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【EDH】滑り寄る魔術師、カディーナ 100枚紹介付き

※最初は雑記です
本編は「統率者《滑り寄る魔術師、カディーナ/Kadena, Slinking Sorcerer》」からです


物語の始まり

プレイヤーズコンベンション横浜めちゃくちゃ楽しかったですね!!!(クソデカ挨拶)
いやーリアルのデカいイベントなんてもう十年弱ぶりくらいで、文字通り朝から晩まで楽しんできました
ずっと統率者卓で遊んでいましたが、実に様々なデッキと対戦することができて、普段の遊びから一歩踏み出した甲斐がありました!
(The Gameでは完膚なきまでにボコボコで叩きのめされ、次の神までに相当頑張らないとなぁと思い知らされました…)

やっぱりイベントは楽しい!

challenge~battle帯を行ったり来たりしていましたが、本当に色々なデッキと当たりました
俗に言う「統率者最強ランキング!(笑)」みたいなTire上位が全然いない卓もあり、「ちょっと統率者見せていただいてもいいですか?」からゲームが始まることがほとんど
それぞれが好きな統率者で考え抜かれた100枚を作っていて、「え?そのカードなに???」とか「そこからコンボに繋がるの??!!」など驚きばかりで、改めてこのフォーマットの奥深さみたいなのを感じましたね
やっぱりこのフォーマットは楽しい!

クセの強いデッキが作りたい

「ちょっと変なデッキが使いたい」

そしてこちらがプレコンで持って帰ってきたデッキ制作意欲の源泉です
ちょっとこじらせて帰ってきました
自分のデッキを見返した時に「なんじゃこりゃ~!」みたいな驚きが薄れ、隣の芝は青く見える状態になってました
加えて、このところはニヴミゼットとエイドリアンをひたすら弄っていたこともあり、牧歌的な"俺のデッキを紹介するぜ!EDH"に飢えていました
「あーなんか他人とは違うびっくりどっきりなデッキが作りてぇな〜」

足りないもの

といったものの、独創性のかけらもない自分が何かをゼロから作るのは至難の業
クセ…クセかぁ〜やりたいことやるだけだったら簡単だけど、それってクセが強いって言うのか?と色々思案していました
あれでも無いこれでも無いと資産の整理をしつつ、カードを眺めていると……

コンセプト「カード裏面」

みなさん、このカードは何か分かりますか?

そうですね、名前とマナコストを持たない2/2の変異クリーチャーですね
ではこちらは?

正解です、2/2のホラーです

……クセしかないですね!
そう、今回のデッキコンセプトは「裏向きのカード」です!

カードの裏面、両面カードを除き、我らがマジック・ザ・ギャザリングのロゴが書かれています
山札や手札など未公開の領域であり、何が飛び出すか分からない不確実性がこのゲームのキモでもあります
そしてカードをプレイする時は表面を提示し、能力を発動させるのが一般的です
しかし、その情報を伏せたまま"裏向きで"カードをプレイできる能力が存在します
最も有名なものだと"変異"ですね

思えば最初に組んだデッキがピクルスだったような…

3マナで2/2のクリーチャーとしてプレイ、変異コストを支払い、表面にした際に誘発というトリッキーな能力です
裏向きクリーチャーの始祖であり、裏面カードのベースです
そして最新セットのカルロフ邸殺人事件で"偽装"、"変装"を獲得しました
他にも"予示"などキーワード能力だけで数種類存在します
先のくだらない問題でも分かるように、相手にはただの2/2のクリーチャーにしか見えません
しかしその面は…実は氷河期の厄災かもしれません

2/2が7/6!?

そんな相手に不確定要素によるプレッシャーを与え、盤面を撹乱する裏向きのパーマネントたち
…勘の良い方ならもうお分かりですね?

今回は実装されている裏向きのカードをフルで使ったデッキ構築になります!

