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殿堂ゼロのすすめ 2020年版

どうもブライトンです。

今回は1年半ぶりにボルバル杯が開催していたので1年ほど前に書いた殿堂ゼロのすすめの更新版を書くことになりました。

ボルバル杯の結果を見たりなどで殿堂ゼロに興味を持った方は参考程度にどうぞ。

前年度の記事はこちらからどうぞ(今回の記事はこれを読んでいる人向けのものなので、読んでいないとわかりにくい表現があると思います)

昨年度からの違い

デッキの紹介などに入る前に前回から大きく変わったことがいくつかあるので軽く解説していきます。

変わったことは
・禁断や零龍などがデッキに1種類1枚までしか入れられなくなった
・ヒラメキプログラム等の破壊されたかどうかを確認するカードの動きが変わった
・ウサブレラとリツイーギョの軽量メタクリーチャーの登場による環境の変化

この3つです。

1つ目に関しては零龍の登場とともに総合ゲームルールの改定が行われ、ドキンダム、ドルマゲドン、零龍、禁賀新年の4枚がデッキに1枚しか採用できなくなり一緒に入れることができなくなりました。
これにより今まで禁断を2枚入れていたデッキは強制的に1枚にさせれられることになり、2枚入れることを前提にしていたダーツデリートからギガタックハイパートラップが抜け強制的に弱体化させられることになりました。
ついでにギャスカカルテット零龍がおまけのように生まれる前に自然消滅しました。

2つ目に関しても総合ルールの改定によるものですが、ヒラメキプログラムやミッツァイルのような破壊されたクリーチャーを参照するカードを破壊を置換効果するクリーチャーに対して使ったときに、以前なら破壊されて墓地に行っていなくても効果が使えたのですが、今は効果が使えなくなったというものです。
これにより殿堂環境でもおなじみだったリリアングのエスケープをしながらミッツァイルした時のGRができなかったりするのはもちろんですが、サイクリカにヒラメキプログラムを打った時にコスト8のクリーチャーを出すことができなくなり大地サイクリカなどの複数のデッキに大きな被害を被ることになりました。
(一応補足すると裁定に影響されたのはテキストに「破壊された」ことを参照するカードだけで「破壊した」などのカードは以前と変わっていません。ミッツァイルのコスト軽減や転生プログラムサイクリカなどの動きが変わっていないのはこのためです)

3つ目に関しては環境の変化に関してのことでいくつかのデッキが機能不全になるというものです。
ウサブレラはGRを多用するデッキ、この環境では特に銀河転生に対してかなり刺さりサイクリカ型からカリヤドネ型に移行させられることになりました。ついでに細々と生きていたかもしれないサンマッドを使用するデッキも大きくダメージを受けました。
そしてリツイーギョに至ってはほとんどのデッキに刺さるという異常事態が発生しており、銀河転生や轟轟轟の環境トップはもちろんのこと、ベイBジャックやドギラゴン剣などのあまり見かけないものに関してもブッ刺さり、正直殿堂ゼロ環境におけるメタカードのトップ3に入るのではと感じさせるぐらいには強いカードになっています。(他の2枚はシャッフとオーリリア)

これらが一気に起こったせいで環境から多々ふるい落とされたデッキが出たことにより環境の過酷化が進みました。それと同時に新たなデッキタイプが誕生しうることにより環境に新たな変化が出ることも見込まれるのと変化の年になるかもしれません。
こんな感じですがデッキ解説していこうと思います。

~記載する項目について~

今回は新規デッキタイプと前回の記事から大幅に構築が変わったものについて記載します。
前年度とほぼ構築が変わらないものに関しては省略します。

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パラメータの見方

【デッキ名】
パワー ・・・デッキ内のカードパワーの度合い
スピード ・・・ゲームでのフィニッシュおよびメインコンボ成立までの速さ  
安定性 ・・・強い動きの再現性
メタ耐性 ・・・メタカードがどれぐらい刺さらないかどうか
デュエルマスターズ ・・・個人的に「デュエルマスターズ」をしているかどうかの判断

基本的に上4つは⭐︎5を最大としてランク別にしておきます

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Tier3

今回、前回紹介したベイBジャック系統のデッキとドギラゴン剣系統のデッキ以外が淘汰され環境外となったというのが変更点です。(元から入っていなかった気もしますが)
今回はデッキリストが変わった白緑メタリカとルール変更によりデッキリストの変更を強いられたヒラメキリーフだけ記載します。
大会ではほとんど見かけないがごく稀にいる部類となっています。

白緑メタリカ

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パワー ☆☆
スピード ☆☆
安定性 ☆☆
メタ耐性 ☆☆
デュエルマスターズ1.5

リツイーギョがヘブンズフォースより優先されて交換して4枚入ることになり、メタカードの枚数が12枚まで増えた。
これにより多少の事故が起きた時の保険とベイBジャックのマナの色事故が少しだけ改善されて強化された。
ただし、このデッキにもリツイーギョが重く刺さるため環境上位になることはおそらくない。
同じベイBジャックの入ったゴエモンキー型の緑ループは同様にリツイーギョが刺さるだけでなくウサブレラが雑に刺さるため環境外になったと思われる。

