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【新店舗紹介】TSUTAYA BOOKSTORE ららぽーと愛知東郷(愛知県東郷町)

2020年9月14日に開業した、愛知県中部エリア最大級の大型商業施設「ららぽーと愛知東郷」。その2階に、精文館書店が運営するTSUTAYA BOOKSTORE ららぽーと愛知東郷がオープンした。

東郷町は名古屋市と豊田市の間に位置し、周辺都市への通勤・通学圏として発展してきた地域。両市をつなぐ国道153号からも至近とアクセスが良く、商圏人口は100万人を見込む。

施設のコンセプトである「みんなではぐくむ、まち、ひと、くらし」と連動した「知のはぐくみ」と「高品質な日常」を店舗コンセプトとして掲げる。

東郷町は子育て支援に力を入れており、ショッピングモール内という立地もあって、同店も子育て世代のファミリー層をメインターゲットに据えている。店舗中央にはカフェを配置して、ブック&カフェとしての魅力を最大限に発揮できるようレイアウトを工夫。競合他店との差別化を図る。

BOOKに関しては、雑誌、コミック、実用書、児童書、学参、専門書をわかりやすく配置。また、近隣および館内に公立図書館があるため、相互送客の取り組みといった連携も視野に入れている。

児童書・専門書・実用書のほか、知育玩具・文具雑貨も好調に推移。特にギフト商材が好調のため、クリスマスや新学期といったシーズナブルアイテムについても充実させていく。

店長の今井良優氏は、「居心地No.1店舗」を目指したいと抱負を語る。「品揃えや店舗の雰囲気を総合的に高め、居心地の良さを提供していきたいと考えています。コンセプトを体現する店舗として好調なスタートを切ることができたので、今後はさらに提案性を高めた売場づくりをしていくことが課題です」

修正2 TBS東郷店_今井店長お写真

店長 今井良優 氏

TSUTAYA BOOKSTORE ららぽーと愛知東郷 店内図

※店内図の丸数字は、キャプションの丸数字と同じ場所を示しています。

ファサード

①通路と店舗の間に仕切りをあまり設けず、開放感のある店頭を演出。モールの通路からも自然と足を踏み入れることができる

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②売場中央の開口部に“くつろげる空間”を象徴するカフェを配置。おやつやコーヒーなどカフェに関連する本を展開している

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③コーヒーを片手に選書できるブック&カフェスタイルを採用。通路幅にもゆとりを持たせ、一人でもファミリーでも落ち着ける、広々とした空間となっている

キャンプのすすめ

④施設内にアウトドアショップが多いこともあり、関連書の売上が好調

ビジネス

⑤ビジネス書・専門書は周辺都市に通勤するお客様のニーズを意識

文具雑貨

⑥文具雑貨も売上好調。特にギフト商材は今後も注力していくアイテム

児童書2

⑦児童書売場では、SC内の通路に面した特設棚も活用し、見せる陳列を展開。「いくつのぎふと」や知育玩具など、絵本はもちろんついで買いやギフト需要を喚起する商品も豊富に取り揃える

キッズスペース

⑧子どもが遊べるキッズスペースを完備。子どもを見守りながら、自分の時間を過ごせる大人向けの席も隣接させている。児童書は洋書絵本も1スパンで展開。ファミリー層向けに品揃えを拡充した

学参

⑨周辺は愛知県内でも教育熱が高い地域。学校別の過去問をはじめ地域性を加味した選書で、エリア最大級の売場にふさわしい商品構成を誇る

車関連書

⑩トヨタ自動車が本社を置く豊田市の西部と隣接する東郷町。土地柄を反映しクルマ関連書を充実させ、細分化したジャンル分けで検索性を高めている

【店舗概要】

所在地  〒470-0186
     愛知県愛知郡東郷町東郷中央土地区画整理事業 62街区1-3
     ららぽーと愛知東郷 2F
TEL     0561(65)3280
オープン 2020年9月14日
売場面積 467坪(書籍・雑誌328坪、文具・雑貨43坪、カフェ70坪、その他26坪)
営業時間 10時~21時
従業員数 社員4名、パート・アルバイト50名
駐車台数 3,900台(共用)
SA機器  POSレジ3台、ハンディターミナル7台、NOCS7
設計   TSUTAYA 店舗開発部 デザイン室
什器   三協立山 タテヤマアドバンス社、バウハウス丸栄

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