる忌ブキ。「とんでもないこになったな(笑)」ひどい。赤の竜の影響で還り人がわんさか湧いているのを抑えるため楔を使うスアロー。が、また土地の魔素流が真っ黒に。こう、そのつもりは一番無いのに一番侵略行為してるよねスアロー。禍グラバさんは奴隷市場が消えたのを褒めるって、それはそれで傷口に塩じゃん! 婁さん、媛の食事のために自前の生体魔素がめっちゃ多い為、100%還り人になれる。しかし、泣くのか。島の外に出られなくなって媛に捧げる命に大幅な限定が掛かってしまったことを嘆く婁さん。この人はホンマに。なんか七殺天凌との絆が深まってるんだが。さらに還り人化の影響で新しい能力を得る。どんな能力かわからないけどろくでもないことだけは確信できるぜ! 革命軍は伝承に則って「喰らい姫」の元に行くルート。ユーディナさんも還り人なのね! そして還り人能力で赤竜の襲来を予知していたのね。全員がもれなく後戻りできない選択をする第4夜だった。どんな勢力が存在するかを紹介して、それぞれのPLにどこに属すかを決定させる。うん。これマスタリングの参考になるや。(今ハマっているシステムが4ターン3シーンの12ターンが基本になってるゲームなので)


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また新しいアイテム(物理)! このサイコロとか製品化してくれよ・・・ もっとレッドドラゴンでお金を稼いでくれ! 第五夜、崩壊したシュカでスアローの独白からスタート。スアロー、完全に絶望しない為にその手前で狂ってるのか。でも公平に考えてスアローのにそこまで責任無いと思うんだけど。まぁ自分の手で街一つ滅ぼしたらそうは思えんだろうけども。ぬけがらのようになったスアロー、逆にドナティア寄りの行動になっていく。 婁さん復活。簡易戦争システムってなんだよ。婁さん一人で何する気なんだ・・・ いきなり別システムのゲームを始める婁さん。色んな仕込みをセッション間に用意してきたのか。しまどりるさんは絵描く関係上知ってたんだろうなぁ。 革命軍と禍グラバ氏。 阿ギトの経歴。ドナティア留学してたのか。ユーディナさんとはその時に知り合ったんだな? そうなんだな? 忌ブキの革命理念。島から他国の人たちを全部追い出して鎖国したい、か。 よくある何を以って国とするかみたいな問だけど忌ブキはニルカムイの血を守るということになるんだろうか。他所の血を入れないというのはそれはそれで緩やかな死だと思うのだけれども。竜じゃないんだからそんな長いスパンで考えなくてもいいかのか。忌ブキの極端さを恐れるジュナと忌ブキの為に戦うことを決めたエィハ。たいへん百合百合している。というか凄い妖しく淫靡な雰囲気があるんですがこのお二人。(どこかで見たジュナの設定大好き。足萎えなところとか革命軍の娼婦的立ち位置とかそれでいてロリとか薬でフワフワじゃないとやってらんないとことか) さて、婁さんが大暴れを始めるよー(今までは違うとでも?) 婁さんの新しい能力は「素手で殺した相手を還り人化して操る」というもの。バイオハザードかパンデミックじゃん。 シュカの生き残りは死ぬか還り人になって全滅。避難民の逃避先、モノエへむけて千人の還り人軍団が進撃する。とんだ千人長だ・・・ そして仮面を被り、名前を改め「天凌府君」。今日からニルカムイは天凌となりその王として君臨するのだ。 そしてシュカ滅亡ショックからちょっと立ち直ったスアロー。今まで自分の解呪は優先事項では無かったものの、今回のアレを受けて、初めて真剣に呪いを解く為に竜を追うと決意。 となると赤竜を殺すと宣言した婁さんと必ずぶつかることになる。つまりやっとスアローが婁さんと戦う理由を得た。スアローの二つ名「湯水の如きスアロー」。かれはとにかくやるとなったら周りのリソースは使いまくるので(シュカでもそういうことだった)メリルさんにも堂々と頼りまくる宣言。このときのメリルさんはちょっと嬉しそうに見えるぜ。 婁さんと軍団がモノエに向かうが誰もそれを察知できないという絶望的な状況でスアローにイベント。なんと魔素流が検知できなくなった。範囲は・・・どっかで見た地図と範囲・・・オガニ火山を中心とした一帯。うわあぁぁぁ。これは楔がそもそもそういうものだったのかスアローが使ったからこうなったのか。 スアローがハゲをエヌマエルさんと呼んだ。あっ評価が上がっている。スアローもドナティアに肩入れすると決めたので祝ブキとの会話。基本彼は未来ある子供に重きをおいてるので、祝ブキがそうしたいと言うなら彼女の統治を手伝うのだろう。てか、忌ブキにもそうだったんだけど、革命軍にスアローは要らないってさ・・・ でも忌ブキがスアローにぶっちゃけて協力を要請するルートもあったんじゃないかと思わなくはない。革命軍はアジトのセブリ島へ。ここで魔素流消失とシュカ民全滅が知らされる。離脱したパーティの残した被害が・・・ が、持っている情報の差で何が起こっているかは気付けない。ここでなんとゲーム中の宴に合わせて料理がでる。いやマジか。