ヒラメキリーフ

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パワー ☆
スピード ☆☆☆
安定性 ☆
メタ耐性 ☆
デュエルマスターズ

裁定変更によりヒラメキプログラムをサイクリカに打ってもコスト8に繋がらなくなったのでアマテラジアルと事故回避用の復元を追加することでリペアした。
3ターン以内のニコル着地の可能性を高めた構築にするためリーフが揃わなかったときのパイパーパイプーとシェイパーを積み、メタに対するメタカードを抜いた構築となった。
センノーやリツイーギョを出されると即死するため、それを嫌う人はスパイラルゲートか緊急プレミアム殿堂をシェイパーの枠に刺してもいいかもしれない。

コラム〜ベイBジャックとGRについて〜

ベイBジャックのデッキにGR召喚のカードを入れて回している人をたまに見かけますがベイBジャックとGRクリーチャーの相性は最悪といってもいいです。
というのもベイBジャックの能力は場のクリーチャーからマナを産む能力では無く、場のクリーチャーをマナゾーンにあるかのようにタップすることにより結果的にマナを生み出す能力であるのでマナシンボルのないGRクリーチャーおよびサイキッククリーチャーはタップしてもマナを生み出すことができないのです。(色は出すことはできますがそれにより受けるメリットはまずないです)

またミッツァイルの召喚コストがかなり少なくなって相性良さそうだなと思っている方もいるかもしれませんがそれも相性は良くないです。
デュエルマスターズ総合ゲームルールの「601.カードの使用」についての項目に次のような記載があります

スクリーンショット 2020-03-13 20.40.28

要約するとカードのコストを払うときは

使うカードの文明の決定(要はコスト軽減できなくなるまでの最低コストと必要な文明の決定する行為でコートニー等で染色していてマナのクリーチャーを召喚する時コスト4以下にならないのはこのため)

マナコストの増減効果により起こる効果の解決(ミッツァイルならクリーチャーの破壊する行為で、ジョラゴンならヤッタレマン等のコスト軽減能力を使ってからジョーカーズを手札に戻すという行為)

コスト増減により最終的なマナコストの確定(この時点ではまだコストの支払いはできないし、されていない)

確定したコストを支払い、カードを使う(このとき初めてベイBジャックの効果でクリーチャーをタップしてマナを生み出すことができる)

という訳でベイBジャックでクリーチャーをタップしてそれをミッツァイルのコスト軽減のために即破壊するということができないため相性がかなり悪いです。
GRクリーチャーとの相性も含めて一緒に入れるカードではないかなと今は思います。

同様にフシギバースも先にマナに置いてから軽減するためジャックとは微妙に相性はよくないと思われます。(一応場のタップしたクリーチャーをタップインとはいえマナに送れるので悪用はできなくはないため悪いとは言い切れないですが)

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Tier2

今回Tier2での大きな変更点として挙げられるのは大地サイクリカが降格してきたという点です。
アマテラスから確定で入れるルートが先ほど説明したルール変更により数種類消滅したため以前のような理不尽な動きが取れなくなった上転生サイクリカに不利がつくため環境トップから落ちることになりました。
今回はデッキリストが変更せざるを得なかった大地サイクリカと環境トップへの門番となっているジョバンニランデスとキクチパトロールのレシピを記載します。
大会では使用者が1人ぐらいはいるかなという部類になっています。

大地サイクリカ

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パワー ☆☆☆☆☆
スピード ☆☆☆☆
安定性 ☆☆☆
メタ耐性 ☆☆☆
デュエルマスターズ2.5

ヒラメキサイクリカマーシャルの動きが消え、手札に戻った母なる大地をタダで唱えるために銀河の捌きに勝てるものは無しを採用し、青緑+白に変更した。
オブラディホーネット以上に使いやすいメタクリ除去のタケノコ道中ヒアウィ号が参入し、GRを用いることで相手に解決権を渡さずにシャコフィニッシュまで行きやすいように変更した。
ただし、このデッキもリツイーギョとパルテノンのメタが刺さるため全盛期より暴れることはできそうにない。
ジョー星のメタが刺さるようにはなったが相手に効果解決権を与えてしまうループは使える上に、別のループが成立するようになるので適宜プレイングを考えればそこまで苦戦はしないと思われる。

調整枠としてはライフを何枚か軽量呪文メタを見てジャスミンに変えたり、オチャッピィをピンで刺すなどが考えられる。
個人的にはGRが採用されていなかった旧型よりループ手順が楽になった印象を受ける。

このデッキのほとんどを把握している者同士の調整はアマテラス効果解決時に必要なパーツを見せることによりデッキを片付けるので楽となっている。

ここでは長くて解説できない部分も先日公開した記事の方に載っているのでループ方法などに興味があるのであればそちらの方を確認することを推奨する。


ジョバンニランデス

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パワー ☆☆☆
スピード ☆☆☆☆
安定性 ☆☆
メタ耐性 ☆☆☆
デュエルマスターズ2

