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日記2023.12.17(日) 無職の休日/納豆パスタ/さらば青春の光/逆襲劇/サーティビオスク/フムスの衝撃/量り売りの可能性/妄想ストア

生理前のやたらと眠たい朝。11時過ぎまで、布団の中で寝たり起きたり。まいちゃんとお父さんから初雪の様子が送られてきていた。地元は雪ですごく寒そうだな。わたしは暖かい布団のなかでもう少し寝ようかな。今日は無職の休日なのでこれでいいのだ。

食材が3割くらいしか入っていない冷蔵庫。すごくさっぱりとしている。塩麹もあと少し、玉ねぎ麹は使い切ってしまった。作ってから2ヶ月くらいもったかな。コンソメもバターも美味しいし、2ヶ月持つなら作った方が安くてよいかもしれない。

お昼ご飯は納豆パスタにした。ニンニクと玉ねぎを炒めてそのままお塩と水を入れて沸かし、パスタを茹でる。茹でている間に顔を洗ったり身支度を整えた。
仕上げに納豆とバターを入れて和えてお昼ご飯完成。盛り付けは適当に、飾りもなく、地味な色合い、でも美味しかった。夕飯の準備もついでにしておく。にんじんは塩麹和えにしておいて、豆腐も水切りして、ご飯と鶏むね肉を解凍しておいた。何を作るかは決めていないけれど、ここまでやっておけばどうにかなるだろう。

納豆パスタを食べて5分で完了する化粧をしながら久しぶりにさらば青春の光のYouTubeを観る。さらばの笑いはいつもみていて清々しい。面白いを通り越して時々涙が出てきそうになる。これまで色々なことを吹き飛ばすべく自分たちの力で這い上がっていく姿。この方たちの逆襲劇の武器がちゃんとお笑いであることがすごくかっこいい。わたしは心を打たれている。

上着を手に持って13時半くらいから外へ出かけた。風のふき方がこれから寒くなりそうな雰囲気だ。こちらも明日は寒くなるのだろう。

今日は『サーティビオスク』という量り売りの店へ行ってみることにした。これまで2度も量り売りチャレンジに失敗しているわたしだけれど、冷蔵庫もさみしい状態だし、しっかりと見て買う気満々で向かった。
可動式の可愛らしい店内は5人くらいでぱんぱんになってしまうほどコンパクトだった。両サイドの壁に測って瓶に詰められている品物がずらっと並んでいて、商品自体の値段がそれぞれ書かれている。瓶に入っているものは瓶代100円がプラスされるということだった。だいたいがデポジット容器なので洗って返却すれば容器代が戻ってくるという仕組みになっている。
ナッツやドライフルーツ、グラノーラがあったり、粉末の出汁やもずく、パンケーキミックス、ハーブティーなどなど。コンパクトなお店ながら種類はかなり豊富だった。同じ瓶に入れられて並んだ商品を眺めるのも楽しい。ここのデポジット瓶は蓋がシルバーでわたしの集めている瓶と同じ。デポジットした方が良いのかもしれないけれど、ある程度はストック用に集めてみたくなった。
わたしが乾燥麹の瓶を持っているとスタッフの方が声をかけてくださり、乾燥麹で作れる物を色々と教えてくださった。玉ねぎ麹をベースにスパイスを入れて作るカレー麹はカレー粉の代わりになりますよというアイデアは特に面白そうでやってみたいと思った。
さっと買って行かれる方が多い中、わたしはじっくり時間をかけて選ばせていただき、乾燥麹、外のボックスにあったみかん5個、トマト、フムス、クリスマス会のプレゼント用にアルカリイオンの万能スプレーwash-Uのボトル入りと量り売りで120gくらいを買ってみた。瓶だけの購入はできないそうなので、大きめ欲しかったサイズの瓶に120gのwash-Uの液体を量り入れていただいた。初めてなんですと言うと、スタッフの方が説明しながらさっと入れてくださってすごく助かった。

コンパクトなお店なのでスタッフの方と買う側の距離がとても近い。説明を聞きながら、お話ししながら買い物をするのはすごく楽しいことだ。一度食べてみたかったフムス。ひよこ豆と胡麻ペーストなどで作ることもできますね、胡麻ペーストも無ければ味噌でもできますしね、とさりげなく楽しさが広がる情報を添えてくださるのもすごくいいなと思った。こういうお店に来たかった、出会いたかったと心から思った。

サーティビオスク入り口。
サーティビオスク店内様子。
か、可愛すぎる購入品たち。

みかんとトマトは持って行った布の巾着に入れた。興奮してなかなかお店を離れるのがさみしいくらいだったけれど、うれしい気持ちでバッグを抱えて駅へ向かう。駅のそばにあるビオセボンでコーヒーを飲んでひと休みしてから帰った。今日もよい買い物ができたし大満足。量り売りもなんとかデビューできたぞ。

よい買い物ができると、家に帰ってからも楽しい。お腹が空いたので、夕飯の支度をしながら気になっていたフムスをあけてセロリにディップして食べてみる。その美味しさに驚いてしまった。ふわふわしたムース状のペーストで、ひよこ豆のやさしい甘さのある味わいがすごく好み。パンにつけて食べるイメージだったけれど、野菜にディップしてもすごく美味しい。白菜のほうが合うかもと白菜をカットしてつけてみると、それはまあ本当に美味しくてとまらなくなってしまった。

サーティビオスクのフムス。

お店の方が人気ですぐに売り切れるとおっしゃっていたけれど納得した。買ってみたのはclassicというスタンダードな味だけれど、もうひとつ青唐辛子とパクチーの味があったのでそちらも試してみたくなった。美味しくてにやにやしながら夕飯の準備。片栗粉も切れていたので買ってきたから豆腐と鶏むね肉を太白ごま油で揚げ焼きのようにしてみることにした。美味しそうな大根も産直市場で見つけたのですりおろしてみてみぞれ和えのようにしてみたら美味しかった。昨日の残りの紅男爵の味噌マヨネーズ、にんじんの塩麹和えもあったのでたっぷり満足の夕飯になった。みかんも美味しかったしなんだかしあわせだ。

今日は理想的な量り売りのお店に出会いすごく嬉しかった。サーティビオスクのような場所なら少しの勇気で買い物ができるようになるかもしれない。もっともっとわたしが買いやすく入りやすいお店ってどんな形だろう、とどんどんと頭の中の思考が広がっている。自分なりにまとめてステキな妄想ストアを考えてみようと思う。

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