展望台

まずは、自分を取り戻してからじゃないとね。

 先日、4月30日開催の『魂うた®』(魂と繋がる歌の唄い方)について、告知文というかファシリテーターとしての近況報告のような文章を書きました。

 とはいえ『魂うた』って多面的な体験なので、読み返すたび「あのことも、このことも書きたい!」って気持ちになります。

 とくに書きたいのは「まずは、自分を取り戻してからじゃないとね」ということ。

 『魂うた』では、いわゆる「本当の自分」への接近を試みるわけですが、この状態に近づくと普段より考えること、感じることが「いい感じ」になります。(なんてザックリな説明、笑)

 毎度夫婦の話で恐縮ですが、ぼくは奥さんとケンカをするたび、このことを(文字通り)痛感します。

 ワーッと激しく言い合ったあと、ふっと我に返る。
 すると「なんであんなことにこだわってたんだろう?」と思う。

 さっきまで必死に守ろうとしていたものが剥がれ落ち、仲直りしてから向きあうと、思いもよらない名案がかんたんに見つかったりする。

 うちは毎回そんな感じで、そのたび「自分を取り戻す」って大事だなあと思わされます。その前にあれこれ考えていても意味ない、ってくらいに。

(とか思っていても、またケンカしちゃうんですけどね。どういうわけか)

 『魂うた』は、夫婦ゲンカより安全に(そりゃそうだ)たのしく自分を取り戻すことができます。

たとえるなら、

 見晴らしのいい山のてっぺんから見たら、

 なあんだ、あたしにできること、いっぱいあるじゃないか

って感じでしょうか。

 「どこから見ているか」で、その後の人生の展開ってまるで違ってきます。

 だから「本当の自分」に接近することってすごく大事だと、このところ特に思うんです。

 『魂うた』だけがそのルートだとは思いません。
 でも、縁ある人の集まりが起こす場の力は、その接近を早めてくれるんじゃないかな。

 いろんな問題や悩みがあるときに、まず「自分を取り戻す」。
 そこから考えると、新たな展望が見えてくる。

 そんな展望台みたいな役目を果たせたらうれしいですね。

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