特別定額給付金VS『ハイスクール・フリート』VSダークライ

ことのはじまり

2020年4月某日、令和2年4月27日時点で住民基本台帳に記録されている者全員に特別定額給付金として10万円が給付されることが発表された。
特別定額給付金に関しては自分の専門とするところではないので詳細は総務省の特設サイト(こちら)を確認していただきたい。

さて、この10万円をどう使うか?と考えたとき、自分の中で答えに辿り着くのは早かった。

はいふりに費やそう」という答えに。

現状、自分の中で「いつでも見られるように円盤を手元に置いておきたいアニメランキング」及び「まだ発売されていないが発売されたら円盤を買いたい劇場版アニメランキング」の両方において文句無しで首位に君臨しているのがはいふりこと『ハイスクール・フリート』である。
自由に使える10万円という大金が支給されるとなれば、この「はいふり欲」を満たしにいくのが自然ともいえるだろう。

10万円ってどれくらい? in エトワリア

突然「10万円支給するよ」と言われたこともあり、まだ10万円がどれくらいかわかっていない人もいるだろう。自分自身そうであることを理解したので、簡単に調べてみることにした。

身近なものとして、きららファンタジアにおける星彩石購入ページを開いてみた。現在ゴールデンウィーク限定で星彩石2000個が1万円となっているが、これは1回しか購入できない。恒常で無制限に購入できるのは1万円で1400個だ。よって、10万円あれば14000個となり、ガチャに換算すると350連分となる。2PUと仮定すると0.65%の確率で排出されるので、350連あれば約90%の確率で欲しいキャラを引くことができる。ちなみに星彩石2000個で1万円のキャンペーンのときを狙って毎回購入した場合は20000個となり、これは500連分となるため、約96%の確率で引くことができる。なお召喚支援パスポートを定期的に購入し続けた場合20回購入でき、星彩石8000個とチャンスアップキーホルダー820個が手に入るので、こちらは200連で約96%の確率で引くことができ、かつチャンスアップキーホルダー620個を温存することもできる。なお、10万円を全て召喚支援パスポートに利用する場合には購入に約8ヶ月かかるようだ。


本題:10万円ではいふり関連商品をどこまで購入できるか?

さて、ここからが本題だ。タイトルの「特別定額給付金VS『ハイスクール・フリート』VSダークライ」にもあるように、要するに10万円ではいふり関連商品をどこまで購入できるかについて考えていく。ちなみにダークライは形式上存在しているだけなので特に戦いはしない(余談だが、5月3日にキッズステーションで「劇場版ポケットモンスターダイヤモンド&パール ディアルガVSパルキアVSダークライ」の無料放送が行われた。録画してあるがまだ見ることはできていない)。

①:TVシリーズとOVAの円盤のおはなし

まずは円盤、すなわちBlu-rayの話になるわけだが、早速一つの問題が生まれる。それは「スペシャルプライス版が発売されるかもしれない問題」である。
はいふりのこれまでの円盤発売状況を見ると、以下のようなデータが作成される。

2016年6月22日
Blu-ray&DVD Vol.1
2016年7月27日
Blu-ray&DVD Vol.2
2016年8月24日
Blu-ray&DVD Vol.3
2016年9月28日
Blu-ray&DVD Vol.4
2016年10月26日
Blu-ray&DVD Vol.5
2016年11月23日
Blu-ray&DVD Vol.6
2017年5月24日
Blu-ray&DVD OVA
2019年12月4日
5.1ch Blu-ray Disc BOX

ここで注目すべきは、2019年12月に発売されたBlu-ray BOXにOVAが収録されていない点だ。劇場版の内容は正直言ってOVA視聴前提だったことも考えると、ここにOVAが収録されていないのは不自然だ。5.1chに重きを置いたのは理解できるし、OVAの内容がそこまで5.1chにする必要がないこともまあ認めるが、少々疑問が残る。
そこで、「劇場版の円盤発売に併せてOVAまで収録したスペシャルプライス版Blu-rayを発売する」という説が登場する。発売されるとすれば、おそらく15000円程度となるだろう。そして、劇場版の円盤発売決定と同時に発表されるはずだ。つまり、劇場版の円盤発売が決定した時点で方針を決めることができる。

しかし、発売されないということも当然あり得る。また、通常の場合スペシャルプライス版は特典が付かない反面オーディオコメンタリーは再収録されるが、当然再収録されないことも可能性として考えられる。
もしも発売されなかった場合やオーディオコメンタリーが再収録されなかった場合、おそらく2019年発売の5.1ch Blu-ray Disc BOX及び2017年発売のOVAのBlu-rayを購入することになるだろう。