キーワード能力に加えて、イクシドロンやサイバーマンなどなど様々な種類、そしてそのバックアップを用意しました
と、言えどもコンセプト自体のパワーはそこまで強くないと感じたので、battle帯でワイワイやるにはちょうど良いコンセプトだと思います

《命狙いの逃亡者、エトラータ/Etrata, Deadly Fugitive》との出会い

そんなカード裏面を活用する統率者がいるのかと、探し始めました
一番最初に検討したのは、《命狙いの逃亡者、エトラータ/Etrata, Deadly Fugitive》
プレコン会場で対戦した強敵です

こちらもカルロフ邸殺人事件より

偽装クリーチャーを4マナでひっくり返せる能力を持たせます
点数で見たマナコスト及び変異コストが5以上ならマナ圧縮
さらにクリーチャーでない偽装はただの2/2クリーチャーですが、エトラータの能力で追放後に唱えられるようになります
ビッグスペルを僅か4マナで使えるのは踏み倒しで強いですね
ただ問題が、
①こいつがいないと非クリーチャーの偽装がひっくり返せない
②相手のデッキを奪えるのは暗殺者限定
③青黒ということで変異クリーチャーの採用幅が減る
と、いうところで今回は断念
違う機会で中心に据えて構築してみたいです

統率者《滑り寄る魔術師、カディーナ/Kadena, Slinking Sorcerer》

遂に出会った裏面を統べる者

裏向きの王

《滑り寄る魔術師、カディーナ/Kadena, Slinking Sorcerer》です
ナーガ!スゥルタイ群のウィザードです
タルキールのスゥルタイと言えば、探査能力を持った強力なドローが有名ですが、このカードは少々毛色が異なるようです
統率者2019のセット内デッキの一つ「匿名の威圧/Faceless Menace」における伝説のクリーチャーであり、コンセプトである裏面カードの展開を大きく支える能力を持っています
色は青黒緑の楔三色
青:ドローとカウンター
黒:手札干渉とクリーチャー除去
緑:土地加速、クリーチャー強化と置物除去
弱点のない組み合わせとなっています

効果は以下の二つ

あなたが各ターン最初に裏向きのクリーチャー・呪文を唱えるためのコストは{3}少なくなる。

滑り寄る魔術師、カディーナ/Kadena, Slinking Sorcerer

変異(大変異)及び変装を持つクリーチャーを場に出す際にコストを踏み倒します
自身のターンにコストを踏み倒して出して、変異コストを構えながらターンを返すことができます
加えて効果は"各ターンの最初に"ですので、何かしらの効果で瞬速を持たせることで毎ターン0マナで展開することが可能です

裏向きのクリーチャーが1体あなたのコントロール下で戦場に出るたび、カードを1枚引く。

滑り寄る魔術師、カディーナ/Kadena, Slinking Sorcerer

これは変異に限らず、予示や偽装、サイバーマンなども恩恵を受けます
通常では変異クリーチャーのキャントリップドローに、そして特定のカードでは大量のドローへ結びつけることができます
変異を持つクリーチャーが大部分を占めるこのデッキでは貴重なアドバンテージ源です

勝つための戦略

基本的な戦略として、

①カディーナを維持しながら裏向きカードを大量展開
②盤面をコントロールしながら大味のスペルで更にアドバンテージを稼ぐ
③横並びの裏面カードで圧殺win

最後は《孔蹄のビヒモス》で圧殺できます、たぶん…
思い出コンボとして《ヴェズーヴァの多相の戦士》と《塩水の精霊》のソフトロックだけ入っています
とにかく無限コンボ等を搭載する隙間もなくカードを入れたので、より強くしたい方は独自に調整してみてください(丸投げ)