アジア系の料理が出て、巻末にレシピまで載っている。なんだこれ。ガパオは偶につくって食べます。ナンプラー、一回買うと減らないよね。 休憩後、禍グラバ氏に通信。悪い黄爛人、祭燕さん。婁さんどうにかしろよ責任とって! 禍グラバ氏、あふれる財力とコネクションでこれからの備えや予後のケアを整えていく。ほんとこの人だけゲームが終わったあとのゲームやってるんだよ。やると決めたスアローは禍グラバ氏にも頼る。一番赤竜どうでもよさそうだったのに(笑) しかし禍グラバ氏もスアローに黙ったままメリルさんと共同の会社を立ち上げていた。オイ! 面白すぎるだろ! しかもメリルさんもスアローに黙っていた(笑) 禍グラバさん、堂々とスアローを支援すると断言。責任を負わないスアローはあんまり期待されるの慣れてなさそうだけどこういう静かな信頼、好き。スアローは自分がろくでもない人間だと念押しするが、禍グラバ氏はそれを勘違いだと断言。スアローに信頼関係を教える。婁さん、モノエに到着後、速やかに殲滅。被害者数を赤の竜に追いつくつもりなのか。島の中央では魔素が枯れ、島の周囲は婁さん軍団が進行中。ニルカムイ滅びるよね? ドナティア租界、ベルダイムでウルリーカさんの後釜の新キャラ黒龍騎士が登場。またおっぱい大きい! けど今回は死ななさそうなキャラだ。(ウルリーカさんは死にそうだったと?) 情報班のっミネアさん、婁さんの肖像を見せると、仮面被っとる! どこが変装だ! これがニルカムイに君臨する天凌府君である。ここでスアローに手紙が来る。謎の手紙。軍を分けての編成。スアロー、ミネアさん、祝ブキ、エヌマエル。なんというか、すごいパーティだ。エヌマエルさん、男気あふれる精霊の出し方。いやーこんな人だとは誰も思わないよね。後のゴルドルフ新所長である。先の手紙が禍グラバ氏にも届く。ある程度の勢力のところには届いてるのかな? 夜会の時の育たない少女の正体も。本人ではなかったのね。そして革命軍の目的地、南方遺跡に到着。禍グラバ氏も姿をあらわす。道の先でブリキング・・・ 革命軍、戦闘態勢。歓迎されてないね。そらそうだけども。爆弾発言「ニルカムイで革命は起こってしまったのだよ!」はい。「天凌」ですね(笑) 禍グラバ氏と忌ブキの会話だが、阿ギトからしたらこんなんと大事な王を会話させられんよね。新しい魔法「精神呪縛」。結構魔法の内容ファジーなものが多いなぁ。禍グラバ氏、それは嫌なので忌ブキを崩しにかかる、が忌ブキ、上手く返そうとするよりもエィハに頼る。流石にエィハは上手く返す。うーんRPが上手くなっている。追い詰められた禍グラバ氏、切り札を出す。騙し合いすぎるな・・・ 竜の爪を革命軍に譲渡。まぁこれ、禍グラバ氏が最後まで持ってて役に立つものでは無いからな。誰に渡すかでキングメーカーになれるけど。婁さんにも「手紙」が届く。矢文でわたされ逃げていく使者。賢明。要するにある程度の勢力に手紙が届いてどこかに集められるということか。進行しては被害者と国民を増やしていく天凌府君。普通の人びとを行軍に加え、付いてこれなかったら殺して国民に。恐怖政治・・・ 数が多いだけなので麒麟船有利だったのにスアローが壊しちゃったから・・・ しかもこれらの行動、みんな婁さんが媛の気を引くためのパフォーマンスだから・・・ しかし戦闘回避したおかげでソルは助かった。婁さん、禍グラバ氏との約束どう考えてるんだろ・・・ まぁ約束破ったら殺すけど破ってないから殺さないとは言ってないけど(地獄)。喰らい媛がお目見え。あ、育たない系? ロリ多いな原住民。生存が厳しい土地だから? 契り子になるには竜を殺すことが必須か。あーだからある程度の勢力に手紙が配られてるのかな。ニルカムイには桜が咲く。喰らい姫には人間も鉄塊も区別がつかない? ちゃんと生きてるのかこの人? 竜は尋常の生き物じゃなくて概念の具現化したもの? シュカに来た竜は本体じゃなかったのか。スアローがあそこで成功してても本体は残ってたのね。シュカは滅びなかったけど。いやでも結局その後天凌府君に滅ぼされてたのでは・・・ 竜とは星の生命。タイプ・ムーン的な? 竜は寿命を迎えて狂っているのか。で、竜殺しというものが生まれる。竜の寿命として? 皇統種は竜の因子をもったまじりもの、か。 そして「契りの城」。禍グラバ氏、その割り込みはズルい(笑) あの手紙の送り主は喰らい姫だった。城が出現するタイミングにすべての勢力が集まるように調整してた。そして忌ブキの最上目的、竜を正気に戻す方法。あるのか。まじかー。FMとエィハの密談。エィハが還ってこれたのは忌ブキのおかげだったんだね。ていうか判定失敗したらどうするつもりだったんだほんとに。一応エィハは意思100%超えてるビルドになってるけどアンラッキーだったらどうしてたんだよホンマに。エィハに新能力。時代に選ばれた「竜殺し」を見分ける能力。竜殺しは赤竜の力の容れ物になる人物。それらをすべて殺した上で竜を爪で殺す。超高難度クエストじゃん。ていうか絶対スアローはそうだよね。あと婁さんと。エィハ、できるかどうか以外にも迷いはあるのかしら。