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20180901,02(日、月)PASSPO☆ONIGAWARA、名古屋一泊二日の旅(処女の話含む)

サングラスが見つからないモヤモヤを抱えたまま朝を迎えた。
7時に渋谷のレンタカー屋さんへ。

私達の前のサラリーマンさんが予約した、予約していないでトラブっていたけど、なんとか順番が回ってきて無事車を借りることが出来た。

音楽を聴きたかったけどプラグの形が違って断念。0歳からの話順番にしていく?と夏海に冗談半分に提案したらなんと通った。

平松と中3の時にしたことを思い出した。あのときは15歳だったのであっという間に終わったけど、30代ともなるとこれは超大作になりそうだ。人の歴史って誰のも面白いから聞くのは大好きだ。大好きな友達ならもっと楽しい。

この日の高速道路は空いていたが、雨がしんどかった。久しぶりに運転するというのにちょっと緊張する高速道路と雨の組み合わせはサイアクだ。

サービスエリアで2人からパンを買ってもらった。カレーパンとクリームパン。美味しかった!

元気が出たところで雨もやや小ぶりになったのでサービスエリアを出る。そのタイミングで夏海に金丸さん(PASSPO☆マネージャー)から連絡が入った。

“ONIGAWARAが高速で事故ったらしい”

雨でスリップしてくるくる遠心力で二回転したとか。サティフォだけちょっと怪我したけど代車で無事向かっているとのこと。心配だ。そして今日はライブできるのだろうか。

今回の宿は実家ではなく栄なので、栄に車を駐車してそのままライブハウスまで練り歩いた。渋谷に慣れているからか、日曜だというのに人が少なく感じる。栄から矢場町にかけては、なにもかも懐かしすぎてワクワクした。

一年間よく通っていたサイファーというクラブや、平松とよく買い物帰りに買った三越の「いもきんとき」、大して用事もないのにしょっちゅう集合していた「センパ」。毎週ドラムのレッスンで通っていたパルコの東館。音楽を発掘しによく立ち寄ったタワレコなどなど。中学生、高校生、大学生と、青春時代はほぼすべて栄に詰まっている。

ライブの時間までそんなになかったので前を通ったことしかなかった軽食屋に入ってみる。

おにぎり3つも食べれなかったけど付属の赤だしの味噌汁が美味しかった。
そしてお会計の時にういろうを貰った。夏海とれーなは食べないと分かっていたからもらっていなかった。

手に持ったはいいが、案の定私も食べる気が少しも起こらなかった。

そのまま歩いてライブ会場へ。

会場はパンパンで、雨の湿気と熱気で、会場にいるだけで呼吸がし辛かった。

ONIGAWARAは急遽アコースティックでの出演。やっぱり情報通りサティフォが首など怪我したらしい。前の2人はシートベルトをしていたけど、サティフォは後ろの席で寝ていたから転がったらしい。笑っちゃいけないけどとりあえず無事なので笑ってしまった。

PASSPO☆のみんなにちゃんといじられてた。

その後BAND PASSPO☆を見て雨の中走ってパルコのカフェへ。私達を欲しているもちゃんとLINE電話した。

数日会えないだけじゃないか。

そしてPASSPO☆夜の部へ。

まだ実感が無いというのもあったけど、湿気と熱気という過酷な状況の中、笑顔で踊っている姿、そして今日ファイナルかよと思わせるようなセットリストが涙を誘い、今回初めて号泣してしまった。

「Growing Up」からずっと涙止まらなくて、終わってからもれーなと号泣した。「Growing Up」には過去に本当助けられた。何度前を向こうと思ったことか。こんなに泣いた曲人生でこれだけだわ。それもきっとPASSPO☆が歌ってるから。最後に聞けてよかった。

終わって楽屋行ったらみんなふざけててカラッとしててさっきまであんな泣かされたのになんだったんだってゆうくらい笑わされた。菓子くれた。

名古屋と言ったら手羽先なのでその後は「風来坊」へ連れて行った。幼少期から家族で行っているので居酒屋というよりは家族で食べに行くところというイメージ。手羽先に甘口と辛口があったのだけど甘口がなくなっていて少し悲しかった。

ホテルまでの道のりは私の青春ツアーになった。ロフトの前にある公園は、私が処女だというのに名古屋吉本の芸人さんに「エッチの時の面白エピソード教えて下さい」とインタビューを受けた思い出の場所だ。今でこそ若く見えると言ってもらえるが、当時は実年齢より大人に思われたものだ。

確か、ラジオの番組みたいなやつだったと思う。しかたがないので友達のエピソードをさも自分が体験したかのように話した記憶がある。最初から最後まで自分の名前を連呼されたという話は使われたのだろうか。

また、私が16の時モデルにスカウトされた運命的な場所(パルコの西館と東館の間)も通った。見せたところで何が面白いんだろう、大丈夫かな?と思ったけど楽しんでくれた。あと、へんな勧誘に「怪しいからいやだ」と言ったら逆ギレされて腕を掴まれて離そうとしないから振り切って命からがらパルコに逃げ込んだ時のドアとかあったのだけどそれは割愛した。

オアシス21は私が20歳過ぎぐらいに出来た建物なので大した思い出はなかったけれど、二人が建物のデザインと大きさにテンションあがってて嬉しかった。確かにこんな建物東京にはない。夜遅くて上までは行けなかったので明日昼に行こう。

ホテルでは不毛な女子トークに花が咲いた。めちゃくちゃ笑った。こんなに一緒にいてまだ話してないことが出てくるなんて、やっぱり旅って何かを話そうとさせるパワーがある気がする。

そして朝。モーニングを食べに喫茶店「ベラ」へ。

ウインナーコーヒーも黒糖パンもめっっっちゃ美味しい!! これはもう一度行きたい!!

そしてプラプラしながら昼のオアシス21へ。あっつい。

二日目はやることを詰め込んでいるわけでもなかったのでゆっくりとひつまぶしのお店、「うな昇」へ向かった。二宮家がしょっちゅう行く店だ。

朝ごはんが遅かったのと量が多いので時間がかかったが何度食べても美味しい! ご飯を食べている最中、暇を持て余したので親父に電話をかけてみた。

「何してんの?」

「これから仕事だわ」

「会えんの??」

「無理無理!」

おい、愛娘からの電話だぞ!!邪険にすんなよ!!!

無事食べ終えた。

その後夏海のリクエストで故郷長久手の隣にある日進市の五色園へ。前行った時より人がぜんぜんおらず、めちゃめちゃ薄気味悪かった。

長久手のとある病院。怪我したら行くといいと思う。

アピタ長久手のスタバでゆっくりして、ちょっと早めに退散。高速へ向かった。帰りも自分たちの生い立ち話で盛り上がり、23歳くらいまでやって東京へ到着。たくさん2人の過去が知れたし、私も話すことができた。一泊二日の旅って楽しいな。好きだな。

さすがに体力の限界が来て帰宅後そのまま寝てしまった。

あの時のういろうはめぐりめぐって日笠さんのものになったとさ。

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