デッキ紹介の前に

当たり前ですが、クセが強いため通常より煩雑な処理が必要になるため、裏向きのカードに関するルーリングをしっかり理解する必要があります

プレイヤーは、裏向きのパーマネントや呪文を複数コントロールしている場合、それらを明確に区別できるようにして、それらのパーマネントがいずれかの効果やルールにより裏向きになったか、それらが戦場に出た順番や手段、それらの呪文が唱えられた順番などが判別できるようにする必要がある。これは、裏向きを扱う各種能力の混同や召喚酔い等に関する混乱、及び違反行為防止のためである。

裏向きのパーマネントが戦場を離れる場合、あるいは裏向きの呪文がスタックから戦場以外の領域へ移動する場合、それの表面公開しなければならない。ライブラリーなど非公開領域への移動であっても公開する必要がある。また、ゲームが終了したとき、すべての裏向きのパーマネントと呪文の表面を公開しなければならない。これは違反行為防止のためである。なお、このとき「表向きになったとき~」の能力(変異誘発型能力など)は誘発しない。

MTG WIKI 裏向きより

まとめると、

①パーマネントが何の効果で出たかはっきりさせておく
唱える際も変異(大変異)か変装のどちらで唱えるか明言する必要がある
トークンやマーカーがあると判別しやすいですね
自分は白紙のトークンカードに種別を記載して用意しています
変装やサイバーマンは、護法2やアーティファクトクリーチャーという能力も付与されるため、書いておくと対戦相手に親切です

②パーマネントがでたタイミングをはっきりさせておく
できれば何ターン前に出たか、少なくともこのターンに出たパーマネントは攻撃指定できないので区別する必要があります

③場からいずれかの領域に移動する際、裏向きのパーマネントの表面を公開しなければならない
これは本来プレイできないカードを変異クリーチャーなどとして場に出すことを防止するためです
場から墓地はもちろんですが、スタック上から打ち消されていずれかの領域に行く場合、またライブラリーに戻る場合も公開しなければなりません
これは対戦相手も同様なので、イクシドロンやサイバーマンなどで裏面になったパーマネントがあれば、一言加えてあげましょう

④公開に際し、表向きになったパーマネントの変異誘発型能力などは誘発しない
……あたりまえだよなぁ??
これが罷り通れば全員万歳アタック上等になるのでゲーム自体がつまらなくなってしまいます

①〜④通して、普通のデッキ以上に宣言、明示、コミュニケーションが大切になります
知らない人と対戦する時はもちろん、身内とやる時もしっかりと会話をしてゲームを進めていきましょう
EDHのトラブル、これで9割防げます

デッキリスト

ではいよいよリストの紹介です
想定レベルは5〜6
バトル帯レベルです

moxfieldの方が最新のデッキリストになります

変異・変装持ち……22枚!
これに予示や偽装などを含めると……34枚!!
デッキの1/3をキーワード能力が占め、バランスは限界ギリギリです
その他にも裏向きを参照するカードが多数ありますが、それは下で詳しく見ていきましょう

クリーチャー

変異(大変異)、変装持ち
デッキコンセプトの中心であり、カディーナの能力による恩恵をフルで受けるカード群
選択肢が多く環境によって変化しますが、今回は長期戦を想定して受けを広めに取れるカードを優先して採用しています
 置物対策
 《アイノクの生き残り/Ainok Survivalist》
 《ナントゥーコ自警団/Nantuko Vigilante》
 除去
 《生命を破滅させるもの/Bane of the Living》
 《シルムガルの暗殺者/Silumgar Assassin》
 テンポ
 《残響の追跡者/Echo Tracer》
 《氷羽のエイヴン/Icefeather Aven》
 《千の風/Thousand Winds》
 カウンター
 《カディーナの口封じ/Kadena's Silencer》
 《ケルゥの呪文奪い/Kheru Spellsnatcher》
 《層雲の踊り手/Stratus Dancer》
 《意志を曲げる者/Willbender》
 アドバンテージ
 《棲み家の防御者/Den Protector》
 《死霧の猛禽/Deathmist Raptor》
 《不気味な腸卜師/Grim Haruspex》
 《墨を取る軟泥/Printlifter Ooze》
 コントロール奪取
 《金属殻のカニ/Chromeshell Crab》
 《激浪の幻惑者/Riptide Entrancer》
 ピクルスコンボ
 《塩水の精霊/Brine Elemental》
 《ヴェズーヴァの多相の戦士/Vesuvan Shapeshifter》
塩水の精霊を多相の戦士で毎ターン反転コピーし続けてロック
マナもかかる上に塩水の精霊が除去されやすいのでコンボとしては弱いが、思い出採用