基本的に値段の高い方を考えておく必要があるため、今回は発売されなかった場合における価格計算をしていこうと思う。
現在はAmazonでかなり値引きされているがこれもどうなるかわからないため、ひとまず「TVシリーズ+OVAのBlu-rayで30000円」としておく。

②:劇場版の円盤のおはなし

当然、劇場版もBlu-rayが発売すると考えられる。おそらく今年の8月〜10月あたりになるだろう。とはいえこんな世の中なのでこれ以上遅くなることも当然考えられる。

さて、そんな劇場版の円盤だが、『劇場版 ハイスクール・フリート』は配給が天下のアニプレックスなので、当然ANIPLEX+で限定版が発売されるだろう。そこで軽く調べた結果、最近の劇場版作品の円盤では『プロメア』のANIPLEX+限定版が最も高く、12780円であった。
しかしこれは異例とも言えるので、他を見てみると大体が10000円〜12000円程度だろう。例によって高い方で計算する関係上、ここでは12000円としておく。
なおANIPLEX+限定版で購入するかどうかは不明だ。予定としてはあず社長とつばめ専務の特典があるところで購入するつもりだ。それがあるかは知らないが。

③:音楽関連のおはなし

劇場版ハイスクール・フリートと言えば入場特典がキャラソンにあり、そのために映画館に通う者も多かったであろう。またTrySailによるTVシリーズOP「High Free Spirits」や劇場版主題歌「Free Turn」をはじめとした多くの名曲が存在する。
これに関連して、劇場版の円盤に併せて何かしらのCDなどが発売される可能性がある。あくまで可能性の話だが、一応考慮しておきたい。ここに5000円を充てることにする。

④:関連書籍のおはなし

ハイスクール・フリートという作品には「はいふり」「ローレライの乙女たち」「いんたーばるっ」等多くの関連書籍がある。「いんたーばるっ」は既に入手困難になっている(はよ重版しろと日頃から思っている)など様々な事情があるわけだが、ここでは一旦置いておく。

今回触れておきたい関連書籍はファンブックである。2016年に発売され、「いんたーばるっ」同様に入手困難になっているのだが、劇場版の円盤発売に併せて劇場版までの全てを網羅したファンブック(2020年版)が発売される可能性がある。そもそもこのファンブックの発売がOVA発売前でありTVシリーズのみの内容であるため、OVAや劇場版、「艦隊バトルでピンチ!」等の全てが網羅されたものは現状存在しない。この発売で出すべきだろう。

例によって、ここで4000円を費やすと設定しておく。さらに「はいふり」「ローレライの乙女たち」等を考慮し8000円を追加。関連書籍にかける費用を12000円とする。

⑤:関連グッズ

関連グッズを買うといっても、はいふりの関連グッズを片っ端から買うというわけではない。買うのはほんの2つだけである。
それがこちら。

にゃふぉるめ アクリルチャーム【劇場版 ハイスクール・フリート】vol.2 | ANIPLEX+
https://www.aniplexplus.com/itemtgCrDWbo

以前にも述べたが、劇場版以降信濃推しになっている。あず社長とつばめ専務ははいふりに革命を起こしたと言っても過言ではないかもしれないレベルである。
で、この信濃のグッズはとにかく少ない。信濃推しにとって最重要グッズは劇場版の豪華版パンフレットの付属ドラマCDだが、目で感じられるグッズは必要だ。
というわけで、唯一入手が容易いこちらのにゃふぉるめアクリルチャームを2つ、購入したいというわけだ。
送料込みで2000円。もちろん新たにグッズが出る可能性もあるので、+2000円としておき、グッズへの費用は4000円としておく。


結果発表、まとめとも言う

さて、今回算出した金額を以下にまとめる。

30000円(TVシリーズ&OVA円盤)
12000円(劇場版円盤)
5000円(音楽関連)
12000円(関連書籍)
4000円(関連グッズ)

全て足すと63000円となる。追加で何かあるかもしれないので70000円を「はいふり費」としても、30000円は残る。「特別定額給付金VS『ハイスクール・フリート』」は特別定額給付金の勝利で幕を閉じることになりそうだ。まだわからないが。

とはいえ、1作品に対して本気で金を費やすと、アニオリ作品ですらここまで金がかかることがわかった。これは大きな知識となり得るだろう。

ということで、皆さんも10万円を1作品に費やしてみてはどうだろうか?


おまけ:30000円残りましたね

さて、30000円が残った。こいつの使い道だが、とりあえず「保留」としておこうと思う。今後何があるかわかったものではないし、衝動的に何かを買いたくなったときにまとまった金銭があると行動に移しやすい。


最後に、一つだけ

一つだけ言っておきたいことがあるので、これだけ言ってこの記事のまとめとしたい。


金銭の利用は、計画的に!

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