忌ブキ、何も知らない(笑) 竜の爪を鍛えて短剣に打ち直す。七殺天凌の生誕の秘密が! そして喰らい姫とその集落がすべて消失。幻だったのか。これも世界が行う魔術の一つだったのか・・・ そして真の育たない系が(笑) そして阿ギトが「竜殺し」だと判明。エィハ、ガッツポーズ。どんどん殺意が高まっていくよこの人! その間も天凌府君の地獄の行進は続く。天凌軍三千人。マジでニルカムイ穫れるな。スアローによる名付け「わくわく天凌ランド」。スアローとメリルさんの戦闘準備。しかし黒竜からの通信が。ジョージボイスで話すメリルさん。いや実際に喋ってるのはFMなんだけど。スアローの呪いについての会話。一応竜に文句を言ってみるスアロー。でも呪いに対して八つ当たりとかしたことないだろうなぁ。竜というのはシステムだが、古くなれば死にもする。黒竜は赤竜を飲み込んで永らえるつもりらしい。スアローはそのシステム自体を壊してしまうぞと警告しているが。ここでのスアローの選択。黒竜に力を渡すか、自分が竜の容れ物になるか。後者であれば呪いはさらに増大すると。それ、選択肢じゃねえよう。スアローの呪いは人が人であるために生じた呪い。人類が人類を滅ぼすビーストという概念ですねハイ。スアローの呪いは「破壊」ではなく「消費」。スアローは色々なものを使い切ってきたんだね。その力を竜には渡せないという。あー呪いを解こうと決意したのに。
スアローのシーンなのにスアローを放っといて中のいいシャディとエヌマエルさん。うーんなんだこのいい人。各勢力の軍備が整っていく。禍グラバマネーで武装するスアロー。数の有利で船を確保する天凌軍。またひとつ街が滅びてるし。祝ブキちゃん、スアローを信頼しているようだが、それは最も信頼しては行けないタイプの黒龍騎士だぞ・・・ スアロー自身も誰に味方するか決めきって無いって言うし。革命軍では禍グラバ氏と忌ブキが会話。禍グラバ氏は革命軍側ではないのでスアローと情報共有しておきたいが・・・ 忌ブキ、エィハに竜を救う方法を聞きに行くが、手段が手段だけに流石に伝えづらい、というか一部だけ伝える。まぁエィハがスアローや阿ギトを殺すことになったら忌ブキに傷を残すことになるもんなぁ。やっとエィハに友達だと伝えた・・・ 昔は友達って何かわからないって言ってたのに。エィハ、自分が死ぬのに忌ブキの心配ばっかりしてるのな。それは愛だよ! 自分が死んでも忌ブキの傷になるって分かってないよねこの子さ!
続々と約束の地に集合してくるプレイヤー達。エィハ、スアローが「アレ」であることを確認。やっぱり。皇統種は竜殺しではないのね。別枠か。黄爛軍には竜殺し、おらず。まぁ婁さんがスタンドプレーしてるから・・・ 参戦する白叡さんにスアローがやばい。 さすがの彼も白叡さんに対しては負い目があるらしい(笑) スアローメリルさんに最後の言葉を。まぁ、誠意なのだろう。というかメリルさんだけが死ぬという想定をまるでしてないところがスアロー! 貴様! という感じ。メリルさんは謙虚すぎるよね。スアローの従者してたらしかたないけどさ! 遅れて天凌軍も到着。「お互いがお互いに面白く思って無かったことを確信」(笑) あー 婁さんじゃなくて七殺天凌がそうなのか。スアローが七殺天凌で阿ギトを斬り殺してそのスアローをエィハが殺せばミッション完了か。スアロー、子供は斬れんだろうし。いやどういう状況だよ。大地に屹立した水晶の城。「契りの城」が現れたところで、最後の夜に。突入。この巻では戦闘も判定も少なかったけど今まで蒔いた伏線から各人が立ち位置を決め最終戦に挑む前の覚悟を決める巻でした。一人どうしようか迷ってるヤツがいるけども。


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第六夜、またサプライズからスタート。フィギュアを作るのかよ! キャンペーン中に! 3Dプリンタかー いいなぁ めっちゃ欲しいんだが。 また新しいルールの戦争の準備。軍隊を動かす用のスタッフを増員して各陣営は指針を決めていく。こういうアナログゲームにおいて手間がかかるというのは決してマイナス要素ではないんだけど、やはり一定のレベルを超えたらコンピュータ処理が便利で快適になってしまうよな。レッドドラゴンは汎用システムではないからたとえ一度しか使用されないシステムであっても使い捨ててナンボといったところなのだろうけど、ゲームを見てる側からするとやはり複雑すぎるゲームはルールを覚えるためのリソースが多すぎて望む結果を出せなかったりする、というところまで含めて複雑なシステムが演出になっているんだろうかね? なおさらもう少しプロジェクトが続いてほしかったな。各陣営、睨み合っているが、城からも巨大なモンスターが沸いてくる。あぁ酷い。尋常なマスゲームすらさせる気がないのか・・・