かわいい

裏向きにするカード
《イクシドロン/Ixidron》
みんな大好き統率者絶対殺すマンのイクシドロンくん
どんなクリーチャーも例外なく2/2のクリーチャーにしてしまいます
こちらには、変異系の能力持ちやイクシドールなど表面に返るカードしかないので実質一方的な全体弱体化呪文です

《イリシッドの収穫者 / Illithid Harvester》
タップ状態の望む数のクリーチャー裏向きにして、それらは2/2のホラーになります
イクシドロンの限定版ですが、一応任意のクリーチャーが対象なので駆け引きも可能
おまけ程度に付いている出来事枠でタップ、そして維持させるので高い確率で裏返すことができます

《サイバーコントローラー/The Cyber-Controller》
相手のデッキをX枚切削し、めくれたクリーチャーを全て裏面で自分の場に出す
そしてそれは2/2のアーティファクトクリーチャーである
カディーナが出ていれば場に出る数だけドローできる実質《天才のひらめき》(ただし全部クリーチャーカードならの話)

《霊園の庭師、イェドラ/Yedora, Grave Gardener》
自身の死亡したクリーチャーを裏向きで場に戻す
なお、戻ってきたクリーチャーは"森・土地"なので、イクシドールとエトラータでは対象に取れない
"変異"や"変装"の能力でのみ表面に返れるので注意です

もしかして…そうかもしれない…

表向きにするカード
《現実を彫る者イクシドール/Ixidor, Reality Sculptor》
前王、というか裏向きパーマネントのロード
古いカードらしく自身以外も裏面のクリーチャーは修正を受けます
ただし、それは起動型能力にも然りで、相手の裏面クリーチャーも対象に取れます
自身向けには変異コストの踏み倒し、相手には政治的に利用するなどデッキの根幹を担う存在です

《命狙いの逃亡者、エトラータ/Etrata, Deadly Fugitive》
上で書いているので割愛します

王!王!王!

裏向きをサポートするカード
《ウルザの空戦艇、リベレーター号/Liberator, Urza's Battlethopter》
《跳ね回るシケイダ/Skittering Cicada》
あなたは無色の呪文を、それが瞬速を持つかのように唱えてもよい。”
この部分だけのために採用です
おかげで、相手のターンにもカディーナのコスト軽減の恩恵を受けることができます

《断末魔の幻影/Final-Word Phantom》
各対戦相手の終了ステップ中に、あなたは呪文を、それが瞬速を持っているかのように唱えてもよい。”
はい

《幽霊火の修練者、オマルティス/Omarthis, Ghostfire Initiate》
死亡時に置かれているカウンターの数だけ予示できます
プレイ後にいくつか+1/+1カウンターを置く手段はありますが、《オラン=リーフの廃墟》か《進化した謎、ヴァニファール》の二つがメインです

《盗み取る融合体/Thieving Amalgam》
相手のターン含め、毎ターン無償で1枚予示です
こいつを保持しているだけで、一周で2/2が4枚増えます
マナが重いので、サクッと予示か偽装からコスト踏み倒してひっくりかえってもらいましょう

《進化した謎、ヴァニファール/Vannifar, Evolved Enigma》
感覚遮断外套フェチさん??!!
手札から偽装、または全体にカウンター付与と裏面の王候補でした
基本は偽装ですが、イクシドロンした後などは全体付与がかなり強いので盤面によって使い分けが大切です

