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【新店舗紹介】リブロ南砂町ショッピングセンターSUNAMO店(東京都江東区)

2021年2月27日、約100店舗を擁する南砂町ショッピングセンターSUNAMOの3階に、リブロ南砂町ショッピングセンターSUNAMO店がオープンした。

同施設は地下鉄東西線の南砂町駅より徒歩5分の場所にあり、大型駐車場を備え車でのアクセスも良い。駅周辺では再開発が進められており、周辺にはオフィスビルや病院、大型商業施設、マンションなどが立ち並ぶ。そのため、近隣の住民や就業者など、40代をボリュームゾーンとした幅広い年齢層が来店し、家族連れも多い。

同店の最大の特徴は「駿河屋」とコラボレーションしていること。本、文具にプラスして、フィギュア、プラモデル、ゲーム、アニメ関連の商材など、ホビーグッズを充実させた。新本のコミック棚と駿河屋のホビー雑貨ゾーンを隣接させ、コピックなどの画材も近くで展開するといった、関連商材をリンクさせたゾーニングとなっている。特に、「鬼滅の刃」や「呪術廻戦」「ツイステッドワンダーランド」などの人気作は、グッズとの併売が好評だ。

絵本も好調であり、3月中旬には棚を拡大し、さらなる売り伸ばしを図っている。

全体の売上構成比はBOOKが6割、駿河屋のゾーンが3割、そのほかが1割となっており、まずまずの実績で推移している。駿河屋の査定システムを利用した買取にも力を入れており、リサイクルの粗利は50%以上を目指すことで、全体の利益向上に貢献することを目標としている。

石塚紀子店長は「ご家族連れからシニア層、マニアの方まで満足いただける品揃えを心がけている。新本、古本、ホビー雑貨を取り揃えた『書店の新しい未来像』を“南砂”から発信していきたい」と抱負を語る。

note用石塚店長IMG_1966

店長 石塚紀子 氏

リブロ南砂町 店内図

※店内図の丸数字は、キャプションの丸数字と同じ場所を示しています。

児童書

①土日祝日は特に、家族連れでにぎわう店舗。児童書はとりわけ好調であり、棚の拡充のほか、フェア台ではSDGsなど親子で学べる書籍の展開にも力を入れる。学童文具も一般文具とは分けて、児童書・学参ゾーンに売場を設置

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②家族連れが多く訪れるため、入口もターゲットに沿った装飾を施す

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③お客様の購買意欲を掻き立てる、提案性のある売場を各所に作成

文具2

④一般事務文具のコーナーではエコバッグをはじめとする雑貨も展開

コミック2

⑤書籍売場の約半分をコミック売場が占める。「鬼滅の刃」「呪術廻戦」といったヒット商品を確保し、エンド平台で重点展開。また、新本の売場でも買取の告知を行っている

コミック雑貨コラボ

⑥駿河屋のホビー雑貨で人気の作品は、「関連グッズまるごとコーナー」にも陳列して、元棚と2か所で展開。グッズをお買い求めのお客様にも原作本をアピール

コミックグッズ隣接

⑦新本のコミック棚と駿河屋のホビー雑貨ゾーンとを隣接させ、お客様の利便性と回遊性を高めるゾーニングを実施


コピック

⑧駿河屋のお客様層も鑑み、漫画制作などで使用されるマーカー「コピック」を大規模展開。フェア台のほか、ライトノベルと駿河屋ゾーンの間にも常設

【店舗概要】

所在地  〒136-0075 
     東京都江東区新砂3-4-31 
        南砂町ショッピングセンターSUNAMO3F
TEL     03(6666)4602
FAX    03(6666)4603
オープン 2021年2月27日
売場面積 323坪(書籍・雑誌203坪、文具20坪、駿河屋100坪)
営業時間 10時~21時
従業員数 社員4名、パート・アルバイト24名
駐車台数 約1,240台(共用)
SA機器  POSレジ4台、ハンディターミナル1台、NOCS7
什器   オカムラ(リブロ)、中日販売(駿河屋)

(「日販通信」2021年5月号より転載)

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