エィハはずっと悪巧みしてるが、一人で抱えるのも厳しいのだろう。禍グラバ氏に相談しにいく。禍グラバ氏は、違う。情報が自分に都合の良いように、とつぶやくエィハ。なんとなく察する禍グラバ。婁さんがそうしたように、殺しの話をする。スアロー、七殺天凌を殺したいと告白。阿ギトを殺せば革命軍の親友であるジュナが黙っていないということも踏まえて竜殺しを殺す手立てを考える。禍グラバ、スアローにシャディを預けているのでスアローを殺す手伝いはできないと。ここでエィハの未来を買うのか。祝ブキの存在を認めてくれと。いやでも双子だから忌ブキの方は隠されて育てられたんですが。竜殺しを殺せない場合も考えている。というか、エィハとヴァルじゃなにかの補助がないと婁さんもスアローも殺すのは難しいよね。スアローは頼んだら殺させてくれるかもしんないけど。ドナティア陣営では今日もエヌマエルさんが面白いムーブをしてくれる。ドナティアの戦力はこれまでの冒険で減りきっているので実際怪物の相手や他国とのガチンコは難しい。最初から短期決戦の単騎特攻に状況が揃えられているぜ。スアローも禍グラバ氏と通信。みんな禍グラバさん頼りかよ! あまりにもネタ会話を繰り広げるのでFMに怒られている。読んでる方は楽しいんですけど! スアロー、忌ブキのフォローまで考えてたのか。クズじゃなかったら良い人なのに。ドナティアに味方、というか黒竜の指令に背くことを宣言するスアロー。未来は人間の力で作っていきたいと。剣と魔法の時代を終わらせるのか。端々の婁さんのツッコミが切れ味高くて困る。還り人は駄目! 婁さん陣営は実質一人とNPCなので事前準備は簡素に。婁さんの軽身功、めっちゃ活きるなぁ。地形無視で移動できるのは大きいよね。
大規模戦闘では指揮官の軍事知識での達成度が行動順になる。高いほど後出しできて有利ということね。婁さん、影武者を用意して単騎で駆けようとするが、エィハにバッチリ目撃される。婁さん、エィハと相性悪いね・・・ 革命軍の進軍。つながれものやまじりものは地形無視で移動できるらしい。といってもこっちは最小勢力なんだけど。(最大は天凌軍か? 人数の上では) 部隊同士の戦闘では単純に達成度ではなく、有利な状況や不利な状況で戦力値を決定させ、削り合っていく。というかやはり魔物が強すぎるので組み合うとそれだけで消耗していくみたい。周囲がジリジリと削り合っていく中、婁さんがさっさと城について侵入してしまう。速い! そもそもゲリラ戦を仕掛けてきた革命軍も、魔物が薄くなった隙に飛翔して侵入を試みる。エィハ、阿ギトを殺すことを考えて一緒に来るように誘導してる。まぁ、来るだろうけど。で、ジュナにも来てほしいのか。殺して欲しいのか見届けて欲しいのか死ぬなら自分が殺したいのか・・・? 忌ブキの告白。これはもう家族としての愛情が一番近いんだろうなー エィハは受けたことないであろう愛情。黄爛にはプレイヤーがいないんだよね。ドナティアは実際戦力が削られすぎててここで戦ってたらやられてしまうんじゃないかというレベル・・・ が、エヌマエルさんの精霊攻撃、祝ブキの補助、スアローの魔剣投入で一気に魔物を殲滅する。スアロー一人で歩兵22部隊(22人じゃなくて)分の戦力。すごい。城の中で戦わなきゃならんだろうに。でもリソースは惜しまないのがスアローなんだよね。ここで一気に道を開いたが、さらに契りの城から軍勢が湧いてくる。黄爛にはかつて黄竜を討った時の黄爛軍が、ドナティアにはかつての黒竜騎士の幻影が対峙する。この人クレイモア二刀流とかやってる。超かっこいい・・・
ドナティアからは祝ブキとエヌマエルが突入。ミネアさんは撤退班に。エヌマエルさん来るんかい! 初登場時、彼がラストダンジョン突入メンバーになることを誰が予想しただろうか。禍グラバ氏にとっては、久しぶりの友人との再会である。
契りの城内部、主だったメンバーの突入後。婁さんは七殺天凌と出会った時の夢を見る。「お前が全部悪いのか!」 まぁ今更昔の男の映像見せられてもブチ切れるだけですわー 竜を殺せば婁さんは還り人でありながら島に囚われなくなる。ってそれはアカンやつやん。島から出られなくなったってあんなに泣いてたのに。忌ブキは住んでいた街が滅びた時の夢。この宣教師ハイネさん、ナタリア・カミンスキーさんに見えるんですが・・・ 案の定なんかろくでもない死に方。赤の竜はずっと忌ブキを友人と読んでいたけれども、黒竜騎士が竜の手足なら皇統種は竜の家族として産み出されたのだろうか。忌ブキは友人として赤竜を救う選択をする。エィハちゃん・・・ エィハの夢はジュナと出会った時のこと。みんな過去をやり直したいとか思ってないのねー 一人ぐらいいてもいいのよ? エィハが赤の竜を殺した場合、つながれものの短命を克服できるという。しかも自分の意思の範囲内で。ここでエィハに少しだけ明るい未来の可能性が、ってその場合忌ブキは王様になれないのでは って竜殺しをすべて殺したら赤竜は還ってくるから、いいのか? よりインポッシブルなミッションだが。革命軍の面々もそれぞれご褒美を提示されたんだろうけど、ここは忌ブキを王にする、で意思が統一されている。はず。たぶん。竜殺しである阿ギトが赤竜を殺した場合竜そのものの力を引き継げるんだろうから自分が皇統種級になることも可能なんじゃないか、というか。