《獣に囁く者/Beast Whisperer》
アドバンテージ補助、第二のカディーナとして運用

《孔蹄のビヒモス/Craterhoof Behemoth》
ふぃにっしゃー
効果がEtBなので注意が必要です

東南アジア系の猿異形割と好き

インスタント

《渦まく知識/Brainstorm》
手札に偽装や予示するカードを引き込む、山札に送り込む
これ一枚でそれを同時に叶える魔法の一枚です

《吸血の教示者/Vampiric Tutor》
《俗世の教示者/Worldly Tutor》
予示するためにトップの積み込みができます
普通にカディーナのドロー調整にも使います

《幽霊のゆらめき/Ghostly Flicker》
自身のコントロールするクリーチャー(土地も可)を表向きで場に戻します
変異誘発型能力は誘発しませんが、コストの重い予示や偽装クリーチャーなどを踏み倒して表面に返すことができます
さらに、相手から奪取した物も"コントローラーの場に"戻るため、安心してしようすることができます

《サイバーへの変換/Cyber Conversion》
裏向きにしてサイバーマンになる…コワイ!
相手への疑似除去、または自身の変異使いまわしに利用します

《現実変容/Reality Shift》
疑似除去2枚目、ただし予示されるのは追放したクリーチャーのコントローラーなので注意です

実は今デッキ最適最強スペル

ソーサリー

《全ては塵/All Is Dust》
裏向きパーマネントとアーティファクト以外は生き残れない全体除去です
クリーチャー以外のパーマネントも影響を受けるので、相手に大きなダメージを与えることができます
ただし、自身のシステムクリーチャーやエンチャントも流されるので、タイミングはしっかり見極める必要があります

《耕作/Cultivate》
《木霊の手の内/Kodama's Reach》
マナ加速
基本土地が多めなので色事故を起こさないよう持ってきましょう

《自然な溶け込み/Hide in Plain Sight》
実質《集合した中隊》
変異持ちを一挙二枚展開できます
仮に変異持ち出なくても、表面に返す能力は多いので好きに選べます

《毒の濁流/Toxic Deluge》
どうしてもダメな時、盤面を再建したいときの非常手段です
2以上で打つと大体自陣がばったばた死んでいきます
本当はコンセプトに沿った美しいものに変えたいと思っています…が、黒なら抜けないジレンマ

《恐ろしい徴兵/Ghastly Conscription》
自分に打っても良し、相手に打っても良し
クリーチャーデッキの弱点でもある全体除去のリカバリーとして採用しています
予示クリーチャーを一挙に大量獲得できます
クリーチャーはランダムに配置されるので、相手に教える必要がないところもメリットです
しかし、大味のスペルに加えてタイミング次第なところもあります

不自然な溶け込み
自然な溶け込み

エンチャント

《破滅の贈り物/Gift of Doom》
相手の除去に対応してカディーナや他のクリーチャーを守るエンチャント
付ける能力は変異誘発型能力ではないため、優先権を放棄せず、スタックにものりません
そのため刹那や沈黙下でも使える数少ない対抗手段です

《天国での死/Death in Heaven》
墓地対策、と思いきや時間差で発動する《恐ろしい徴兵》です
しかも2つの墓地を追放するため使い勝手も期待値も徴兵より高いです
出てくるクリーチャーはサイバーマンなので、表向きにする別手段が必要です

《守護者計画/Guardian Project》
変異、予示、変装、偽装、サイバーマン、ホラー、スピリット、どれも名前が無いため、同様の名前のカードは存在せず必ず1ドローできます
※森・土地だけは誘発しません

