見出し画像

人間の波。

夫婦で暮らしていてもそうだし、いろんな人と話していても思うけれど、人ってほんっとにそれぞれ違う波を生きている。

それは感情の波でもあるし、人生の波でもある。
そのぜんぜん違う波をなんとか乗りこなして、あるいは、乗りきれずに溺れたりしながら、僕ら生きている。

自分には到底扱いきれなさそうな波乱万丈な人生を、起伏のありすぎる感情を生きている人がいる。つらい思いもたくさん、うれしい思いもたくさん。そういう人が生きていることは、それだけで一つの達成に思えてくる。

そして、僕もまた、人には想像もつかない独特な波を生きているのだろう。
僕にとっては当たり前だし、わりと乗りこなしやすい波に思えているが、他の人が代わったらいやがるかもしれない。

夫婦だったり、職場だったりは、その波と波とが親潮と黒潮みたいにぶつかり合う場所なのだと思う。時には摩擦が強すぎて喧嘩になったりもして、でも、ぶつかり合った後にはお互いのエッセンスをちょっとずつ分け合った、違う自分になっていたりする。

なんかだから、すごいんだよ、人といっしょに生きているっていうのは。

歳をとればとるほど、年を重ねれば重ねるほど、その驚きは増していく。
たぶん死ぬまで尽きることはないんだろうな、この感じは。

記事を読んでくださって、ありがとうございます。 いただいたサポートは、ミルクやおむつなど、赤ちゃんの子育てに使わせていただきます。 気に入っていただけたら、❤️マークも押していただけたら、とっても励みになります。コメント、引用も大歓迎です :-)