エィハが新しい可能性にはしゃいでいる。スアローの夢は黒竜と最初に会った時。このときにメリルさんの傷を共有したのか。しかも受けきれるように竜の仮契約で生命力を増大させて。あれ? スアローのステータス、契約印を開放してもFPやBPの数値が変化しないから違うのかと思ってたけど、やっぱり頑健を元にポイント算出してるのかな? 体力やスタミナ、部位防護点の算出方法もわかんないんだよね。あと生体魔素も。意思の高いキャラが多い傾向にあるから何らかの形で関与してると思うんだけど。スキルやライフパスで増えてる分が多すぎてさっぱりわからぬ。スアローは竜を殺してその力を黒竜に渡すか自身で受け入れるかを選べるのだが、前者はありえないって言ってるし、後者は流石に御免だろう、と思う。メリルさん、一体何をくれると言われたのだろう。これは結構ほんとに謎。スアローの呪いに関して何かか、何も要らないって言ったかも。メリルさん、それはもはや愛だよ・・・ もしくは呪いだよ・・・ スアロー、黒竜と決別する覚悟。そのせいで黒竜騎士の力を剥奪されてもか。エヌマエルさん。ほんとに竜が嫌いなのね・・・ というかここまで来たら竜は関係ないと言い切れるエヌマエルさん、強いな。祝ブキは皇統種枠なので願いをかなえる云々はなし。というか、祝ブキは竜に会ったことないのかな? 竜が友人と呼ぶ「いぶき」は いや竜は何でも知っているのかもしれないけど。禍グラバ氏も夢を見るが竜の力は要らないだろうといわれ、必要ないと返す。あぁ、禍グラバさんは竜にとって本当にいい友人だったのだろうなぁ。竜を殺せば世界がその在り方を変える。
最後に「竜殺し」七殺天凌の望みを聞く婁さん。人間に戻ることもできると。それをはねのける媛だが、もしも戻りたいと言っていたら叩き折る気だった婁さん。この人はほんとにもう変質者なんだから・・・魅了の呪いを受けたんじゃなくて刀剣としての七殺天凌自体を本気で愛しているのね。純愛だがさっぱり気持ちがわからんぞ!(後にサンダーボルトファンタジーという布袋劇で嫌にパワーアップした恋する怪人っぷりを見せつけられるとは予想外にも程があった)。最後の戦闘フィールドはまさかのジオラマ。ええ~ そういうことしてるから継続コストが膨らんでしまったのでは!!? 先のフィギュアに仕込んだ磁石で張り付くことも可能と。細かい。場所は各人物たちがそれぞれ心に描いたニルカムイ。落ちた麒麟船は白叡さんの心象なのかスアローの心象なのか。統合されたものなのだろうけど。ていうかここにもしも麒麟船持ち込んでたらえらいことだったな? 外で使ったほうが有効だったろうが。白叡さんにこれだけは譲れないというスアロー(多大な負い目があるのに)。それを軍人同士さと流す白叡さん。イケメンかよ! 黄爛からはさらに霊母の分体、雪蓮。でもこの人達もはや積極的に竜を殺す理由がなくてドナティアの妨害だけしにきたと言うか。そりゃ革命軍に渡すわけにもいかんだろうから自分たちが獲るかー くらいの気分・・・
婁さんは最後の隠密。流石に失敗しない。役者が揃ったところで、巨大なジオラマと、さらにそれを覆うサイズの赤の竜が降りてくる。果ての果ての戦いが始まる。


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最後の問答。スアローは忌ブキに島の未来を尋ねる。とにかくスアローは竜とかいうよくわからない物に託すのは嫌なので、君に託してもいいのか? と。具体的な答えは無いがそれでいいと。スアロー、離脱宣言。と言ってもここに集まったドナティア勢は竜にこだわる人がいなかったのでスムーズに裏切れた(笑) シメオンさんとかいたらまた違っただろうっていうかめっちゃ怒りそう・・・ エィハもまた離脱を宣言。エィハの望む未来には阿ギトの存在はどうしても邪魔なのだった。それがジュナとの別れであっても。忌ブキを載せてスアローの許に飛ぶエィハ。この立ち位置燃えるわー レディセットでみな出し惜しみなく反応速度を上げていく。ここで初めてスアローの黒竜騎士としての恩恵、「黒の共有」が発動。傷を転写することでメリルさんに黒竜騎士としてのバフがかかる。竜魔術もスアローと同じレベルで使えるっぽい。竜が速い。忌ブキの行動順なんかこないんじゃ・・・ エィハ、竜に伝えられたことを公開。自分の寿命よりも忌ブキを王にすると宣言。後戻りとかありえないけど。このバトルフィールドは魔素で編まれた特殊なもののため、楔が影響をもたらす。赤の竜有利状態を消して、防御にも使えるみたい。最初の攻撃は黄爛組に数百点のダメージ。内力相殺で軽減してるものの、何回か攻撃されたら魔素が切れちゃうんですが・・・ そもそもこのゲーム2ターン目やるデザインじゃないのか!? ちょっと離れた禍グラバ氏を守るため楔を放つスアロー。てかほんとスアローはリソース惜しまないよね。エリクシールもE缶もガンガン使ってくタイプか。スアロー、竜に次いで速かったんだけど、楔を放つのに反応速度を消費したのでヴァルの行動。