九限目(2):みきわめ

一時間の休憩を挟んでみきわめ。シミュレーションの頃からずっと予約が被っている女性と、あと男性二人の計四人。第一コースと第二コースを交互に走るように言われる。指示はそれだけ。あとはひたすら走るだけ。
これまでのアドバイスを思い返す。タイムは気にせずに減点覚悟でとにかくパイロンにあてないようにする。安全確認の方が重要。車線変更時の後方確認、交差点進入時に左右確認する。前が詰まってる時は進まない。それくらいか。
とにかく無心で走る。もうスラロームでスピード出せないのは諦めた。入りと出だけスピードアップを意識して、あとはとにかくパイロンにあてないようにする。多分体重移動ができないんだろうな。わからんけど。動画撮ってほしいなあ。
急制動は問題ないと思う。スピードはほんと慣れ。とにかく最初にいかにアクセル開けるか、かな。とにかく早めに40キロに到達できればなんとかなる。一本路もOK。一本路得意な気する。
S字とクランクもかなり安定してきた。右左折もそうだけど、曲がる前にしっかり減速さえできていればなんとかなる。S字は2速だけどそれ以外は1速だから、半クラで落ち着いて曲がれば小回りもできる。あとは目線。進行方向を向く。
課題さえクリアできればあとはコースを落ち着いて走るだけだ。とにかく無心で走った。楽しかった。
もう一周くらい走りたいな、と思ったらあたりでタイムアップ。集合かけられて免許証を持ってくるように言われる。一緒に走ってた女性はもう手元に用意してた。早!急いでロッカーへ向かう。免許証ってことはもしかして?
教官からは「前々から見てて小回り苦手なんかな?って思ってたけど、ようなった。問題ないね。この調子で頑張ってください」と言われた。ここの教官は自チームじゃなくてもちゃんと見てくれて、そして覚えてくれている。本当に信頼できる。
というわけでみきわめ合格!いよいよ卒検です!

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