カツカレー

カレーだと思えばいい。

それは先日、うちの奥さんのヨガのクラスを受けていたときのことじゃった。

クラスが終わり、おたのしみの「おやつタイム」のときに、ヨガの流派の話になった。

インドでは、ヨガの流派がめちゃくちゃいっぱいある。
でも、それを統一しようとはしていなくて、もはや「なんでもあり」みたいになっているという。

ついでに言うと、インドでは神様もめちゃたくさんいて「陽がのぼるときの神様」とか「陽がしずむときの神様」とか分けられているらしい。

それを聞きながら「カレーみたいだな」と思った。

そして「あ、そうか。カレーだと思えばいいんじゃん!」と思った。

ヨガだと「あの流派が正しい」とか「あのやり方はおかしい」とかケンカになりがちだけれど、カレーだとそうはならない。

キーマならキーマでいいし、カツが入っててもいいし、グリーンでもホワイトでもお構いなし。なんならナンでもいいし、ライスも最高だ。

みんなちがって、みんないい。(©️ 金子みすず)

決め手は「自分がうまいと思うかどうか」だけ。
うん、これはわかりやすい。潔い。すき。

だから、ヨガとか他のサービスも「カレーだと思って、自分がうまいと思えばそれでいいんだよ!みんなちがって、みんないいんだよ!平和!」と思った。

で、ひとり興奮してそのことをみんなに話したかったんだけど、あいにくもう話題はインドをとうに離れて別のなにかになってしまっていたので、ここに書いているってわけさ。

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