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大企業解体法

極論暴論ofJakusha 24

大企業解体法

無能なドラムスコ経営者・イエスマン後継者の最大の害悪は、身の丈にあっていない規模の企業をそのまま引き継ぐことである。

それまでの事業を継続するだけでそこそこの利益が出せるから、イノベーションを起こすモチベーションがない。

会社を一から大きくした創業者と違ってカリスマ性がないから、目先の利益の確保だけに躍起になる。

そのような経営者が自分の立場をおびやかすような優秀なライバルを難癖つけて辞めさせて、その後衰退していく企業をいくつも見てきた。

このような状態を解消するために、「継承時会社分割法」を提起したい。

売り上げ規模が10億円を超える企業の社長(代表者)が交代するときには、売り上げ10億円以下になるよう事業を分割しなければならない、とする。

分割した複数の会社の役員を兼任することは禁止、分割した会社どうしの再合併も10年間程度は禁止。

新たな経営者の目の届く範囲の企業規模にすることで適切な経営方針が立てられるようにすることと、そこから業績を伸ばしていくことで新経営者もそれなりの指導力をもって企業を運営できるようになる。

日本企業の再生は、これぐらいのことをしないと不可能だろう。

(人X)

極論暴論ofJakushaは論点を提示するのが目的のため、筆者の考えや利害と合致していない場合があります。ご了承ください。

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