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調整環境なし&働きながらでもレート杯に出たい!

はじめに

こんにちは、Ninjin(@ninjin_sv)です。シャドウバースを自分のペースで遊んでいる、一般プレイヤーです。

タイトルにもあるように、私は2021年に入ってからチームや窓といった場所で情報収集や画面共有でのルムマなどをしていません(正確には1回だけ通話しましたがほぼノーカン)。ツイッター以外の情報収集手段はなく、1人で空いた時間にコツコツシャドバしていました。

調整環境がないことに加え、フルタイムで働いているので時間的にもそこまで余裕はないのですが、1月に下記の結果を残すことができました。

・RAGE ETA2次予選6-2(マネーフィニッシュ)
・Ratings for シャドウバース第15期前半戦4位

ここ半年ほどシャドバに対する取り組み方を試行錯誤していたので、自分なりに満足のいく成績を残せて素直に嬉しかったです。



今回の記事は、チームや窓に入っていないけど競技シーンで結果を残したい!と考えている方や、学業や仕事で思うように時間が取れない、、という方に向けて、私Ninjinがどのような意識でシャドウバースを取り組んでいるのかをまとめたものです。今回書いてある内容の中でどれか1つでも実践してもらい、役立てていただければ幸いです。
練習の場としても結果を求める場としても最適なRatings for シャドウバースへの取り組み方がメインの内容となりますが、RAGEや他ゲームをする時にも通ずる部分はあると思います。

前提:Ninjinはシャドバが下手

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RAGEプレーオフ2回、Ratings杯3回(15期含む)、JCG優勝、地方大会優勝など、シャドバをプレイしている層の中ではぼちぼちの成績を出していますが、私はシャドバが相当下手です。過去に配信していたことがあるのですが、その時の切り抜きが残っていたので貼っておきます。

・WUP期のディスカードドラゴンを使用し、悲哀の赤竜を燃やしながら時間切れをする

動画内で起こしたぐらいのミスは平気でしますし、勘違いやプレイ順のミスも当然起きます。なので、出来る限りミスをしないよう自分のコンディションには常に気をつけています。そのことを踏まえて意識していることを見ていただけたらと思います。

①ながらシャドバをしない

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アニメをみながらレート、好きなYouTuberの動画をみながらレート、別のスマホゲームをしながらレート、、
よくないこととは思いつつも、どうにか有意義な時間を過ごしたいと思うばかりに、ながらシャドバをしてしまう人は多いのはないでしょうか。
私も"◯◯しながら"レートをすることが多かったのですが、ゲームする時間を制限するようになってからは、1戦1戦集中するために完全に断ちました。

簡単な作業であってもその影響は意外と大きいので、できる限りシャドバ以外のタスクを止めて、シャドバの画面に全集中しましょう。ゲーム内の確定情報を確認したり、次ターン以降のゲームの進行を考えていれば、相手のターン中であっても暇ということはほとんど起こり得ません。
100%思考した自分と10%しか思考せずテキトーにプレイする自分だったら、前者の方が数段勝率がいいはずです。

当然アニメをみながらでも勝てるプレイヤーもいるとは思いますが、自分がマルチタスクを得意だと認識している人以外はぜひこれを機にながらシャドバを断ち切りましょう。

②1日ぶっ通しでやらない

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1日中暇な日があったとしても、食う寝る以外のことをすべてシャドバに捧げることはおすすめしません。人間の集中力は有限なので、パフォーマンスを維持するという観点では適度に休憩をとりつつシャドバするのが理想です。

以前までは家にこもって1日中レートすることも多かったのですが、それをしてめっちゃ勝てた!みたいな日はなかったので、今は合間合間に買い物にいったり、外に出て運動したり、他のことをしたりしています。15期前半戦に関しては、RAGE前日にレートを13試合したのが一番多い試合数でした。

某プロチームの選手の方々はレート最終週になると夜通し寝ずに70~90戦した、みたいなツイートをしますが、彼らは普段から長時間ゲームしており、なおかつ手なりの練度が凄まじいので高い勝率を保てています。普通の人間はそんなことしたらボロボロになるのでやめておきましょう。プロ選手、マジですごいです。

③使用デッキを絞る

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これは学業や仕事で忙しい方が特に意識した方がいい項目です。
今のシャドウバースはどのデッキも難しいことに加え、環境に存在するデッキ数が多く、環境デッキすべてを使いこなそうと思ったら時間がいくらあってもたりません。

