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【漫画】スターまる

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フルカラーの連載漫画作品(ファンタジーコメディ)。宇宙から落ちてきた星と、星を飲み込んだ女の子のお話です。本編、作品解説、スピンオフ4コマで構成。 主人公の女の子は13〜15歳く…
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#マンガメイキング

スターまる 制作前夜

解説いらないでしょ…→解説してみよう に変化漫画作品『スターまる』を描いている。誰にも頼まれてない。漫画を描くのは、小学生で星のカービィやドラゴンクエストの二次創作に始まり、中二病で「登場人物全員が不幸な生い立ちを持っている」という、お約束な漫画や小説を一生懸命描いて以来。 『スターまる』はファンタジーコメディを意識している。コメディだから、少女主人公の、世界のかなしみを全部自分が背負っているかのような態度を、楽天的な「星」が程よい距離で見守っている、という対比を意識的に出

スターまる 第2話 作品解説

ページごとに解説を入れてみる第1話の解説は、制作に至った背景も含めて本作の全体感をご紹介いたしました。第2話解説は、ページごとに考えていたこと、参照した資料などをご説明いたします。 スターまる第2話その1はこちら スターまる第2話その2はこちら スターまる第2話その3はこちら ページ1:どこまで描き込み、何色を塗るか 本作はフルカラー作品で、「どこまで描きこむか」と「何色で描くか」が重要になる。 色の塗り重ねは、モチーフ一個に対して極力「2〜3色、2~3手」くらいで終

スターまる 第3話 作品解説

第3話も無事に描き終えることができた。また一歩作品に踏め込めた気がする。 第1話を描き上げたときのような爆発的な興奮もなくなって、周りの反応もわかってきて、 作品づくりがある生活、というのもわかってきて、全部が現実に落とし込まれた上でもまだまだ描ける。そのうえで今後どういう気持ちで作品づくりと一緒に生きたらいいかな?っていうのを考え始めたのも第3話からだった。 ページ1:心が砕ける ヨナが言ったことでマルが怖くなったというよりは、ヨナの呼びかけをきっかけとして、自分の悲惨

スターまる 第1話 作品解説(一気読み)

 第2話と第3話の解説記事に「スキ」をいただくことが多い。  カラー原稿を12ページまるごと掲載するため、画像を軽めにしているとは言え、一気読みできるのがいいのかもしれない。  なので、雑多に制作裏話をまとめていた、第1 話の作品解説を「制作前夜」とし、あらためて第1話も通しで読めるように置いておくことにする。 制作までの裏話、「旧:スターまる第1話作品解説」はこちら ページ1:はじめのページにかけるエネルギー  ロケット発射時のエネルギー消費量が、実際の航行時のエネル

スターまる 第4話 作品解説

第4話はこれまでの回に増して信仰的なテーマにフォーカスしていて、クリスチャンにも、そうでない方にも、受け入れるのが難しいかもしれない表現を盛り込んだ。例えば「祈り」や「悔い改め」を描かないで、あるいはもっとやんわりとした表現で、この作品を仕上げることもできたはずだ。 でも、もし自分の中での「痛恨の失敗」があるとしたら、そういったテーマへの挑戦を避けて作品づくりを行なってしまうことだと思う。まだこのテーマを活かしきれてないとしたら、ひとえに私の未熟さである。 私を作品づくり