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「from a distance」と私

きたる5月27日にsituasionのワンマンライブ「WHAT THE F__K IS THIS LAST BLAZE」の開催が発表されました。投票によりセトリが決まるライブとのことで、同時に楽曲投票企画もスタートしました。

以前からsituasionの曲については「突然ですが〜」から始まる構文で各々の好きな曲ベスト10を発表するという流れもX(Twitter)上でみられました。そういった流れが起こるのも4年間の活動で50曲という曲数の多さと、それぞれの楽曲がジャンルもバラバラで個性に溢れているから、と思うのです。(余談ですがsituasionのどの曲もバラバラの個性を持っているのに、どれをとってもsituasionらしさというものを感じられると個人的に思っていて、そのsituasionらしさとは?というところを考えてみたいと思ってもいます。とか言っておいてなんですがこれは結局やらない人の書き方になっている。難しい)

せっかくの機会なので1番好きな曲の「from a distance」について書きたいと思いまーす。(そして他の人の好きな曲とその理由も知りたいし語ってほしいな〜というお気持ち)

「from a distance」と私
ちょうどsituasionを観に行きたいと思って行くライブを調べてたころに発表された曲でした。2021年の夏頃です。最近はあまりライブで披露される機会も少ないですが、situasionの楽曲の中では落ち着いた印象の曲といった感じでしょうか。私が初めてsituasionのライブを観に行った日(2021.8.1「エクストロメ‼︎」)は配信リリースされてすぐだったのでセトリに入ってました。


まず振付が好きです。メンバーが円になって曲中ほとんどずっとぐるぐる回ってます。アイドルの曲には特に「あなた」と「私」のような(あるいは「君」と「僕」の方が多いですかね?)二者関係を歌ったような曲が主流だったり、パフォーマンスだってレスがくる、こない等が話題になることが多いですが、from a distanceは違います。特にサビのパートはほとんどが内向きになっている振付です。客側との一体感などではなく、今この場所には situasionのメンバーしか存在してないと、そんなふうに思える世界観だと思っています。私が初めてsituasionを観た時は、白KAWARA衣装と呼ばれてる白レースが基調の衣装でした。同じものを身にまとった美少女たちが円になって舞うところをみて「全員妖精さんなのでは」と思ったほどでした。

歌詞も好きです。「乾いたカップケーキ眺め もう届かなくていい」と諦観しているようで、でも「痛いとこつくね神様 But祈り続けよう」と未来を祈っているところとか。「私は1人でラブで死ぬ 笑えないラプソディ」と決して明るくはないけども、絶望してるわけではなく「みんなで手を繋ぎ」「そんな夢をみた私は」と平穏を望んでいで希望を捨てることはない、強くはないけど孤独にそっと寄り添ってくれるようなそんな歌詞だなと。
「祈り」という行為、以前に西野ちゃんが膝を悪くしていた時に、わたしは医者ではないので好きな人の不調を治してあげられるわけでもなく、ただただ良くなることを祈ることしかできないんだなぁと考えたことがありました。今もその想いは変わらずで、好きな人もそうで無い人も、その人の息災を私は祈ることしかできない。だからこそ平穏に、その人に寄り添うことが大事と思っているのですが。

愛は祈りだ。僕は祈る。僕の好きな人たちに皆そろって幸せになってほしい。それぞれの願いを叶えてほしい。温かい場所で、あるいは涼しい場所で、とにかく心地よい場所で、それぞれの好きな人たちに囲まれて楽しく暮らしてほしい。最大の幸福が空から皆に降り注ぐといい。

舞城王太郎「好き好き大好き超愛してる」

situasionの世界観好きな人はゼロ年代の講談社ノベルス好きそうって思ってるんですがどうなんでしょう。舞城とか西尾維新とかユヤタンとか。でも好きって言ってる人をあまり見かけない。

あとメロディーも好きです。この辺りの音楽的な知識が私には皆無なので語れませんが、聴いてて心地よいです。

最後にX(Twitter)には載せなかった、situasionの10曲を選んだ時の画像でも。①、②は変わらずでしたね。

ついこの間投稿しようとしてしっくりこずやめたやつ
2023年8月の時

ご清聴ありがとうございました。

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