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AIの苦手分野が人間にとってのブルーオーシャンとなっている

株をしていると気づくのは、AIの存在である。「きっとAIが売り買いしているのだろうな」と想像つく値動きがよくある。特に、一日の値動きにそれを感じる。

10年くらい前までは、いわゆる「デイトレ」というのが流行っていた。これをする個人投資家も多かったし、指南本やサイトなどもたくさんあった。
ところが、そうした本やサイトは、近頃とんと見かけなくなった。デイトレをしている個人もほとんどいなくなっただろう。このことも、AIの存在を強く感じさせる。今の株式市場は、AI抜きには語れない。

ところが、AIは中長期の予測が苦手だ。業績が発表されてからしばらく経って、値が上がったり下がったりということもよくある。人間なら簡単に予測がつきそうなことが、AIはなかなか予測できない。

例えば、コロナが流行ってからしばらく経って、Teslaの株価が急に上がった。今思うと、コロナが流行るとTeslaの株は上がりそうなものなのだが、実際に上がるまで、AIはそれを買えなかった。むしろ、上がってから後追いをした感じだ。

なぜか?

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