いつもの牙だが防護点で弾かれる。うわー防護点100点以上かー なんとか防護点無視で抜くしかない、というかFPもとんでもないだろうからヴァルでは尋常の方法では竜とは戦えんなー スアロー、全力の両手剣攻撃。技能値615%って言ってるけどキャラクターブックでは570%て書いてるからゲーム中に成長させたのね。赤の竜、防護点130点くらい。黒の刃も交えて全力攻撃を繰り出すスアロー。黒竜はドナティアを裏切って赤竜を殺さないと心に決めても能力を剥奪したりはしないのね。全力の攻撃でも与ダメージは1割り程度。技能が600%だから6以下でクリティカルと言ってるところを見ると1がクリティカルなのではなくて技能値の10分の1がエフェクタブル、100分の1がクリティカル、なのかな? でも二段階有利状態だとクリティカル値が1から5以下になったはず。もしこの状態のスアローが二段階有利だったら30以下でクリティカルになったんだろうか? とうとう婁さんこと天凌府君の行動。最初の犠牲者を押し付け合う(笑) メリルさん、行動は剣の補充で終わり。地味だ。雪蓮、当然混沌術レベル5だよね。顔と手を増やしてなんか技能が上がる。羽まではえる。育たない系とは・・・ 禍グラバ氏、初めて通じる攻撃を受ける。いままで割と装甲で弾いてたし。雪蓮、攻撃回数14回か。婁さん12回。どうやって最大攻撃回数決まってるんだろ。なにかしらスキルなのか技能値が上がると増えるのだろうか。混沌術でも増えてそう。竜を前にして場を引っ掻き回すだけの行動をとるのかよ! 愉快犯め。白叡さんは宝術使いか。初めての宝術。道宝を壊して魔素を回復する魔法だけど、道宝って職人が命削って作ってんのよな。それを壊してって・・・ 多分ルール的には生体魔素の最大値を削って階梯に応じたアイテムを作れるんだと思う。一通り、攻撃したところでイベントが。楔の使いすぎで空間が歪む。条件が達成されたってなんだー ていうか楔ここまで持ってこなかったら完全に詰んでるゲームじゃん。こわ! さっきまでのジオラマ、作るだけでも十二分に馬鹿らしいのに、1ターンの戦闘で切り替えるのかよ!あたまおかしいぜ・・・ そして竜が第二段階に変身。やはりラスボスは変身を残しているものなのか。竜殺しに殺されまいとする最後のあがき。今までは、いわゆるドラゴンなビジュアルだったのが、竜人っぽい形態になる。ビースト・ゲーティアみたいな。エィハのカウント。脱落者はまだいない。忌ブキ、今回は魔素の勲を黄爛以外の全員にかけるが祝ブキの方はそこまで割り切れないみたい。禍グラバさんは忌ブキも言うほど世界を見てないと言うけど、赤の竜との精神感応で普通では見れない部分を見ていはすると思う。というか100年生きたドラム缶と比べられても! 最初の攻撃は竜が手に持った枝を槍に変え攻撃。忌ブキ、現象魔術シールドで防御するけど24点しか軽減できてないとこ見るとレベル1の魔法かな? だとすると以前コールウインドで銃弾を防御したときにレベルによって軽減力あがるということは無いのか。魔法投射あたりの達成度分防御だと思うんだけど、このあたりに来ると判定が大分省略されてるので不明部分が多い。エィハがさらに防御するけど、ほどきとまもりのうたはヴァルが消耗するんだよなー ラスボスらしく竜、二回目の攻撃。天地魔闘の構えだわ。武器攻撃が投石攻撃に進化している。創造魔術による防御。彫像作成で60点軽減か。ヴァルのターンは待機。待機してるとあとで割り込み行動できるみたいなんだけど反応速度の消費とかどうなってるん・・・ スアロー、最後まで危機感は無かったね。忌ブキにとってはエィハは最高の剣。うん。この関係性の構築がロールプレイングだわ。その後はスアローの連続攻撃だけど、殴るにつれて竜は人類の文明をなぞるように進化していく。とは言っても流石にスアローがこのペースで殴り続ければ落ちるほうが速いと思うんだけど。ただ、スアローめちゃくちゃ消費が激しんだよね。武器の出し入れの反応速度消費とか黒の刃の生体魔素とか。で、ここに来てやっと婁さんが動く。魅了の魔力を振りまいて凄いはた迷惑な登場だ・・・
が、なんと魅了の判定が自動失敗。この人達。婁さんの攻撃力はもちろん高いけどスアローほどの爆発力があるわけではないので防護点低めの腹をひたすら部位狙いしていく。しかもここで切り札。婁さんではなく媛の生体魔素で「無二打」。えげつないダメージ量だがこれで半分。誰が獲るかはわからない。メリルさんの行動の前にヴァルに割り込むか聞いてるってことは待機してると次の自分の行動順まで割り込み権が発生するということかな? メリルさんの攻撃回数は3~4回。自動で伸びる分もやっぱりあるのかな。禍グラバさん、はじめての攻撃かと思いきや、範囲系平気だったので自重。先送りに。白叡さん右腕がサイコガンだった! 第五階梯の宝術兵器。やっぱり魔法のレベル、5までだよなぁ。ここへ来て最高レベルじゃない武器使わないよなぁ。エネルギー砲なので全身にヒット+防護点無視。ダメージ受けるとスタミナ減るの? あんまりスタミナ管理してる様子がないのでこれも不明点の多いステータス。