前回と比べて変わった点はGRクリーチャーを本格的に採用できるようになったこととムシャホールから出るサイキックの変更したことの2点である。
“魔神轟怒”万軍投はオーリリアのラビリンスが起動しても軽く打つことができる最高の呪文でかつシャッフとオーリリアを処理できるカードを場に出すことができ、ピン投のカードの盾落ちケアができるまさにジョバンニが求めていたカードだった。
サブプラン用のラストストームを立てるには複数体のサイキッククリーチャーを必要としていたがファイナルリュウセイと4コスマッハファイター(正式名称が長いため割愛)の2体だけでコスト20以上を成立できるようになりフィニッシュ以外でも運用することが現実的になった。

今回のメタ枠はダセンゼになっているが、これはある程度上位デッキに対しメタを貼ることができ、オーリリアやシャッフを殴り倒すことのできるパワーラインを持っていると言うことで採用した。
また、たまにいるベイBジャック系統にも刺さり盤面処理も当然できると言うのも個人的には気に入っているポイントである。
とは言え、ある程度環境を見て変更する枠なので、センノーやパルテノン、自分にも刺さるがメスタポなどが代替枠として考えられるので適宜変更することを推奨される。

デッキ自体がそこまでウサブレラとリツイーギョが刺さらないというのは他のデッキと比べてそこそこ評価できる点ではあるが、赤白轟轟轟から完全な詰みがなくなっただけで相性は以前とそこまで変わらないというのと銀河転生に対してランデスロックがそこまで刺さらないという点から環境トップにはなれず相変わらず門番的な立ち位置に踏みとどまっている。

キクチパトロール

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パワー ☆☆☆☆
スピード ☆☆☆
安定性 ☆☆☆☆
メタ耐性 ★★★★★★
デュエルマスターズ2

前回とリストがあまり大きく変わっていないが、環境トップの銀河転生と赤白轟轟轟の2つに対して大きく有利がつき、リツイーギョとウサブレラがほとんど刺さらないという点から環境トップレベルのメタデッキとなった。
これだけ見ると環境トップに入っていそうな気もするが思わぬデッキに足をすくわれることも多々あり、個人的にはTier2の上限あたりで踏みとどまってジョバンニと一緒に門番をしている印象である。

正直これに関しては第5回ボルバル杯の記事とほぼ同じリストで、ある程度そちらの方で記載しているので詳しいことはここでは割愛する。
記事では書き忘れたがウォズレックでサプライズホール等を相手から奪うことができるため赤白轟轟轟の次元は必須となっている。

ガチャ剣

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パワー ☆☆☆☆☆
スピード ☆☆☆
安定性 ☆☆☆
メタ耐性 ☆☆☆
デュエルマスターズ2

前回Tier3だったガチャ剣だがピオドーロの獲得とデッキリストの洗練によりTier2にランクアップすることとなった。
ピオドーロは赤白轟轟轟に対して大きく刺さるカードで若干有利対面になり、デアリカラーから赤緑に変更したことによって安定して3ターン目の動きができるようになった。
オニカマスが環境から少なくなったのも追い風で、一撃でゲームを確実に終わらせるフィニッシュ力は低くはなるが、ダーツよりも安定した動きが取れるデッキとして立場があると言える。
カードパワーの暴力により赤白轟轟轟等のフェアデッキ対面に有利がつく一方、銀河転生等のアンフェアデッキ対面には若干不利という印象を受けた。(ただしガチャで17%を引くことができれば捲ることができるので勝てないというわけではない)
ただ相変わらず大会によってはガチャが使用不可の場合があるのでそこのところは注意が必要。

赤単轟轟轟

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パワー ☆☆☆☆☆
スピード ★★★★★★★
安定性 ☆☆☆☆
メタ耐性 ☆☆☆
デュエルマスターズ2.5

前回の記事からリストを更新したものになるので軽く触れる程度に。
赤白轟轟轟からメタ要素を抜き、速さに特化しているのがこの赤単轟轟轟になる。
とにかく安定して3ターン以内に決着をつけることを重視した結果、実質轟轟轟のバルチュリスをフル投入したことと無条件でSAかつ場に残る2コストのパラソルチュリスを入れたのが変更点となる。

また、“閃忍勝” 威斬斗もフル投入したおかげでマスターGGGによる連鎖の確率が大幅に上がり、ドロマーキクチパトロールなどの小型メタクリーチャーをばら撒いてメメントの盤面を粉砕することができるようになったのでキクチパトロールに対してかなり有利を取れるようになった。

いかに最速でかつリスクを減らして殴り切る事を考える必要があるので、引きだけのデッキと言うわけでもなくなんだかんだ考えるデッキとも言えるので個人的にはお気に入りのデッキとなっている。

余談だが、このデッキタイプはドリルスコールにより実質的な追加ターンも得られることもあり、相手のマナを1マナ以下に抑えて何もさせずに勝つということもしばしば発生する。
そして、ラッキーダーツを使わずに(実質)先攻1tキルを行えるデッキタイプの中では最も再現性が高いので一人回しにも楽しめるデッキだとも言えるかもしれない。(地味に構築費用がそこまでかからないのもおすすめできる点だったりする)