《始源の霧/Primordial Mist》
毎ターン1枚予示、だけでなく下の能力が優秀
クリーチャー以外のカードを適正タイミングかつマナコストを支払って唱えることができます
対戦相手のカードだと色拘束の関係で難しいですが、自身の予示を無駄なく利用できます
追放もインスタントタイミングでできるので、ブロックして戦闘から除外→第二メインでプレイなんてこともできます

《秘密の計画/Secret Plans》
ひっくり返ると1ドロー
あとはイクシドロン後の睨み合いでちょっと有利に立てます

《神秘の痕跡/Trail of Mystery》
無限に基本土地を持ってきてくれます
序盤に絶対設置したい1枚です
あとは下の能力が+2/+2なのでコンバットトリック面でも優秀です

《ウギンの支配/Ugin's Mastery》
変異プレイすると予示が増えます、なんで?
カディーナがいれば0マナで2体クリーチャーが増えます、なんで??
更に裏向きのクリーチャー3体で殴れば、1枚変異コストがタダになります、なんで???
無色とは言え、裏向きのカードに強いことしか書いてないです

なんで????って思うくらい強い

アーティファクト

《秘儀の印鑑/Arcane Signet》
《友なる石/Fellwar Stone》
《太陽の指輪/Sol Ring》
マナ加速三兄弟
印鑑系は《神秘の痕跡》などで伸びやすいことから、代わりに基本土地加速を採用しています

《雲石の工芸品/Cloudstone Curio》
《水晶の破片/Crystal Shard》
変異クリーチャーを使い回すためのバウンス役です
カディーナのコスト軽減のおかげで再キャストが容易なため、積極的に手札と場を往復させましょう
おまけにドローもついてきます

《稲妻のすね当て/Lightning Greaves》
カディーナや《盗み取る融合体》を保護するために使います

《謎めいた外套/Cryptic Coat》
何故かライブラリートップから偽装できます
マナがあれば何回でも場に偽装クリーチャーを残したまま手札に戻して使えます
余ったマナの使い先として優秀です

《運命の巻物/Scroll of Fate》
カディーナ同様、毎ターン実質0マナで予示できるようになります
マナコスト軽減はそのまま変異コストを構えられるので、このデッキにとって非常大切です

《神秘の炉/Mystic Forge》
予示や偽装の調整に何故かライブラリートップから変異を出すおまけがついています
某独楽を使わない意志の現れです

何でもかんでも独楽という風潮に投じる一石

プレインズウォーカー


《精霊龍、ウギン/Ugin, the Spirit Dragon》
《全ては塵》のマナコスト調整版です

《人知を超えるもの、ウギン/Ugin, the Ineffable》
オリジナルウギンより裏向きパーマネントに特化した性能になっています
コスト軽減に加えて毎ターンの擬似予示があります
これは場を離れる際に手札に加えるので、明確に予示と区別する必要があります

土地

《オラン=リーフの廃墟/Ruins of Oran-Rief》
まとめて裏向きパーマネントを展開する場合に強力です
《幽霊火の修練者、オマルティス》が場に出ている時には毎ターン使うと後々の大きな恩恵があります

《ヴィトゥ=ガジーの枝/Branch of Vitu-Ghazi》
《生けるものの洞窟/Zoetic Cavern》
実質的なマナ加速です
特に《ヴィトゥ=ガジーの枝》は色マナも出るので強いですね

終わりに

いかがでしょうか?
まだ構築してこれから対戦というところですが、記事書いてお腹いっぱいな感じがあります
しかし人と違うデッキが使いたい!という思いで1から作ったにしては、かなり満足感が高い仕上がりになりました
書いた通り変異の選択肢はまだまだありますし、サポートするカードも尖らせれば上のレベル帯でも対戦できそうです

「この世で唯一確かなことは、不確かであることだ。」

滑り寄る魔術師、カディーナ/Kadena, Slinking Sorcerer

では、皆さんとクセの強いデッキで対戦できる日を楽しみしています
ご覧いただきありがとうございました
アドバイスや感想などあればコメントまでお願いします

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