なので、環境初期である程度いろんなデッキを触ったら、自分が信じるデッキを2~4つ程度に絞って練習するのがいいと思います。私は第1期ETA環境(マイザー、カルラがアッパーされる前の環境)では、アクセラエルフ、連携(グレモリー)ネクロ、清浄ビショップの3つに絞っていました。

強いと思って回していたデッキが実は弱かったり、ナーフされたら運がなかった、ドンマイ!と思いましょう。1期間で確実に勝つ方法なんてないのですから、環境が変わるごとにトライ&エラーを繰り返して諦めずに挑戦することが大事だと思います。

コラム❶:1人で構築を仕上げるコツ

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調整環境がない人が困りがちなのがデッキの構築ですが、今の時代はJCGやDSALなどにデッキが大量に落ちているので、ツイッターさえあればなんとかなります。そこから拾ったものをベースに自分なりに調整していけば大丈夫です。
構築を煮詰める時のコツとしては、このデッキにはなにが不要でなにが足りないのか、なぜこのカードは◯枚入っているのかなどを考えながら試合することです。
自分が使った酒呑童子抜き連携ネクロの思考回路をざっくり紹介します。
※デッキ構築に関してはマイザーアッパー前の環境を意識したものになっているので、デッキの思考だけ把握してもらえればと思います。

①新環境2日目ぐらいにイオ入りのグレモリーネクロを気に入って使う(回復&バーンが強い、百鬼夜行の餌になる)
②ツイッターで見かけた酒呑イオギミックに惹かれて使用し、グラマスになる(下画像は1/5に使っていた連携ネクロ)

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③酒呑イオは単体では墓場も連携も稼げず、ドローもできない。イオに関しては2コストや5コストでプレイしても強くないと感じる。
④序盤からボーンフリークなどで横並びをし、グレモリー前にインパルスやトリ二ティモンスターズでフィニッシュするパターンが3~4割ほどあることに気づく。ボーンフリークはソウルガイドやフェイランと相性がよく、優先して入れるカード。
⑤酒呑イオを外し、序中盤の横並べに加え、グレモリー起動後は強力なカード3種9枚(インパルス、ゼルガネイア、トリモン)で勝つ構築に(下画像は最後にレートで使っていた連携ネクロ)。

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ざっくりではありますが、上記のような流れで試合するごとに理想の動きをイメージしながら不要なカードと欲しいカードを取捨選択し、デッキを仕上げていました
デッキ構築に正解などないのですから、テンプレの構築と多少違っても自分の構築を信じることも、1人で頑張るプレイヤーにとっては大事なのかなと思います。おおよそ世論の構築の方が完成度が高いので一長一短ではありますが。

④連敗したら一定時間やめる

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レートで連敗したらその分数値を取り戻すためにやらなきゃ、、と考える人は多いと思います。自分も連敗したら勝つまでやめない!とムキになり、結果さらに連敗して虚無になる、、というのを繰り返していました(なんなら15期前半戦の序盤、そのムーブで5連敗ぐらいしました)。

大抵連敗する時は、自分の思考がネガティブになって攻めのプレイができていないか、イライラして手なりでプレイしているか、細かいミスを繰り返している状況です。その場合、運が悪くて連敗してしまったというのも含めて、一旦休憩を挟んだ方がいいです。

私は2連敗したら最低15分タイマーをセットして休憩を取る、一旦PCの電源を切って目を休ませる、誰かの配信を見るなどして時間を空けるようにしていました。
連敗している時にムカついてチェックインボタンを押してしまう気持ちは痛いほどわかるので、自分なりにいろいろ対策を講じて負の連鎖を断ち切りましょう。

コラム❷:勝敗にこだわりすぎない

自分だけかもしれませんが、この試合に勝ちたい!負けたくない!と欲を出しながら試合すると、弱気なプレイをしたりすることが多くなります。また、勝てそうになると「これ勝ったら1900か〜」とか「なんてツイートしようかな〜」とか考えてしまい、そこから相手が頑張って捲ってきて負け、、みたいなことが多発していました。

その対策として、試合中は勝敗にこだわらず、「自分が考えうる最善手を打つ」ことしか考えずにプレイするようにしています。慣れるまではなかなか難しいですが、試合前に最善手を探すのが目的と頭の中で呟き続けることで、徐々に雑念をなくせてきたように感じます。

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勘違いしてはいけないのは、試合に勝った時の喜びや、負けた後の暴れたい気持ちは無くさない方がいいということです。試合に勝ったあとは家の中でガッツポーズや勝利のダンスをして感情を爆発させています。たまに自分が上手くて勝てた試合は自画自賛して自身を褒めちぎっています。

