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situasionのONE MANLIVEをみた

situasion ONE MAN LIVE
「A first day - The immortal envy club “Genesis”」(2023.12.30@Spotify O-EAST)
「A second day - The immortal envy club“GENESIS”」(2024.4.6@Yogibo META VALLEY)

「感想を言いたいと思いまーす(@西野ちゃんニュース23より)」と軽い出だしで語るには忍びないほど良いライブでした。というかsituasionのワンマンライブは演出も凝っていてそれがメンバーとのパフォーマンスともあいまって本当に良いのです。
今までの「GATTAI」とか「橋の下で会いましょう。」はどちらかといえばしっかりストーリーがあってその世界観をライブで表現しているといった感じでしたが、「GENESIS」はストーリーがあるんだろうなと思うものの、それをわかりやすく明示することはなく「考察」してねと言われている気がする。とはいえそんなことを考える余裕もなく、気がついたら推しメンに魅入り音楽にのってしまうただただ楽しい空間でした。

東京も大阪も、会場にはゴルゴタの丘を思わせる十字架が。特にEASTの会場前の道路からも見える位置に置いてあったのはなかなかのインパクトでした。フロアに行くまでの通路には複数のカラスたちがいました。
ライブの開演時間がすぎ、ステージ後方のスクリーンにオープニング映像が流れ出す。誰かの過去の思い出の写真?と思うような風景の映像に、first dayでは「グリーングリーン」、second dayでは「気球に乗ってどこまでも」の合唱でお馴染みの曲が合わせて使われていました。だんだんとノイズが入り不穏になっていく映像と合唱曲。それとともにドラムの音が響き渡る。両ライブとも曲に合わせたドラムのパフォーマンスがあったのですが、位置と私の身長のせいでみえなかったのが悔しい。
合唱曲2曲は改めて歌詞を読むとこれもなにか考察ポイントなのかなと思います。グリーングリーンの「この世に生きるよろこびそして悲しみのことを」がこのライブに通底するイメージなのかとか。気球に乗ってどこまでもは黄金3部作の「TOMODACHI AIRLINE」や「夢を見る島」と共通の旅のイメージなのかなとか。

ライブ後半で披露された、6irdに2回とも涙腺を刺激されました。あとはsecond dayで前触れなく披露された新曲のsecre7arysもすばらしかったし、「僕らはこれを運命と呼ぶ」での西野ちゃん「大阪すっきゃねん!」で思わず笑顔にもなりました。アンコールはfirst day「GOLDEN TIME」second day「最悪な状況」、特に最悪な状況がとても良かったです。

first dayのSチケット特典が限定の3rd MASSまである3日間連続ライブだったので、「GENESIS」も3部作になるのかな、third dayがあるのかなと気になるところです。

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