阿ギトも防御をするが、それで手一杯の様子。ていうかいきなりエィハと忌ブキが離脱すっから・・・ 婁さん、回避してるけど結局バックステップは判定だけでできるのか、どういう時に達成度が必要なのかよく分からない・・・ 婁さんスキルでバックステップに敏捷判定要らないはずだし。スアロー、防御にも生体魔素を消費するのでかなり厳しい。生体魔素も0になったら気絶するらしいし、黒竜騎士は魔素がなくなると契約印に食われて死んでしまう。祝ブキ的には阿ギトよりエィハが安全に見えるのか。その娘、狩人の目をしてたのに。地味に新しいうたをエィハが。途中からレベルアップの内訳も説明しなくなってたし。そして竜の怒涛の攻撃と進化。クソゲーと言われるラスボスの回復能力。無理やりキャンセルしたけど。そして婁さん再始動。今回は魅了判定も普通に成功。スアローは呪いの影響で「七殺天凌が欲しい」という感情に影響があるため達成値3倍。でも魅了されたけど。そしてメリルさんも失敗。ここで忌ブキ失敗してたらかなりのカオスだったんだけど。白叡さんも失敗。この魅了にかかると剣の入手を第一の行動にしなければならない。ある意味理性的で、行ったら死ぬ行動まではとらなくていい(主を裏切るとか)。 しかしそこに婁さんの煽りが。そしてスアローの呪いによって枯れ果てていた所有欲が湧き上がる。スアローが理性を失うという状況でエィハにチャンスが。しかしここでスアロー、FMと密談。メリルさんの行動についてかな。婁さんの攻撃もエフェクタブルで防御貫通の大ダメージを叩き出す、が今回は大半が失敗。技能値削って連続攻撃するからまぁこういうこともある、か。火力が足りないとそれはそれで竜にやられるんですが! ここで盤外戦術。ものを所持するということができないスアローは必然的にメリルさんに手に入れてもらうしか無い。メリルさん、了承。「手に入れたい」であって「独占したい」ではないのか。でもスアローとメリルさんだからギリギリあり、といったところかな。婁さんのスアローへの予言、執着という気持ちを思い知ることになる、と。しかし。ヴァルは待機。まだ誰も落ちてないからなぁ。誰かが落ちた瞬間に漁夫の利を狙うしかない。スアローはともかく婁さんは難しいだろうし。次の行動は白叡さん。この人も本気で火力バフを載せてくる。宝術、紅蓮開放。三級魔素固定具に魔素が40点ね。全身に防護点無視の241点ダメージって。対人兵器じゃないよ・・・ あ、でも黒の帳なら防ぎきれるかも。ここで阿ギトが蒸発。蒸発って。しかし阿ギト、エィハに思いを託していく。あぁ、この人本当に忌ブキを王に頂いてたんだ。エィハと同じように。自分が王になる目もあったんだろうに。革命軍の責任をすべて被って退場していった。死亡した革命軍二人に対して禍グラバ氏のツッコミ。いやこの状況でこれはちょっと意地悪が過ぎる。白叡さん、今までてを抜いていたのか。竜に目的がない以上、撤退を念頭に置いてたってことね。それが七殺天凌の魅了によってこれか。婁さん、さらに煽る。これが人の欲だと。それぞれのリソースが削れてきて決着が近づいている。忌ブキのターン。反応速度の数値の低い忌ブキにとって何発も魔法を打つのは難しいので、1ターンが重くなる。2回は行動できるけど、トドメ以外を担うのは実際辛い。と、ここで恩恵「魔素の絶刃」を自身に使用することを思いつく。対象の次の与ダメージを5倍する能力。スアローとかにやる気があったら・・・ 内蔵にダメージを受けたらペナルティがあるらしい。もしかしてダメージ受けるごとになにかペナルティ発生するもんなの? 細かい・・・ この辺の細かいルールはとても本からは読み取れんのです。しかしそのペナルティは以前に習得した「不屈の闘志」でカバー。BPが0になっても戦闘続行できるスキルと書いてあるけど、他に副次効果あるのか。そういうのいっぱいありそう。さて、メリルさんと二人で七殺天凌を手に入れることにしたスアローだが、魔素枯渇しかけなのでメリルさんから分けてもらう。と見せかけてすべて吸収。こういうイニシアチブはスアロー側にあるのか。生体魔素がなくなってメリルさんは気絶。禍グラバ氏にかばってもらえるよう頼んで、婁さんとの戦闘に。それでいいよ。スアロー、昔「大事にするという感覚がわからない」って言ってたけどスアローがメリルさんにしてるようなのを大事にすると言うんだと思うよ。ここで。竜を放っておいてこのゲームでの大一番。約束された殺し合い。いくつもの伏線を蒔いて、回収してここまで来た。回避距離の問題で婁さんが二回回避したらスアローの攻撃は届かなくなる。ここ、珍しく回避判定してる場所なんだけど婁さんのスキルの組み合わせと表記の仕方でルールが良くわからない・・・ 「跳転回避」はバックステップに敏捷判定が必要無くなるってことは基本的にはみんなバックステップはできて、「軽功回避」を持ってると達成度が「黄爛武術」で出せる。回避の達成度は何で出すのか? 敏捷だとすると判定がなくなったら駄目な気がするんだけど・・・ バックステップが単に移動して攻撃範囲外に出る行動というわけでは無いはずなんだけど(達成度出してるし)。最後にスアローのがエフェクタブルで攻撃。もはや回避では追いつかないと悟った婁さん、腕でのブロック。(回避判定は有利にならないけど腕ブロックなら武器習熟で1段階有利になる) 任意の場所で剣を狙う。スアローにとって欲しいということはぶち壊したいということか。七殺天凌にも耐久と防護点があるものの、スアローの一撃には耐えられない。このあとの婁さんの行動がマジで凄いんだけど。剣を叩き折られた瞬間、刃を自分の喉につきたてて後追い自害する。うわぁぁぁぁ。
