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【新店舗紹介】TSUTAYA BOOKSTORE下北沢(東京都世田谷区)

3月30日に、京王井の頭線の下北沢駅高架下にオープンした「ミカン下北」。商業エリアとワークプレイスが同居する、「遊ぶ」と「働く」が混ざり合う新スポットだ。A~Eの5街区で構成されており、A街区の2、3階にTSUTAYA BOOKSTORE 下北沢が出店した。

SHARE LOUNGEを併設し、20~30代の男女をメインターゲットに、“本に囲まれ、毎日自分をアップデート出来る場所”をコンセプトとした店づくりを行う。

店舗を入ってすぐの左手にはビジネス書売場を配置。80坪のSHARE LOUNGEは、「集中」「寛ぎ」「コミュニケーション」の3つのエリアに区分され、目的に合わせて利用することが可能だ。クリエーターが多く集う土地柄であるため、SHARE LOUNGEに沿った通路にはデザイン・アート系の書籍を置くなど、働く人に向けたゾーニングとなっている。

3階では、コミックを地域一番店の品揃えで展開。また東海エリアで2店舗を展開する「草叢BOOKS」の常設ポップアップストアがあり、地元のクリエーターとコラボした「シモクリ」や、地元の方々によるおすすめ書籍の紹介「ジモキタ」などのコーナーで、地域に根差した取り組みを行っている。

さまざまな情報を発信していくことで、同店が下北沢というコミュニティの「ハブとしての役割を担っていけたら」と語る佐藤佑店長。「感度の高い方たちに向けて品揃えをブラッシュアップしていくと同時に、小さいお子様からお年寄りまで、街の書店として幅広いお客様に喜んでいただけるよう、スタッフ教育にも力を入れています。すでに下北発信で一緒にやりましょうとさまざまな提案をいただいているので、一つひとつ具現化できるよう取り組んでいきます」

店長 佐藤 佑 氏

※店内図の丸数字は、キャプションの丸数字と同じ場所を示しています。

①駅を出て直進した、A街区の突き当りという好立地


演劇の街でもある下北沢。開発により、これまで迂回しなければ行けなかった本多劇場があるエリアへのアクセスが良くなるなど、回遊性の向上が図られている


②入口右手のゾーンは新刊と話題書を多面展開。来店してすぐに売れ筋のタイトルがわかる、TSUTAYAが進めるWS(ウォーターストーンズ)型売場となっている。壁面もあわせて各ジャンルの注目銘柄を陳列。地元・下北沢に関するコーナーやフェアなど、一目で旬の商品がわかる


③アートやデザイン書は、親和性の高いジャンルも品揃えを強化


④地元・下北沢に関連したブランドをはじめ、服飾・生活雑貨も充実


⑤下北沢や世田谷の関連書も大きく展開


⑥家具にもこだわったSHARE LOUNGEは、フリードリンクやWi-Fiなどの設備も充実。手前のスペースはラウンジとしての心地良さを、奥に進むとワークスペースとしての利便性を備えた空間が広がる


⑦エリア最大級の品揃えを誇るコミック売場。エリアやターゲットの近い店舗のデータを活用し、商品構成の精度を向上。さまざまな切り口で、提案性の高い売場を実現している


⑧「遊ぶように働く」が施設のコンセプトであり、近隣ワークプレイスで仕事をする人も多い。入口すぐ左手にあるビジネス書売場も重点ジャンルの一つ


⑨「草叢BOOKS」の常設ポップアップストア。クラウドファンディングで商品化されたガジェットや地元クリエーターとのコラボなど、地域密着の展開を行う


TSUTAYA BOOKSORE下北沢を運営するMPDは、2022年1月7日におはぎ専門店「OHAGI3(おはぎさん)下北沢店」を下北沢駅にオープンした。MPDのOHAGI3フランチャイズ加盟店としては5店舗目(全体で8店舗目 ※2022年1月時点)。TSUTAYA BOOKSORE下北沢でも正面入り口でワゴン販売を実施している


【店舗概要】

所在地   〒155-0031 東京都世田谷区北沢2-11-15
      ミカン下北A街区2F・3F
TEL      03(6778)4039
オープン  2022年3月30日
売場面積  245坪(書籍・雑誌146.4坪、文具・雑貨10坪、
      SHARE LOUNGE 80坪、その他)
営業時間  9時~22時
従業員数  社員2名、パート・アルバイト20名
駐車台数  なし
SA機器  POSレジ4台(うちセルフレジ2台、ラウンジ含む)、
      ハンディターミナル4台、NOCS7
設計    スペース
什器    三協立山 タテヤマアドバンス社

(「日販通信」2022年5月号より転載)

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