コラム〜緊急プレミアム殿堂の挙動について〜

謎のブラックボックスでジョークカード扱いで登場し、殿堂環境では一切使えなかった緊急プレミアム殿堂ですが、正直最後の「無視される」という効果がよくわからないという人も多いのではないかと思います。
これは簡単に言えば封印が置かれていない封印されたクリーチャーのようなものだと考えてもらって良いです。
つまりデーモンハンド等の対象をとるカードでお互い選ぶことができず、タップアンタップもできず、能力が無効化されているという状態になっています。
当然のことではありますがシャッフの宣言等の継続効果に関しては無効化されないので注意が必要な点ではあります。

基本的にこのカードをループする場合であれば指定をループに必要なカード以外にして宣言するのが良いと思います。(最後に緊急プレミアム殿堂自身を指定すれば同型対面に対して完全なロックをすることができ、次のターンもループが可能になります)

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Tier1

今回のTier1の変更点としては赤白轟轟轟が環境トップの仲間入りをしたことと銀河転生がカリヤドネ型が主流となり同型を意識した構築になり始めたことです。
赤白轟轟轟にウサブレラが入ることによりメタカードが12枚体制の多くのデッキに対して刺さるメタビートとなり、それらの影響で銀河転生の構築が大幅に変わるなど環境に変化が出ることになりました。
あと前述した通りダーツデリートが禁断2枚耐性ができなくなったため構築の変更をさせられましたが変更後もいつも通りの強さでした。
大会では確実に使用者がいて母数が多い部類

赤白轟轟轟

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パワー ☆☆☆☆☆
スピード ★★★★★★
安定性 ☆☆☆☆
メタ耐性 ☆☆☆☆
デュエルマスターズ2

ウサブレラが登場したことにより元々銀河転生に対して有利だったのがさらに有利になり、そこそこ除去しにくい攻撃手を手に入れ環境トップの仲間入りを果たした。
筆者はリリアング型のほうが好みのため今回はこちらを載せたが、安定のクリスタ型の場合はリリアングとサプライズホールをクリスタとタスリクを4枚ずつに変更するのが良いと思われる。
謎のブラックボックスから強力な新規サイキックを獲得してサプライズホールのパワーも大幅にアップしたように見えるがウサブレラが刺さるためなんとも言えないのが残念である。

おそらく大会で同型に当たらないということが少ないデッキタイプのため大会で使用する場合このリストをそのまま使うのではなく、ある程度同型をみた構築に改造することを推奨する。

銀河転生

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パワー ★★★★★★
スピード ☆☆☆☆☆
安定性 ☆☆☆☆☆
メタ耐性 ☆☆☆
デュエルマスターズ2.5

ウサブレラとリツイーギョの登場によりサイクリカ型が崩壊し、メタのメタが可能になるカリヤドネ型に変更して、フィニッシュ方法も緊急プレミアム殿堂をループさせてワンショットする方法に変更となった。
GRができないと何も始まらないのでウサブレラメタのため12枚中10枚をコスト5以上に変更し、リツイーギョなどのメタカードのため緊急プレミアム殿堂を採用せざるを得なくなり、呪文メタに加え軽量のGRメタが出てきたのに加えカリヤドネが多色であることによる事故要素が増えたことにより以前ほどの1強状態みたいなのでは無くなった。
一応GRメタがないのであればサイクリカ型も使えるが大会向けではないので割愛する。(弱いわけではないがウサブレラが入っている赤白轟轟轟が多いとみられる環境では使う理由がない)

必要が無いかもしれないがループ方法を念のためここに記載しておく。
初期盤面
・場:効果解決前のカリヤドネ1体
・山札:上からコスト3以下の呪文(A)1枚と転生プログラム1枚
・墓地:カリヤドネ1枚とコスト3以下の呪文(B)1枚と転生プログラム1枚
カリヤドネの効果解決で初期盤面で記した墓地の3枚を選択して、ハーミットサークル→呪文(B)→転生プログラムの順で解決する。
呪文(B)まで解決した時点で山札が上から呪文(A)、転生プログラム1枚、カリヤドネ、呪文(B)の4枚になり、ここで転生プログラムを打つと山札は呪文(B)、転生プログラムとなり、初期盤面の呪文(A)と呪文(B)が入れ替わった状態になる。
もう一度カリヤドネの効果を同様に解決すると初期盤面に戻り、任意の呪文を呪文(B)の枠に指定することでその呪文を任意の回数打てるループが成立した。(打ちたい呪文が山札と墓地と手札に2枚以上ある場合ならA=Bにしてループの手数を減らすことができる)

使う機会も少ないが隠しテクニックとして転プロを相手のクリーチャーに打ち続けてLOさせるルートも取れるのだが、安全にフィニッシュするためには色々と下準備が必要なので頭の隅にでもおいとくことを推奨する。(必要な下準備がBANリストを用意するという物理的なもののため)

