ぼくの仕事(1)
今日はぼくの今までの仕事について話そうと思います。
まずぼくは高校を卒業して新卒でドラッグストアで働きます。そのあと妊娠出産をし、社員で復職しパートになり、退職しました。
ここがえげつなかったのです。
1週間のブラック研修から始まり、サービス残業は当たり前、店長は口をきいてくれない、というような職場でした。
妊娠した際は、女の店長に「もっとシャキシャキ動きなさい!」などと怒られたこともありました。今はマタハラという言葉がありますが、その時はそんな言葉が浸透する前でした。
育休が終了し、離婚もして復職することになります。
新しい職場にクレーム客がよく来るようになりました。ぼくがこの店に来てからクレーム客がよく来るようになった。ぼくがクレーム客を呼んでいるのか?と言われた。そんな冗談めいた言葉がぼくのこころをやっつけてしまった。人によれば、そんなのたわいもない会話だろうと思うでしょう。ぼくも今考えればあの時そんなに落ち込む必要はなかったのでは?と思います。しかしあの時のぼくには重く、鋭くその言葉が痛かったのです。
会社の女性なんちゃら推進委員(女性が働きやすい職場を作っていこうと動く会だそう)の委員長が職場にきて、ぼくと話したいと言いました。
「あなたは結婚するのが早かった」「出産するのも早かった」「社員で復職するのは無理だと思っていた」
この会社はダメだと思って店長に電話をし辞めた。
・・・
ぼく「休職するのと辞めるのなら、どちらがいいですか?」
店長(なんちゃら委員の委員長の旦那だった)「それなら辞めてもらった方がいいね」
・・・
こうしてぼくは仕事を辞めて1か月ぼーーーっと寝て過ごした。
ぼくは車が好きだったので、次はカー用品店で勤めようと思った。すぐに電話、面接、採用と話は早かった。すぐにでも来てください、ということだったのだが、朝起きるとなぜか体中が痛くて何もできない。出勤してもまたクレームが入ってぼくのせいにされるのではないかという不安で出勤できなかった。幸いカー用品店の店長さんはやさしいおじさまだった。「前の職場が悪かったんだね。接客が無理ならピットで働かない?」と言ってくれた。申し訳なさでピットはお断りした。
・・・
そのあとは全く働けなくなってしまって1年くらいニートで引きこもりだった。母が起業してみたら?というのでしてみた。人に頼まれてイラストを描いたり、写真を撮ったり、ステッカーを作ったり、PCの調子が悪いから見に来てなどいろいろなことをした。Tシャツのデザインなんかもやった。↓にアドレスを貼っておくので興味があれば見てほしいです。LINEスタンプも作ったのでそちらも合わせて。
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・・・
だがそんなに儲けがあるわけもなく変わらない毎日をすごした。
しかしそんな毎日をいとも簡単に変えてしまう人が現れてしまった。
つづく
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