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少子化対策は倫理的に許されるか-2

極論暴論ofJakusha 5

少子化対策は倫理的に許されるか-2

日本(列島)において人口が爆発的に増えた時期が3回あった。

弥生時代、室町後期から江戸前期、明治から昭和前期である。

それぞれ、農業・商業・工業の黎明期にあたる。

新しい産業の黎明期から勃興期にかけては単純労働者が必要とされるから、搾取しやすい子供たちは都合がよかった。

そういう社会の要請があったから子供の数が増えた。

産業が成熟すると、単純労働者の数よりも熟練技能が必要となり、労働力にするための子供は必要とされなくなって少子化になる。

子供の数を増やしたいのなら、新しい産業を興すことが唯一の方法だけど、それは生まれてくる子供たちから搾取することが前提となっている。

そんなことはもはや人間として許されないと思う。

少子化する社会はよい社会、というのが正しいと思う。

(人X)

極論暴論ofJakushaは論点を提示するのが目的のため、筆者の考えや利害と合致していない場合があります。ご了承ください。

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