またワンショット方法も解説しておくと、緊急プレミアム殿堂の指定をこちらの公開領域(GRと超次元を含む)にないカード全てにした後、GRを全て出しヤヌスとキル以外の超次元を出し、ヤヌス→キルの順に出す。
そうするとヤヌスが覚醒するので効果対象をカリヤドネにすることによりカリヤドネ+超天フィーバーを達成したマジゴッドブランド+ヤヌスがプレイヤーへ攻撃可能になっているので、ほとんどのカードを封殺した上で最大82打点を形成できるので大体ワンショットが決まって勝てるという訳である。
仮に攻撃制限をかけられていても全てのカードを封殺しさえすればターンを返しても負けることはほぼ無いし相手の場にクリーチャーがいるのであればLOループも行けるので問題はないだろう。

ウサブレラがいない環境になってきたのであればマジゴッドブランド以外のコスト5以上のGRを他のものに変えてもいいと思われる。(主に赤白轟轟轟の機嫌次第のため)

また先攻ゲーになりがちな同型対面と不利な赤白轟轟轟対面を捲るためにラッキーダーツとギラングレイルも同時に入れるリストも存在するが自分はそこまで引きの強い方ではないので安定型のこちらを今回紹介した。

ダーツデリート

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パワー ★★★★★★★
スピード ☆~★★★★★★★
安定性 ☆
メタ耐性 ☆☆
デュエルマスターズ3

禁断が1枚体勢になりギガタックハイパートラップが抜けたとはいえ、謎のブラックボックスパックによる強化がおそらく一番されたデッキだったので、相変わらずこの環境一の問題児のままになった。
GRは愛魂憎男によりブランドとアアルカイトの超天フィーバーのための枠が圧縮されてダンダルダからデリートを打つギミックも入れられるようになり、超次元はGANGPARADEにより搦め手が増えて凶悪度が増した。
キュラックスはギガタックが抜けたことによってヴォルグ1発で負けないようにするために4枚体制で素出しができて転生サイクリカ等のメタになるために採用している。(好みによりにゃんこ砲に変えて良い枠である)
GRルートに関してはウサブレラとリツイーギョが微妙に刺さるがあくまでフィニッシュ手段の1つでしかなく、超次元ルートだと両者ともに対処可能なため、デッキ全体として見るなら新型のメタによる影響はそこまでないと言える。(ウサブレラに関してはGRは5体出て、超次元もGANGPARADE以外は全部出る上にガードホールにより除去が可能のため刺さらない部類と言ってもいい)

超次元は以前のものと比べるとラストストームによるワンキルを狙う時の打点が1つ少なくなり、オニカマスのメタに引っかかりやすくなったが、GPサイキックフィールドがそのデメリットより大きいメリットを得れるためこのようになった。
GPサイキックフィールドがあれば場のクリーチャーがブロッカーとスピードアタッカーを得るためキルヤヌスのギミックが不要になり、クロックやホーリーなどの予想外のトリガーによりターンが渡してもアンタッチャブルとヴォルグがブロッカーになっているため以前より捲られにくくできるため打点が必要ではなくなった。(ホーリーに関してはフィールドによりターン終了時に全てのクリーチャーがアンタップするため盾が0でも負けることはほとんど無くなり完全強化と言える)
オニカマスのメタが刺さるようになるのは弱体化ではあるが、元々ストームG・XXが着地できていないとヴォルグを出す以外やることはないぐらい刺さっていたのとオニカマスを採用するデッキが減っていることからそこまで影響がないと考えられる。(最近だとオニカマスを採用するデッキは赤青剣か青黒パトロールなどのあまり見かけないデッキしかないため)

とまあここまで書いてはみたが、正直のところ1ターン目にゲームを終わらせるボムを投げられればメタカード関係なく勝つことができるため細かい点はそこまで考える必要はない気もする。

コラム〜禁断が2枚から1枚になったことによる影響〜

禁断が2枚から1枚になったことによる影響はかなり大きいと書きましたが実際どのような影響が轟轟轟とダーツデリートに対して出たかを簡潔にまとめると

・絶対引きたいカードを引く確率が低くなった
・ギガタックを採用するメリットがなくなった

の2点です。

4枚ある轟轟轟やダーツを39枚から引くより38枚から引いた方が明らかな事から分かっている人も多いかもしれません。(細かいことは省きますが、初手に1枚以上引く場合だと43.6%から44.5%になり明らかに禁断2枚は採用し得です)

