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ローズキャッスル採用型墓地退化考察

どうもブライトンです。

今回は久しぶりに通常環境の考察記事となります。
というのも前日2日間に渡ってローズキャッスルを採用した墓地退化を握り、無事2日連続入賞を果たしたのもあり、自分自身採用が良かったのか悪かったのかを振り返る意味で書くことにしました。

執筆にとれる時間も少なくまたしても雑な文になってしまうかもしれませんがご容赦ください。

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*注意事項*

・今回の記事では墓地退化自身の解説や環境の通りについては他の方がなされているので省略します。(最低限シャッフとアルモモの採用が減ったから流行っていると知っていれば大丈夫です)

・初心者に優しくない説明文。

・かなり急ぎで書いた記事なので誤字脱字、意味が通らない文があるかもしれません。(見かけた場合、さりげなく指摘していただけると助かります)

・本記事は投げ銭式の無料記事です。していただけると今後の記事のモチベーションが上がるので助かります。(後日していただいた方向けの軽い小話的なものを追加するかもしれません)

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これらの注意事項が大丈夫そうな方はどうぞ。

ローズキャッスルの環境の通りについて

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ローズキャッスルは対戦相手のクリーチャーのパワーを常在で-1000するというクリーチャーのパワーラインが上がっている現代デュエマでは、あまり見かけなくなってしまったカードではあったが、現環境のアンフェアデッキなどのキークリーチャーのパワーラインが1000であってしまったがために再評価されることになってしまっています。

このカードが刺さる環境デッキとして

・ジョー星ルピア(ゼロルピア)

・墓地退化(デスマーチ)

・赤単我我我(1コスクリーチャー+コダマンマGS)

となっています。

それ以外の環境デッキに対しては全くもって刺さりませんが、それらに対しては墓地退化側が有利対面であることが多いのでそれに関しては問題ないかと思います。

またその他の闇文明が入っているデッキにもローズキャッスルを入れようかと考えている人もいるかと思いますが、後述する刺さらない対面に遭遇した時の運用方法などを考えると採用頻度はそこまで高くないかと思われます。

使用した墓地退化の構築について

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2日間の入賞記録
11/14 フルコンプ八王子CS アドバンス構築 準優勝(32人規模)
11/15 第112回VduelCS オリジナル構築 3位(70人弱規模)

CSで使用した構築とそれ以外のカードの採用理由を軽く解説します。

特徴としてサイバーチューン2枚をローズキャッスル2枚に変えた他、テンプレ構築の従来のエマタイの枠がアツトに置き換わっているところなどになります。

アツトに関しては既にここ最近になって墓地退化が流行っていることが知られていたことからアルモモ入りのRXに遭遇するのではないかと思い、ヴァイモデルアツトバイケンギミックを使いたいがために採用しました。
これに関しては自分が参加したCSが混沌とした環境になりやすいことから採用しましたが別に採用してもしなくてもいい枠だと思います。(実際、アルモモ入りのRXには当たりませんでしたがヴァイモデルギミック自体は使用したので悪くは無かったです)
流石に無いとは思いますが、ローズキャッスルが同型メタで流行るようであれば非ツインパクトのエマタイよりアツトが優先されるようになるかもしれません。

ローズキャッスルを採用したことによる影響

結局のところローズキャッスルを採用して良かったのかどうかに関しましては自分は採用して良かったと思っています。

想定したジョー星ルピアには遭遇しませんでしたが同型などに対してあまり良くない手札の場合でも時間を稼ぐことのできるカードとして多大な活躍をしてくれたと思います。
タイムトリッパーなども時間を稼ぐという意味では適していて多くの対面を見れるように思えますが、想定している対面では1ターンしか稼げないためルーターの枚数を犠牲にしてまで入れるカードではないかと思われるので、ローズキャッスルが適しているメタカードであると考えられます。(トリッパー+枚数の減ったルーターを要求した上で退化セットを用意しなければならないので1ターンのEXターンだけではあまり意味がないです)

デメリットとしてはサイバーチューンの枠を削ったことによりルーターが12枚から10枚と手札が嵩張ってしまうことによる事故率の増加とトリガーの枚数がアツトの分も含めて6枚減ってしまっていることがまず挙げられます。

サイバーチューンの枚数が減ることに関しては、想定しているジョー星ルピアとミラー対面に後手をとった場合、最速の動きを取られた時にサイバーチューンを打っても誤差にしかならないということから勝機を作ることができるローズキャッスルの方が価値が高いと思われます。(ただ流石に4投するのは腐りやすくなるので2~3投で十分ですね)
トリガーの枚数が減ることに対しては環境にもよりますがバイケンカウンターだけでは止まらない対面の方が多いと感じていて、クロックも同時に要求されるのは期待値的に辛いと考えているので割り切ることにしました。

そして何より、刺さらない対面に対してのローズキャッスルは腐りやすいというデメリットに関しては黒マナ単色として運用できるという役割である程度打ち消せています。
他のデッキでは割と冗談みたいな理由になってしまいがちですがこのデッキでは黒マナの確保はかなり重要視できる役割で、このお陰で勝てた試合も冗談抜きで数戦存在しました。

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実際、テンプレと言われるような構築では黒が16枚と一見すると色枚数的に問題なさそうではあるのですがよくよく見ると墓地に置いておきたいカードと手札にキープしておきたいカードだらけなのでそれらは手札で被らないと案外マナゾーンに置き辛くなっていてほぼ無条件における黒マナのカードはヴァイモデルの3枚のみになっています。
もちろん毎回手札で被らなくてマナに起き辛い状況が起きるわけではないですが、5,6戦ほどやっていれば1回ぐらいは起きますし、退化先が被った場合は黒マナがタップインになってしまっているので動きに支障が出てしまいます。
なので、無条件におけるマナが5枚になるだけでもそれらが緩和されて心理的にもデッキの動き的にも楽になるかと思います。(自分の構築でアツトとデスシュテロンを採用しているのはこの黒マナの緩和という意味もあります)

このことを踏まえるとローズキャッスルをメタカードとして採用しやすいのはジョー星ルピアと墓地退化に2~3ターン稼げれば勝てて、2~3投のカードをある程度引き込める早期のデッキ回転率が高く、使わない対面に対してもある程度腐りにくいマナ基盤としても使えるデッキとなると考えられます。
それに当てはまるデッキは恐らく墓地退化ぐらいだと現段階では思います。(もしかしたらそれ以外の当てはまるデッキもあるかもしれませんが今の自分では考えつけませんでした)

結論

以上を持って墓地退化にローズキャッスルを入れた方がいいかどうかというかという問題に対して環境によっては採用した方しても良いという結論が自分の中では出ました。

流石にジョー星ルピアやミラー対面が少ないと思われる環境では真っ先に抜いてサイバーチューンなどのルーターに回した方がいいと思いますが、DM系Youtuberが様々な動画を出している現代では流石にその環境になる可能性は少ないかと思います。
もちろん、じゃんけんに勝って最速の動きを決められることを前提としている人は採用しない方が強いと思いますが、そうではない人は採用を考えてもいいカードではあるとは思います。

この構築自体もじわじわと広まってしまっていることもあり、ローズキャッスルをケアする構築やプレイをしてくるミラー対面が出てくる可能性が無いことも無いので思考停止で買うことはやめた方がいいというところで締めさせて頂きます。


以上、ブライトンでした。

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