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第二子出産報告とレポ

※誤って削除してしまった以前の投稿です。
あぁ・・・やってしまった・・・。
備忘録も兼ねてなので再掲お許しください・・・すみません・・・。


すごく、すんごーーーく久しぶりです。
パソコン開いたのも久しぶり過ぎてホコリ被ってた。。。

さて、夏の終わりに第二子となる男の子を出産しまして、約三年半ぶりの新生児育児に毎日ドタバタしております。

途中切迫早産の診断を受けましたが、長男の34週での早産の壁を越え正産期を迎えてほっとしたのも束の間、予定日よりも20日早く出産しました。

母子ともに健康に出産をしましたが、本当に出産は最後まで何が起こるかわからないということを身をもって思い知った体験をしました。
おそらく今回が人生最後の出産となるのでこの貴重な体験を忘備録も兼ねて。


陣痛開始から途中まではこんな感じ。

37週2日目
02:50 陣痛で目覚める(5分間隔)
04:00 病院到着 そこそこ痛い
04:30 子宮口3センチ 衝撃を受ける←痛さに対して見合ってなくて
06:20 子宮口6センチ 8時前に出産かなと告げられる マジか。と思う

ここまでは我ながら良い感じだった(痛さは別として)。
陣痛が来るたびに上手く深呼吸をして痛みを引かせ、一度経験したということもあり心身ともに余裕があった。

が、事態は急変する。
6センチと言われて間もなくのこと。
また同じように陣痛がきた。毎度のごとく深呼吸をかます。
痛みが引きかける。

しかし、引きかけたように見せてまた痛みが上昇してくる。

陣痛というものはいくら痛くても必ず波があり、痛さを指数で表すと0から100に上がりそこからまた徐々に0に下がっていくかんじ。
0になったときに束の間の休憩がとれる。
痛さもいきなりクライマックスレベルではなくお産が進むにつれ増していき、間隔はだんだん短くなっていくというのがよく耳にするパターン。

なのに、この時から100から80くらいまで下がってそのまま0に向かうと思いきやまた100にグィーンと上がっていくではないか。

痛みが休まることなくやってくる。
しかも100に戻ってくるたびに痛さが増し増しになってきている。

え、話が違う。予想外の痛みにもがき苦しむ中でそう思う。

「痛い・・・!!」
その言葉と私の一変した表情から助産師さんが何かを察したのか、再び内診をすると数分で子宮口は6センチから一気に9センチを超えていた。

すぐさま一度外したNST(胎児の心拍と健康状態など調べる)のベルトをまた巻きつけるなり記録紙を確認するなり、
「いま赤ちゃんがちょっと苦しいところにいるのでこのまま出産の準備しますね」と言ってすぐ部屋を出た。

そこから痛すぎて記憶が曖昧だが、スタッフがバタバタと一斉に入ってきてズババババと準備に取り掛かった(擬音語の質よ)

「赤ちゃんがちょっと苦しいからお手伝いしますね!いきみたくなったらもういきんでいいからね!」
と言われながら下をこじ開けられ、中に何かをこねくり入れられ、スパスパっと切られ、上から押されるという四大拷問を一度に浴びせられたような気分になった

痛すぎて「ぁぁあああああぁぁぁっ」しか言えなかった。

「がんばれがんばれがんばれ!!!」
スタッフ全員から激励を受けた私は実質一回しかいきむことなく次男が出てきた。

ほんと一瞬だった。

陣痛が始まってから4時間後、痛みレベルがバグってから10分ほどでの出産。
結果、予定よりも1時間早く出産した。


ここまでが一連の流れです。

その後知らされたのですが実は陣痛の波が無くなった時、まさかの胎盤が先に剥がれてしまっていたそうです。

いわゆる胎盤早期剥離

その言葉は妊娠中から耳にしていました。
胎盤は通常出産後に出しますが、それが先に剥がれてしまうことによって胎児へ酸素が届かなくなり、一分一秒を争う非常に危険な状態になるのです。

そして噂によるととてつもなく痛いらしい。

うん、ハチャメチャに痛かった。エグかった。
長男の陣痛よりもさらに痛かった。
あぁ、あの時の痛みが最上位じゃなかったんだ。こんな痛み世の中に存在するんだ。。ってくらい痛かったです。

兎にも角にも母子ともに命が危ぶまれる状態だったのですが、幸いにも子宮口がほぼ全開だったこと、私が経産婦だったことで産道が通りやすくなっているという条件が好転し胎児に後遺症無く無事に出産をおえました。

そしてなによりもあの時私の様子を察した助産師さんの瞬時の判断がわたしたち親子2人を救ってくれたのだと思います。
本当助産師さんてすごい。偉大。感謝してもしきれない。生まれ変わったら助産師になる。

今回の出産で感じたことは、どれだけ経過が良好でも私のように最後の最後で一気に事態が緊迫になるということがあり得ること
出産は命がけだということ

「母子ともに健康」
この言葉がありふれた奇跡になっている現代の医学の下で出産できる時代ではありますが、いつの時代も決して当たり前ではないということ。

本当に身をもって感じ、我が子が無事にこの世に生まれた奇跡に感謝しました。

これから出産を迎える妊婦さんみんなが無事に可愛い我が子と出会えますように。強くそう願います。

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