しかしギガタックに関してはダーツの禁断メタになるのになぜという人もいるかもしれませんがこれに関しても理由があります。
以前は打つと禁断2枚から封印が12枚マナに行きタップインのことを考えても9枚前後はアンタップしているマナがあるはずなのでそこから相手のドキンダムを除去するカードを打って勝ちという動きができました。
しかし禁断1枚だとマナは全てアンタップインしても6枚しか増えず、相手のドキンダムを除去するためにはホーガンブラスターで何か捲るという更なる運ゲーになり現実的ではありません。(しかも封印に1枚以上ホーガンブラスターがあるという条件付きで)
その上対面は次のターン7マナ以上使えるので、轟轟轟なら手札使い切って轟轟轟かチャフから展開、ミラーなら超次元呪文からヴォルグと致命傷になるカウンターが飛んでくる可能性が高い状況になってしまいます。
このためギガタックは打ち損のカードになってしまい採用できなくなったのです。(もし禁断2枚のままなら即死級のボム12枚体制のおぞましいデッキだったのですが残念)

~~~~~~~~~~~~~~~~

新規デッキタイプ

ここでは新カードにより生まれた新規デッキタイプ及び対面で回す機会が少ないため環境の分類ができていないデッキタイプをここに載せていきます。
まだまだ研究が必要な状態でデータが正確ではないかもしれませんがここでもパラメータを載せることにします。

赤緑ギフト

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パワー ☆☆☆
スピード ☆☆☆
安定性 ☆☆☆
メタ耐性 ☆☆☆☆☆
デュエルマスターズ1.5

リツイーギョとウサブレラが登場したことにより大幅に強化されたデッキタイプ。
ドロマーキクチパトロールとは正反対のメタデッキで、あちらが呪文を唱えることを執拗にメタをしてワンショットをするのに対してこちらはクリーチャーを出すことを執拗にメタをして中速のビートをしていく。
メタカードはリツイーギョとウサブレラ、ヤドック、そしてチューザの4種14枚と赤緑のデッキらしくない印象も受ける。
必要ではないメタカードはマナに埋め、必要に応じてミランダやマナロック、ゴルドーザを早期出してロックやビートを行うだけというのは普通のデュエルマスターズをしているフェアデッキなのではという錯覚すらさせる。

銀河転生はウサブレラによるGRがコスト5以上を投入する傾向もありヤドックがかなり刺さり2体以上出せば勝ちといってもいい上リツイーギョもウサブレラも刺さるので相性が良いと思っていたが、転生プログラムが除去札として機能する上にリツイーギョはカリヤドネ効果で緊急プレミアム殿堂でケアできるため先行だと50%、後攻だと25%程度の勝率でなんとも言えなかった。

赤白轟轟轟はリツイーギョとヤドックがブッ刺さり先行なら5分以上、後攻でも轟轟轟が出なければ良い勝負ができるぐらいまでにはなった。
赤単轟轟轟は試せていないがメタカードを置ける2マナ域より前にニクジールや轟轟轟が出てくるため相当きついと思われる。

ダーツデリートに関してはメタカードがチューザ以外ほとんど刺さらない状態でビートをするしかないため相性は悪い。
1ターン目ディアボロスに関しては先行ならギリギリラストストームになる前に大地を当てることができるが、後攻なら間に合わず負けを待つのみと色々と赤緑の残念なところが出ている。

次元流の豪力が謎のブラックボックスの新規4種のサイキックを全て出せるようになってしまい、パワー4000の勝利ガイアールと条件付きでWブレイカーになるスピードアタッカーを出せる更なるパワーカードへと進化してまた解除される日が遠くなったと思わせるデッキとなった。

今のところ自由枠はチューザとゴルドーザの5枠でロマンを求めるならボルバルザークを1,2枚そこに刺しても良いかのしれない。(筆者は銀河転生相手に転生プログラムを自分のクリーチャーに対して打たれ、ボルバルが出てそのまま強制敗北をする可能性があるのが嫌なので入れていないが)
個人的にはTier2の中堅ぐらいの印象となった。

ドラグナーガチャ

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パワー ☆☆☆☆☆
スピード ☆☆☆☆☆
安定性 ☆☆☆
メタ耐性 ☆☆
デュエルマスターズ2

2020年9月殿堂環境でも暴れていた連ドラグナーにガチャ剣からのノレッジを詰め込んだアンフェアなデッキタイプ。
最速2ターン目にデルフィンかワルドブラッキオが飛び出し除去の乏しいコンボデッキを詰ませにくる可能性があるだけで十分環境とも戦っていけるスペックを持っている。

デッキ構成としては2ターン目に坊主めくりなどを可能にするヘブンズフォースとギフト7枚、それらから出すクリーチャー12枚、3ターン目にガチャを行える受け札4枚、踏み倒すドラゴン12枚そして禁断となっており、比較的綺麗な構築となった。
ギフトは2ターン目に出せるクリーチャーが8枚しか無いので1枚減らし、踏み倒すドラゴン等もドラグナーの装備条件を満たすことを前提としながら決めた。

メタクリーチャーはドギラゴンガチャで対処し、踏み倒しもガチャで狙いつつ、バトライ刃でフィニッシャーを捲りに行くというコンセプトからかなり初心者等でも使いやすい構築となったと思う。
ギャイアやデルフィンは好みでブラキオ龍樹やナンバーナイン、ワルドブラッキオなどに変更してもいいし、グレンモルトも赤白緑いずれかの色を十分に確保できるなら他のドラゴンに変えてもいいとは思う。

