おすすめの妊活本①ポジティブ妊活ライフ

こんにちは。
今日は久しぶりの大雨で気温も下がりましたね。
雨の合間を縫って外ランチに行きました。

前から気になっていたけど入ったことのなかった、駅前のお店に行ってみました。
入り口が奥まっていてちょっと老舗感があり、敷居が高めのお店かと思い、今まで入ったことがありませんでした。
でも行ってみたら、お値段もランチメニューは1000円前後とお手軽。
鴨料理のお店なのですが、ほとんどの料理に鴨が使われているという徹底ぶり。
私が頼んだランチ御膳には、ミニサラダにもローストした鴨が載っていました!
落ち着いた和の雰囲気で、BGMがジャズなのも気に入りました。
百聞は一見にしかず、ですね!また行こうっと。

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さて、何かについて調べよう、情報を得たいと思ったときに頼りにするのは、やっぱり図書館です。
インターネットの検索も便利で使いますが、情報量が多すぎて選ぶのが大変ですし、ある程度科学的な根拠や専門的知識については、いまだにネットよりも紙媒体の方が信頼できるなぁと思ってしまいます。
もちろん、医療技術などは日々進歩しているので、それがいつ頃の情報なのかは確認するようにし、必要なら最新情報を改めてインターネットや書店に並ぶ最新の本も調べます。

というわけで、いくつか妊活についての本を借りてきたので紹介したいと思います。

まず読んだのは、こちらの本。

『ポジティブ妊活7つのルール』(田口早桐著)

「ポジティブ」妊活という前向きなタイトルがいいなと思い、手に取りました。
さらに、サブタイトルに『不妊治療を経験した産婦人科医だから言えること』とあり、これは説得力がありそうだと感じました。
平成28年に出版されているので比較的新しいかなと思います。
が、巻末のあとがきを読むとわかるように、著書が体験された2000年頃から10年弱の間に、不妊治療は「あまりにも方法や技術が変化している」そうです。

この本では、不妊治療を検討・臨むにあたっての心構えや、実際にどんな流れてどんなことをするのかといった具体的な方法が、多くの不妊治療に対応してきたご自身の医師としての体験、また妊娠・出産を希望して不妊治療に臨む一人の女性としての体験をもとに、とてもわかりやすく書かれています。

「7つのルール」はいずれも、医療科学的データや、ご自身の数多くの経験に基づいて書かれていて、説得力があり、勇気づけられます。

以下、印象的だった言葉をいくつかピックアップしてみました。


「「子どもをつくらなきゃ」という本能の叫びは、突然やってくるもの」

「宝くじは買わなければ当たらない」

「確率を気にするのは人間だけ!」

「不妊治療にその人の生き方が映し出される」

「夫のタイプ別対処法」は妊活するしないに限らず、円満な夫婦関係を築くのに役立ちそうです。
「ケチタイプ」「俺様タイプ」「優柔不断タイプ」などはなんとなくわかりそうですが、「コミットしてじゃまするタイプ」なんていうのもありました。このタイプはちょっと厄介そうですね(笑)。

ご本人のエピソードの中では、義母に「夫の(つまり彼女の息子の)精子が少ないから体外受精をしている」と伝えたときの話が面白くて、ちょっと笑ってしまいました。
その世代の人(きっと私の親の世代も)には、体外受精なんてきっとどんなことをするのかも想像がつかなかったでしょうし、どのくらいの人が体験しているかも知らない、別の世界の出来事なのかもしれません。

「不妊症」「不妊治療」という、デリケート且つ、ともすればネガティブなイメージを持たれるようなテーマをドーン!と真正面から扱いながらも、著者のざっくばらんかつ痛快な語り口のおかげで、最後まで気追わず読めました。
読み終わった後は、すっきり晴れやかな気持ちに。

少し前まで、自分には遠い世界の、世の中のほんの一部の人たちだけのものだと漠然と思っていた「不妊治療」「人工授精」「体外受精」「顕微授精」という言葉たちが、少しだけ身近に感じられるようになりました。
「科学技術の進歩が目覚ましい」というフレーズをよく耳にしますが、生殖の分野での医療技術も、私たちの知らないところで日々ものすごい進化を遂げているのですね。
もしかしたら、私たちの子ども世代にとっては、体外受精で生まれる子どもの数が今よりずっと多いかもしれない。
子どもたちも自分がどうやってできたか知っていて、学校で「僕は体外受精だった」「うちは人工授精」「私は代理母出産って聞いた」など、オープンな会話が繰り広げられているような、まったく新しい社会かもしれません。

この本を読み、そんなことを思うと、「体外受精」なんて自分には向かないだろうな…という概念がけっこう変わりました。

これから妊活をされる方、すでに始めていて思うように進まず疲れが出てきている方、不妊かも?と心配で悩んでいる方に、とてもおすすめの一冊です。

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そして、午後から出かけた夫にLINEで伝えてみました、次回の排卵予定時期。

ついでに、こちらのサイトも、参考までにリンクを送ってみました。

まだ返事が返ってきませんが、反応がちょっと楽しみです。


◎今日の妊活記録
・『ポジティブ妊活7つのルール』を読み終える
・ 夫に「男の妊活」サイトと次回の排卵予定時期を伝える


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