パッション(激しい感情、情熱)がないと自分がなぜゲームしているかわからなくなるので注意しましょう。

⑤休憩時は運動する

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休憩している時は、散歩するなり筋トレするなりして、体を動かすことをおすすめします。外の空気を吸ってリフレッシュすることも大事だと思うので、できるだけ外に出た方がいいです。
私は家の近くに懸垂できる場所があるので、そこまで歩いて懸垂していました。懸垂できない人は公園の棒にぶら下がるだけでもいい気分転換になると思うのでおすすめです。
運動とは関係ないのですが、部屋の換気をして空気を入れ替えることも個人的に効果を実感しやすかったので、やっていない方は試してみましょう。

⑥朝の時間を有効活用

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朝は早起きして身じたくを整えたら、1~2戦ほどレートするようにしていました。個人差はあるとは思いますが、朝の方が頭が冴えていい択が見つけやすい気がします。できれば通勤時の電車内でやるより、自宅の方が集中できると思うので、時間に余裕があれば試してください。

⑦夜はやることを終わらせてから

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授業や仕事が終わってすぐにゲームせず、先に食事やお風呂などを済ませてからシャドバすることを推奨します。授業や仕事終わりは当然疲れているので、リフレッシュ目的としても気持ちの切替え時間としてもやることを先に終わらせましょう。
私は仕事終わりに疲れで脳がボーッとしていることが多いのですが、食事やお風呂などを済ませるとかなり回復します。それでも眠い時はゲームせずそのまま寝るようにしています。自分の体調を最重視してください。

コラム❸:小さな達成でも自分を褒めてあげる

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何回プレイしても自分の上達が感じられないし、なんでシャドバしてるのかわからなくなる、、みたいな人をツイッターでちらほら見かけます。自分も過去にそう思っていた時期がありました。

過去の自分も含めてそのようなことを考える人にありがちなのが、高い目標を達成することでしか満足できない、自分の戦績を周りと比べて悲観する、ということです。

シャドバを競技的にプレイしている多くの人が目標にするRatings杯やRAGE。1環境につきRatings杯は全国で32人、RAGEグランドファイナルは8人しか出場できないので、強豪プレイヤーでも毎回狙って出れるものではありません。そこだけを目標にして未達成だったときに「また勝てなかった、、自分は弱い、、」と思うのは早計です。

冷静にRAGEday2に進出することはすごいことですし、レート1800もすごい。なんならRAGEで3-2だったとしても勝率6割で勝ち越しなのですからいい結果なのです。もちろん負けたのだから悔しいんですけど。

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本題に戻ると、RAGEグランドファイナルやRatings杯出場を最大目標にしつつ、RAGEday2やレート5連勝、10連勝など、成果の大小に関わらず自分を定期的に褒めるようにすることをおすすめします。戦績以外でも、自分が上手くて勝った試合を自画自賛する、◯◯さんに勝てた俺すごい!みたいな感じで、1試合ごとでも自分を褒めてあげましょう。

自分語りで申し訳ないのですが、ここ2年Ratings杯に出られず、競技シーンから離れようとしたことも多々ありました。しかし、この自身を褒めるマインドを取り入れることで今まで続けてくることができました。
1,2年前のようにシャドバにフルコミットすることはなくなり、リアルを優先することが増えてきてはいますが、これからも自分のペースでのんびり楽しくシャドバを続けていきたいです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。少しでも取り組み方についての参考になれば嬉しいです。

追記:Q&A

DMで届いた質問について回答を共有します。

Q1.ながら作業に音楽は含まれるの?
A.音楽の種類によると思います。
経験上、歌詞付きの音楽を聴きながらだと無意識に音楽の方に集中してしまうのであまりおすすめはできません。
逆に歌詞がなく、自身をリラックスもしくは気持ちを上げてくれる音楽であればいいです。
私の場合、リラックスしたければジャズ風のBGM、気持ちを上げたい時はポケモンのゲームBGM(シロナ戦のBGMなど)をよく聴いています。どちらもYouTubeにあるので、URLを貼っておきます。


Q2.連敗したら休憩するけど、逆に連勝してる場合はどうしてるの?
A2.調子が良くて連勝している場合はやり続けています。Ratings for シャドウバースは日ごとに環境が変わりやすいこともあって、「勝てる時に潜る」が基本かなと思います。
例外として、自分のプレイが冴えていないけどなぜか運が良くて勝っている場合は休憩を取るなどして切り替えるようにしています。そういう場合は勝っていてもいつか連敗します。




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