作った当初は、殿堂カードが禁断とギフト、条件付きでバトライ刃だけで殺意が足りないように思えたが、その後当然のようにヘブンズフォースがプレミアム殿堂となったので気のせいであった。

ハムカツドラグナー

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パワー ★★★★★★
スピード ★★★★★★
安定性 ☆☆
メタ耐性 ☆☆
デュエルマスターズ2.5

今秋の環境上に存在した問題児を殿堂ゼロ環境に適応させたものになる。

最終龍覇ロージアという受け札は死に札となりやすいかと思われたが、ロジックサークルでもそこまで仕事しなかったため仕方なく入れることとなった。

好みによってはボルバルザークを踏み倒しても面白そうだが2ターン目に出てもジャスキル打点しかできないためほどほどにしておこう。

一応これでもTier2の上限くらいの強さがあるのでやはり殿堂環境で存在していたのはおかしかったんだなと言う感想を得ることができるだろう。

デイヤーループ

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パワー ☆☆☆☆☆
スピード ☆☆☆
安定性 ☆☆☆☆☆
メタ耐性 ☆☆☆☆
デュエルマスターズ2

2020年前期を一色に染め上げた殿堂環境最強デッキの1つのリメイク版。

最速4ターンループも可能な上、ループ前は純粋なコントロール要素で着実にアドを稼いでくるのでGRメタなどをきちんとしていないデッキの8割9分ほどを叩き潰してくる。

銀河転生の影響によりウサブレラなどの採用が増えたため、末期の環境にいたダークネス採用型となった。

フィニッシャーはループしなくても雑に強いザビミラヴォルグで、9枚目の赤マナ要因としてミッツァイルを1枚採用しているが別にフィナーレサイゾウでも良い気もするしバビロニアカットでも良い気もする。(自分はループ以外にも使えて単色と言う点でザビミラヴォルグにしたがこの辺は個人の好みのような気もする)

ただいくら地雷に勝ててもどう頑張っても最速4tキルなので体感的にはTier2の中堅ぐらいな強さな気もする。

零龍ギャスカ

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昨年度に大暴れした最速2ターンキルすることができる速攻のアレンジ版となる。

ドゥモグラという後攻2ターン目に出しても仕事をするクリーチャーと顕現という色々な動きを可能にする呪文が出たことにより殿堂ゼロの環境においてもある程度の活躍が出来るようになったと思われる。

殿堂ゼロ環境では墓地メタが入っているデッキはほぼ存在しないので、アドバンス構築より明らかに動きやすく、ダーツデリート相手に対してもロジックサークルの緩い動きをした場合、ブラッディクロスを打つことで妨害できるので意外と立ち位置のいいデッキタイプだと自分は考える。

とはいえ、トリガーケアの出来ない全ツッパなデッキタイプのためTier1に入ることは無く、Tier2で甘んじるデッキであると思われる。

ファンデッキ

殿堂ゼロはやってみたいけどガチガチの環境はやりたくないなという声もあったので一応まだデッキとして紹介していなかったものをここで載せていきます。
一応ある程度戦える様にはしてありますがあまり練りこまれていないと思うので各自の好みに改造してもいいと思います。
パラメータは環境のものとは基準を変えていますので注意です。
(自分基準でのファンデッキなのでファンデッキではないと思われるデッキもあるかもしれませんが仕様です)

ヒラメキスネーク

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パワー ☆☆
スピード ☆☆☆
安定性 ☆☆
メタ耐性 ☆☆
突然回された相手のストレス度 ☆☆☆
デュエルマスターズ1.5

エピソード3後半に存在したヒラメキスネークを現代風にアレンジしたもので、フィニッシャーがシャコガイルになり、展開補助札にベイBジャックが入った以外は初期のものとコンセプトは一緒となっている。
シャコガイルになったことにより2体スネークを出したあと1体ヒラメいてフィニッシャーを出す動きが可能になり、ジャックにより今までチェインコンボを止めるメタのタイムトリッパー系統をある程度ケアすることができる様になった。
ジャックは序盤で欲しいわけでもなくスネーク出した後に引ければラッキーぐらいのものなので3枚で十分だと思われる。
気休め程度にメタクリーチャーを破壊できる学校男を採用してはいるが、メタクリーチャーの枚数が多い赤白轟轟轟やキクチパトロールは逆立ちしても勝てる気がしないので好みで変えてもいいかもしれない。

クローシスハンデス

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パワー ☆☆
スピード ☆
安定性 ☆☆
メタ耐性 ☆☆
突然回された相手のストレス度 ☆☆
デュエルマスターズ

一時期流行っていたクローシスハンデスを殿堂ゼロでの環境を見据えて組んだものになっている。
2コストのランダムハンデスが信用できず、ハンデスできるものが限定的とはいえピーピングハンデスを用いることによりある程度戦える様にした。
火文明を採用して青黒では見れなかった一部のデッキに対しても戦える様になりはしたが、メタカードの枚数配分が難しく安定度が下がっているのでいらないメタは切って、いるものは増量などの改良をした方がいいかもしれない。
ラッキーナンバーなどは呪文メタが刺さるため確実に使える安全なフィニッシャーとは言えないため、ケアが難しく通ればほとんどのデッキに対して勝ちともいえるマンハッタンを採用した。
