見出し画像

運転って頭ぐちゃぐちゃするね

二十一日参りという適度な束縛をくれた彼の人と
関西に改めて関心を向かせてくれた幾人かの友達に感謝を。

いつもうまくいかないね
こうしたいと思った方に動き始めると
これまで取れていた均整は崩れ
変な気を起こして絡め取られていく

将棋もそう、田中ヤコブもそう

あえて抵抗しないことに力強さを感じるし
そんな幻想もいつかは崩れる
そんなことにも気づかずにいようとして
今日も今日の分の酸素を消費する。
漠然と今日を否定してみた

二十一日間の手錠でしっかり縛って今日の祈りを明文化していく
今日の祈りは、この祈りに目を閉じるまえ、最後の呼気。
吐き切る前に吸い始めていたせっかちな呼吸のリズムに
これまでの耐えれるかどうかの戦いに
少しでも多く、必要であるという脅迫に
一度おしまいを告げる祈りになる。

ということだ

好きなものに理由なんてない、とライオンが吠え
私は、言葉で説明できないから好き、と縋る
会話じゃないなんて、なんて言葉使っているの
それは人が使う言葉なの

話さなくてもわかることが多い人がいる
いつもより答えのいらない問いを投げ、受け取る

消耗するような感覚、わざわざ言われなくてもわかってること
突きつけてくるとき
人間の皮を被った何かが目の前にいるとき

今消した文字は、届くのかな
この下に埋もれた言葉から何かが語りかけてくる匂いを
僕らはきっと嗅ぎつけて
大きく吐いてから隅々まで吸いこむ

陰翳礼讃 今日は田中ヤコブを聞こう
in neutral を開いて一曲目から、手書きの歌詞カードまで
三ヶ月溜めておいた新曲を聴き通して
バレないように泣くことにするよ

アプリオリに踊る
琵琶湖のほとりに置いてきた私の跡は
干満の少ない波にならされることなく
その踊りを保存している
私の中に保存している

それぞれの踊りが乱立したところ琵琶湖
初めましてばかりぶり
祭り踊りアプリオリ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?