人は何故韓国に行きたがるのか

今週は人生で初めて韓国に行きました。約10年ぶりの海外、楽しかったです。行きの飛行機でちょうど窓側に座れたのですが、海が終わり陸に入った時、窓から見える道路を走る車が右側走行しているのを見て外国に来たことを実感しました。飛行機を降り、街に出てみるとハングルだらけ。一文字も読めず苦笑いからのスタート。目に入る街の雰囲気は日本とはあまり変わらない気がしました。ただ耳に入ってくるのは韓国語なので目と耳に入る情報のギャップに脳が混乱しました。いろいろ歩いて見て回りましたが大都会ですね。日本で言うなら渋谷って感じ。新宿ほどごちゃごちゃしてる感じはしなかったです。明洞にも行きましたがこちらは原宿って感じの雰囲気。いろんな国から人が大集合してて目が飽きませんでした。昔教科書で見た人種の坩堝という単語を思い出しましたね。おもしれー街。僕もそのお祭り感というかなんとなく非日常感のある空気感にあてられてチーズハットグのチーズをどれだけ伸ばせるかに挑戦なんてしてました。柄にもなくはしゃいじゃってます。
明洞を歩きながら考えたのは何故韓国に行きたいって人が多いんだろうということ。僕の出した結論はどこかテーマパークのような雰囲気があるからというものでした。実際行ってみてもなんか海外という感じかしないというか、どちらかというとディズニーやUSJに行っている時に近い感覚になったんですよね。国全体がテーマパーク。こんなことを言ったら失礼にあたるのでしょうか。街の雰囲気が日本と似てるってのもあると思います。あと裏側があんまり見えないってのもポイントですね。新宿とか渋谷ってちょっと入るとすぐ裏が見えますから。それと比べると裏があんまり見えない気がしました。滞在時間が短いからそこまで目が届かないというのもあるかもしれませんが裏側が見にくくなっていたとも思うんですよね。そういう点もテーマパークに似ています。みんなは海外の国に行くのではなくて飛行機で2時間くらいでいけるテーマパークに行くくらいの感覚で韓国に行ってるんじゃないかって思いました。それならディズニーやUSJに頻繁に行きたがる人がいるのと同じ理論で韓国に頻繁に行きたがる人が生まれるのも理解できます。僕は世間の流行に対して自分なりの仮説を一つ立てて韓国を去ることになりました。これがあってるかは全く分かりませんが。
非常に面白い国でした。韓国は流行り廃りが速いイメージがあるのであと2ヶ月もしたらまた別の雰囲気を纏った街に変貌しているかもしれません。また機会があれば訪れてみたいものです。

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