バックラスターはG・W・Dに変更してもいいと思うし、知り合いにキクチパトロールばっかり使う人がいればこっそりアクアパトロールを刺してもいいなど個人の好みで変えていいところが多いデッキかもしれない。
スケルトンバイスは殿堂に緩和してもいいのではという人に対して回すと考えが変わると思うので悪い意味でおすすめする。
また作ったリストをパルテノンを入れるのもありかもしれない。

赤黒Mロマノフ

画像13

パワー ☆☆☆
スピード ☆☆☆
安定性 ☆☆
メタ耐性 ☆
突然回された相手のストレス度 ☆
デュエルマスターズ1.5

鬼寄せの術を使用して最速3ターンMロマをするだけのデッキ。
色配分の都合上、従来の緑を入れるとデッキが回りにくくなり本末転倒だったため不採用にし、代わりにMロマで唱えると強い呪文と回転を上げる札を多めに採用することにした。
3ターン鬼寄せで一応カモンリュウセイの動きも取れるのは悪くないが、やはりデアリカラーの方が安定して強い気もした。
差別化できる点としては3ターンドッカンデイヤーの動きによるワンショットが最終手段として狙えることぐらいな気もする。
ロマンを求めるならダークマスターズを神羅ダークネスロマノフにしてMロマからサインから蘇生して進化という動きもありかもしれないが、特にメリットもないので愛着があるなどの理由がない限りやめといた方がいいだろう。(スカルムーンなどの自分の好きな究極進化や墓地進化等でもできたりはする)

ロマノフワンショット

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パワー ☆☆☆☆
スピード ☆☆☆
安定性 ☆☆☆
メタ耐性 ☆☆
突然回された相手のストレス度 ☆☆☆☆
デュエルマスターズ2

デュエルマスターズの中で最強のチャージャーであるロストチャージャーと最強の進化クリーチャーの1体であるエンペラーキリコを詰め込んだロマノフワンショット。
ロストチャージャーにより安定した4ターンスタートを行う事ができ、キリコを使う事でザビミラヴォルグを連打して相手の山札切れを狙うデッキとなった。

一応最低限必要なものは入れているがテストプレイをそこまで行っていないので、フォースアゲインや龍素知新、シャッフやシャコガイルなど何かしら入れ替えたいものがあればそれにするのがいいかもしれない。

まとめ

いかがだったでしょうか?
始めにも書きましたが、軽量で強烈なクリーチャーメタやルール変更により例年より環境の変化がある年度始めとなり、新ギミックがまだまだ登場することから今年度はそこそこ波乱が起こる年になるかもしれません。

昨年度はGRメタが存在せず呪文メタに過剰なほど採用をせざるを得ない状況でそれができないデッキは人権が無い様な扱いを受けていた気がしましたが、今年度はGRメタ以上にはたらくクリーチャーメタが出たことにより多様性が以前よりは出るのではないか期待ができそうです。
個人的には環境上位に刺さりやすいリツイーギョとヤドックが入る自然入りのメタデッキ、例年通り強い呪文メタが入る白入りのメタデッキ、強くなったメタカードに対して解答となる緊急プレミアム殿堂が入る青入りのコンボデッキなどが環境に上がってくるのかなと思います。

なんだかんだいつもの不自由な自由を楽しむ環境だと思いますが新たなデッキタイプが生まれることを今年度も楽しみにしたいと思います。

以上、ブライトンでした。


おまけ

銀河転生LOルートの場合の緊急プレ殿リスト(2020年3月14日版)

銀河転生カリヤドネで相手にクリーチャーが1体以上いる時に狙えるLOループの際場に出ると問題のあるクリーチャーをまとめたものになっている。
指定したクリーチャーが山札にあると場に出なくなりループが止まるが破産するよりマシなので確実に指定したほうがいいと思われる。
優先度の低いクリーチャーは主に他に選べるクリーチャーがいるときは問題ないがいないときは問題あるというものなので選べるクリーチャーが1体しかいないときに指定することを推奨される。
エクセルファイルのままなので新規カードが来た時に自分で追加することも可能
エクセルが開けないということもあるかも知れないので念のためPDF版もおいておく。

4月29日追記

2021年度版の殿堂ゼロのすすめが完成したのでよろしければそちらもどうぞ

更新履歴

4月7日 ver1.00 初期版
4月18日 ver1.10 ファンデッキの項目追加 若干のテキスト修正
5月5日 ver1.20 ガチャ剣の記載と銀河転生LOループ用のリストを追加
6月2日 ver1.21 銀河転生LOループ用のリストに漏れがあったため修正
7月8日 ver1.22 銀河転生LOループ用のリストに追加
9月20日 ver1.30 ドラグナーガチャの記載と銀河転生LOループのリスト更新
10月28日 ver1.31 銀河転生の記事に加筆+若干のレイアウト変更
12月16日 ver1.40 ハムカツドラグナーとデイヤーループの記載とジョバンニの記事に加筆+銀河転生LOループのリスト更新
1月17日 ver1.50 赤単轟轟轟とファンデッキにロマノフワンショットを追加
2月7日 ver.1.51 銀河転生の記事に若干の修正加筆
2月20日 ver.1.60 零龍ギャスカの追加とキクチパトロールと大地サイクリカの記事を更新
3月14日 ver.1.61 後日追加されていた記事の部分を読みやすくするための最終更新
4月29日 翌年度版のすすめのリンクを追加

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