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しゃべれることが、少なくなっていく。

だいたいここに何か書こうというときには、思いつくことを思いつくままに書くのだけれど、そんな僕ですらここ数日のコロナウィルスの話の急展開には影響を受けている。

ついヤフーニュースを見てしまったり、疫学的な話を読み込んでしまったり、スマホを持って黙りこんでいるものだから、奥さんに「見過ぎ」とたしなめられた。

特に昨日の全国の小中高一斉休校(の要請)のニュースの余波はすごかった。SNS上にいるお母さんたちが「どうすんのー?」と一斉に悲鳴をあげたからだ。僕の知り合いは台風でも地震でも大げさに反応したりしないので、これには驚いた。

今朝スーパーに品出しバイトに行った時もその話題で持ちきりだったし、お昼に行った障がい児のデイサービスでも緊急の話し合いがなされているらしかった。

ウィルスの状況は数日前と変わらないのに、こんなに一斉に、騒ぐ必要のない僕にまで影響が及んできている。なにか別のことを考えたくても、どうにもうまくいかない。

しかもこの動きは感染の広がり方と連動しなくなってきている。ウィルスの動きよりも人々の声のほうが速いスピードで大きくなってしまっている。

これは一体なんなんだろう。
なにか書こうにも書けることがずいぶん限定される感じがしていて、そんなふうに忖度する自分にこれまた驚かされる。

誰からも何も言われていないのに。

でもまぁ、この話題はきちんとした知見のある人だけがしゃべればいいのかもしれない。そういう意味では、このしゃべれない感じは適切な配慮といえるのかなぁ。うーん……。

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