それは夢の終わりか、それとも──白っプ(白い砂のアクアトープ)12話「私たちの海は終わらない」感想(※ネタバレ有り)

12話感想。これまでのものは以下のマガジンより。

では本題へ。ちなみに今回も前回同様、「感想」というざっくりとした感じで書く所存です。


感想

今回は、「がまがま最後の日」「姉妹」「それぞれの葛藤と(この時点での)結論」といった具合です。順に。

まず、がまがま最後の日。おそらく、くくるが夢見た光景がそこにはあって、でもそれが見られるのは今日が最後で、という……くくるにとっては非常に複雑な心境だと思いますよ……
さらには、これまでの「旅路」とでも言うべき、くくるたちが変えてきた人たちが、実際に来てくれたり、手紙として書いてくれたりと、まさに総決算のような。嬉しくもあり、寂しくもあり……といったところですね……

次に姉妹について。まずは、おそらくがまがまで最後であろう、幻。そして、母子手帳の真相。でもって、風花のお姉ちゃん宣言……なんというか、1クール目の伏線回収的なものが突然叩きつけられて、供給過多というか、それぞれの行動の理由が全然わからなくて混乱してたりとか……

そして、「それぞれの葛藤と(この時点での)結論」。こういう書き方をしたのは、それが決断とは限らない、ということであって。
まず、くくるはティンガーラへ行く決意を。夏凛さんも、その意思を(酔った勢いではないことは「みに」で明言)。うどんちゃんも、進路を考えている的な発言を(この子はいつもこんな感じなのでわたしはすきですね……)。
で、宮沢風花さんに関しては、映画の件をお断りする方向で。ただし機内なのでメールはまだ送信していない可能性が高い。つまりまだ何が起きるかわからないので、油断できない……流石に深読みしすぎ感はあるけど……

それから、風花ちゃんの「夢をなくした人が思いきり泣けるのは1人になってから」というのは、自分がそれを経験したからこそ言えることであって、その涙を止めに行く、そして映画の話は断って自分の夢は取り戻しに行かない、というのは、本当に夢を追いかけるくくるの姿に惹かれ、それを手伝いたい、支えたいという気持ちそのもので、これはもうプロポーズに近いものだと捉えている自分がいたりします。個人的にはこれまでで一番すきなシーンでした。はやく結婚してくれ……


結び

そんな感じで前半クール12話が終わり、折り返しですね。感覚的には「もう12話も!?」って感じです。時の流れは早い……

ちなみに次回以降なんですが、わたし個人の事情、というか大学の講義が始まるので、感想記事については書けるかわかりません。もしかすると何話かまとめて、という形になるかもしれませんが、現状未定、ということになります。

それでは、また。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?