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瞑想と催眠の共通体験について【実体験談】

一昨日Twitterを通じて出会った秋田在住の心理療法家のくじらさんのセッションを受けた。前回の「胎内回帰&再誕イメージワーク」に引き続き2回目。

くじらさんのイメージワークは言葉を使った催眠療法ヒプノセラピーの分野に入ると思うのですが、今回のセッションの体験も自分が普段楽しんで続けている瞑想と色々な面で似た部分があるという発見をした。簡単に感想を残しておこうと思う。

今回は「自分自身」という概念にフォーカスしたもので、くじらさんの催眠誘導ガイダンスにしたがって進めていく。

目を瞑って「自分自身」という概念を思い浮かべると、まず最初に現れたのが「空間」

そこには何もように見えるまっさらに透き通った「空(くう)」だった。

最近自分自身はこういう人でこういう事をしている人でという明確なアイデンティティ(自己同一性)が以前に比べて希薄になってきているというか、良くも悪くも自分という存在が確固としたものではなく、あたかも姿や形が固まっていない液体状のものだったり、雲やガス状の星雲のような気体に近い存在に感じる事が多くなってきてるからかもしれない。

「いいですよ。何もように見えるまっさらに透き通った空(くう)。それをもう少し感じてみてください」というくじらさんの声。

もう少し感じてみると、その空間に「あたたかさ」が感じられてきた。身体の感覚としてもハート胸のところに実際に「あたたかみ」「気持ちよさ」「心地よさ」がやってきた。

そのハート胸にある感覚をつぶさに丁寧に感じていくと、瞑想状態に入っていった。

いつも瞑想をしている時に、自分を越えて、自分を通じて瞑想が起こるという体験の感触に似ている。
その状態が起こるときは、イメージではなく文字通り自分の首が天空、宇宙空間から引っ張り上げられながら、光のシャワーだったり、至福や安心感に包まれている感覚に浸っている。

宇宙空間から降り注ぐ光のシャワーを頭頂と第三の目に頂戴しながら、ハート胸では圧倒的で限りない至福や愛を味わっているような感覚がやってくると、その味わいに「酔っぱらう」という事が起こってきた😊



「その光と至福を感じて酔っ払っている人は何か言ってますか?あるいはその空間から何か声は聞こえてきますか?」とくじらさんの声が聞こえてきた。

その光が降り注ぐ宇宙空間から「自由自在に動きなさい。遊びなさい。楽しみなさい」
「人を笑わしなさい」というような声が聞こえてきているような気がした。

その声がする所をじっくりと感じてみると、その声の源のような所に繋がった感覚があり、その源は無限の光に満ち溢れているスペースだった。


時間も空間も歪み、時空間を超越している場所で思念、想い、ミッション、愛、至福、無、空など抽象度が高い概念や言葉で表現することができないビジョン、風景、景色、夢のようなものが生み出されては放射されていく創造の根源のような所だった。

「自分自身」という概念に目を瞑ってフォーカスして何がやってくるかを待っていただけなのに、このような壮大に拡がってる宇宙空間が繰り広げられるとは全く予想だにしていなかった。逆に両親から付けられた「名前」に付随する世間的・社会的なことは一切でてこない😅

くじらさんの誘導の声にしたがって、
次に展開されてきた宇宙風景は、その大いなる光源、創造の根源から雫💧、とっても小さな雫がぽたっと宇宙空間から地上へとゆっくりと落ちていって、自分のハート胸の近くに置いていた手のひらに収まった。

そして耳を傾けてみると、「この限りない宇宙的な光、宇宙的な愛を地球に伝えよ」という声が聞こえた気がした。

ハート胸の中心で宇宙空間から受け取っていた無限の愛、至福そして第三の目、頭頂に感じていたこの世のものではない圧倒的な光が手のひらにある小さな光の雫のようなものへと光線、ビームのようなものが発せられた。

光線・ビームを発しているのも自分、
手のひらにある光の雫も自分、
そして宇宙空間にあった大いなる光源、創造の根源も自分、

さらに目の前で繰り広げられている宇宙的な光景をバックグラウンドの空間からクールに眺めているのも自分。

すべてが空間の中で重なり合ったとき、
頭頂・第三の目の辺りで感じていた光と
ハート胸の辺りで感じていた至福・愛が振動して響き混ざり溶け合い、
自分の眼からも涙が溢れそうになっていた。

その瞬間、掌にあった光の雫が人の形のように変わっていった。

宇宙にある光源の光でできた小さな小さな雫
宇宙にある創造の根源の愛からできた小さな小さな雫

頭頂・第三の目からビームのように発せられた思念と光

ハート胸からビームのように発せられた愛と慈悲によって、
その小さな雫は人の形へと変わってきた。
そして手のひらが合掌のポーズへと変わり、感謝の念が溢れ始めた。

宇宙空間の光源から「愛せよ。光を伝えよ。多くのものを愛せよ」という声のような、振動のような、意志のようなものが鳴り響いていた。

その人の形をした光の雫は最後
自分のハート胸へと入っていって、今ここにある肉体と一体になった。

それをもう少し感じていると、言葉で表現すると不思議なのですが、
その身体と一体化したものが、今度は「点」になって、高速で灯ったり、消えたり、灯ったり、消えたりを繰り返し始めた。

そして光、愛、至福そして言葉では言い表す事ができない思念や意志を四方八方360度に発光、放射し始めた。

ミクロコスモスとマクロコスモスが一体化した
量子の世界のような、そんな感触、味わいの酔い、余韻を残し今回のセッションは終わった。

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