五限目:実技1(1)
ダメダメだった。心折れて日記書くの遅くなってしまった。
前回の反省を活かして早めに車で出発。この時点でまだ心にゆとりがあった。30分前くらいに到着したがもう3、4人いた。みんなプロテクター等装着した上で前の教習の見学をされていたので、私も横に並んで見ていた。外から見ている分にはみんなスピード出ていないように見える。一人、スタンドを起こして跨ろうとしたタイミングでバイクを右に倒してしまった女性がいた。すかさずスタンドを立てて起こしていて、そのスピードに感心した。
実技はじめ
今日は大型の男性と私の二人チーム。はじめての緑ゼッケン。緑ゼッケンは他にも何名かいたがチームは3つほどに分かれていた。実技の間は緑ゼッケンなのだろうか。大型の男性は評価あり。目標タイム以下なら補講ということを告げられた。私ははじめての実技なので評価はなし。でもまあ意識してみてね、とのこと。
まず最初にウォーミングアップ走行。他のチームと合同で、みんな一列になって決められたルートを走る。ルールは一つだけ、交差点が赤信号でも止まらないこと。1番後ろにつくように指示を受けて待機。前が出発したのに続こうとしたところで発進エンスト!ここで心が乱れる。原因が全然わからなかった。もう一度チャレンジして今度は成功。比較的ゆっくりめのスピードについていくが、何故か車間距離がすごくあいてしまう。慌てて詰めるとカーブで迫りすぎてブレーキ、1速に落とす。なんだか安定しない。
急制動
しっくりこないままウォーミングアップ走行は終了。最初に急制動をやってみることに。前回もそうだったがルールのことをすごい言われる。急制動は左ウインカーのまま待機列で待機して、前が発進してからスタートする。スラロームは左ウインカーのまま待機せずに前に続いて入ってOK。ここばかり言われるけどこれはもう覚えた。三回やってみた。一回目は安定しないけど自分的には及第点。二回目は停止したあと両足ついていて、「右足ブレーキ踏んでないのおかしいね」と言われてハッとする。左足出すのが遅かった。三回目は左足出すこと意識しすぎてブレーキが遅れて少しだけオーバー。人いたら轢いてると思うとゾッとする。が、まあ基本はいいでしょうということで鬼門のスラロームへ。
スラローム
スラローム、全然できない。転倒こそなかったけれどパイロンめちゃくちゃすっとばした。スピード出てないのにパイロン無視して直進で爆走。意味わからん。何してるんやろ私。一度左ウインカー消しそびれたまま爆進した。もうめちゃくちゃ。スラロームの後は右ウインカーを出したまま停止線で一時停止して、それから本線?に合流するのだが、ここではじめての立ちゴケ。1速に入っていることを確認して、右を見てバイクが来ていないことを確認してスロットル回してクラッチを離す、ハンドルを行きたい方向に向ける、が発信しない!ハンドルはどんどん右に向く!そのまま右に転倒。身体ごと倒れそうになり受け身をとろうとして結局膝から倒れた。手をついて頭を守る。四つ這い。グローブと膝のプロテクターがあってよかったね。見学中に見た女性を思い出して急いでスタンドを立ててバイクを起こそうとする。すかさず教官が飛んできて「まずエンジン切ろうか」と言われる。確かに、危ないね。エンジン切って、スタンド起こして、それからハンドルとバーを持ってクラウチングスタートの体勢から前進。バイク起こせたけど教官の手助けのお陰が9割な気がする。
無事バイクを起こせたところで再び発進しようとするが今度はエンスト。三回ほどエンストしてしまった。初日は発進エンストなんかほとんどなかったのに、と思いまた焦る。クラッチ離すのが早すぎると言われる。ゆっくり離してフラフラしながら発進。もう一度スラロームへ。二回目もスラローム後の一時停止からの発進で立ちゴケした。手助けしてくれた別の教官に「毎回ここで発進エンストしてしまうのですが、何が原因でしょうか」と聞いてみた。「原因は一つじゃないからなんとも言えないけど、クラッチ離すのが早すぎるとか、ハンドル切りすぎているとか、そのあたりかな」と教えてもらう。自チームの教官に「立ちゴケ初めて?」と聞かれて「そうです、、、、」と半泣きで答える。すると「多分クラッチ離すのが早すぎる」と言ってもらえた。教官の指示通りゆっっっ、、、くり離すと確かに発進できた。頭の中に3.2.1.GO!の掛け声と大泉さんがソローリと発進する映像が浮かぶ。何度かスラロームを繰り返すがやはりパイロンすっ飛ばす。立ちゴケはなくなったが発進エンスト多発。教官に声をかけてもらってタンデムを試してみることに。教官の後ろに乗って両肩を持つ。まじ関係ないしこんなん思うのも失礼だけど、細い!こんな華奢なお身体でこんな大きいバイクを自分の手足みたいに扱っていらっしゃる!なんてことを!と驚く。タンデムのままスラロームへ。後ろに乗ったまま車体がギャンギャン傾くのはめっちゃくちゃこわい!でも倒れない。二人乗っててこれだけ傾いても別にバイクは倒れないということを身をもって知る。ジャイロ効果だっけ?物理ってすごい、、、とか思うけど、その後一人でやってみてもやっぱりパイロンすっ飛ばすし発進エンストした。
S字と一本路
とりあえずS字と一本路もやってみようということでコース変更。我ながらなんというか、一本路は多分得意だ。落ちずに行けた。一発でタイムもクリア。最初だしもう少しスピード出してもいいよ、と言ってもらう。鬼門はS字。はじめてのMTでのS字は曲がりきれずに縁石に向かって直進した。落ちた。後ろで2人ほど詰まってる。ごめんなさい〜。教官に助けてもらって縁石から脱出。が、見かねた教官から「小型でやってみよう」と引導を渡される。ここからずっと小型になった。
でも小型だと発進エンストなくなった。S字も大回りでなら入れるようになった。スラロームもある程度ハンドルを切り返せるようになった。感覚はわかってきたかも。
なんとなくやるべき動きがわかったところで終了。うーん、出来はいまいち。教官からのフィードバックは、小型なら動けてるから次の時間も小型でスタートして、もう少し慣れていこうとのこと。大型の男性は悪くないけどスラロームだけタイムオーバーなのでもう一回、とのことでした。
イメトレしすぎて半クラとハンドルがイメージと実践でかけ離れていたなあ、と反省して休憩時間へ。イメトレのしすぎも頭でっかちになってよくないね。
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