婁さん、あなたは本当に本物だった。婁震戎、今度こそ退場。「婁さんの亡骸滅多打ちしていいですか?」「もちろんかまいません」 全ては魅了されたことから始まるピタゴラスイッチ。メリルさんから魔素を吸って回復したので防御魔法が使用できる。ヴァルではもうスアローを落とせない。殴りかかることも一応できるがそれをしないエィハ。あーエィハはスアローの無機質な優しさじゃないやさしさのようなもの、嫌いじゃなかったよね。あなたは強かった。そして最後の忌ブキの魔法。「落雷」。魔法攻撃も達成度+威力ならだいたい15個くらいのダメージダイス? 竜の爪と魔素の絶刃の効果で威力は25倍(防護点無視)。そして腹部のダメージで、赤竜撃破。竜は友に力を継承し、一つの時代に決着がついたのでした。エンディングでは忌ブキはニルカムイのデザインができる。島を真紅に染め上げて、あくまで鎖国の方針。ところどころ空きはあるみたいだけど。でも実際「楔」なんてものがある以上やろうと思えば侵攻してくることは可能なんだよね。その間にニルカムイをまとめ上げなければ。各プレイヤーのエンディング。禍グラバ氏、何も変わらず商売を続ける。忌ブキや祝ブキを助けつつ。スアローをフォローしTくれる大事な存在。禍グラバさん、ゲーム中もゲームが終わってからのことばっかり考えてたもんね! スアローは報われたのか報われなかったのか。こいつはこいつで何も変わらなかったのかも。ちょっとだけ気持ちに折り合いはついた、のかな。禍グラバ氏という自分じゃない人に頼ろうと思えたのは(使おうではなくて)ちょっと成長だと思う。最後に婁さんの墓を作っていく。スアローが! 墓を! 「作る」!!! 作業はメリルさんの手によるものですが(笑)
エィハは忌ブキと一緒ではないのか。ジュナの煙管だけ持ち帰り、忌ブキに愛していると応えるため。恋ではなく愛というところがこの上なく刹那的よねこのお嬢さん。今の忌ブキの力ならつながれものの一人や二人の寿命、どうにかできるんじゃないですか!!??? という気持ちでいっぱいです。忌ブキの宣誓。これからは自分が先頭に立って戦うと。ニルカムイの命を背負って。選択肢はあっという間に目の前を過ぎていってじっくり考えている暇も準備を整える時間もないまま廻る運命の中で、たとえ根拠がなくても「決める」ことと「殉じる」ことにした少年の成長譚だったのだろう。忌ブキにとっては。みんなそれぞれが主人公だったけどね!


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さいごに。
このゲーム、ロールプレイングフィクションは僕をTRPGという沼に引きずり込んだ根源である。ここで行われている様々なドラマは勿論、その道のプロ(ベテランの)が全力でぶつかりあった結果として生まれたものであるのだが。時にまるで自分が天才になったような、これしか無いという噛み合い方をするようなまさに神がかった瞬間に立ち会えるとが実際にあるのだ。とてもやめられるものではなくなってしまった。しかしこれだけ楽しいゲームを見せられて、遊んでみたくなるに決まっているが、複雑なワンオフシステム、商品化は難しいのだろうなぁ。解析できる限りは読み込んでみたのだが、そうすればするほど、システムの一部しか使用していないことがよくわかる。スアローじゃないんだからそんな浪費をしなくていいのに・・・ 
特にFP、BP、スタミナ、生体魔素、部位防護点の出し方がさっぱりわからない。多分自分で振り分けるか体格とかで倍率があると思うのだが。サンプルが少なすぎるんだよー! そして結構誤植が多いぜ! と、レッドドラゴンを読みながら色々考えたことを吐き出したくて作った本でした。ルールの為のゲームでなくゲームの為のゲームなんて企画、もう無いだろうなぁ。わかる限りのレッドドラゴンのルールまとめて、ゲームやってみたいです。
読めば読むほど語りたいことなんかいくらでも出てきますね。ちっとも纏まりませんでした。
あの時、あのタイミングでレッドドラゴンを体験できる場所にいたのは紛れもなく奇跡です。読了ありがとうございました。
20190120 コミックトレジャー33
サークル偽兎 ニセウサギ発行nanimitehaneru09@gmail.com twitter @niseusagy


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