不妊治療をして感じた命のこと
不妊治療を進めていくうちに感じることがある
なかなかこの世に誕生することって難しかったんだなと
自分のいのちを軽んじてしまうこともあったりした人生だったな私
自分で選んでこの世にきたとか
選ばれた人だけ来ることができるとか
そんなことを聞いたとしても
来たくてきた訳じゃないってどこか否定的だった
だからこそ、自分の都合で
いのちを作るということにどこか怖さがあった
不妊治療している私からいうと浅はかだったけど
若い頃は妊娠は簡単にするものだと思っていた
だからこそ、妊娠するということが怖くて仕方がなかった
なんなら、そういうことだけで出来るとさえ思っていた
考えるだけで何故か吐き気がしてしまう。そんなくらい怖い
当時、毎回生理がきていてホッとした自分を覚えている
その時の感覚が今も残っているのだろうか?と思うこともある
多分私は普通の赤ちゃんが欲しい人の感覚とは違うと思っている
欲しいようでいてやっぱり怖いのである
ただ年齢がここにきて焦っているだけかもしれない
そして、ちょっと不妊治療できていることを楽しんでいる
そんな変な人間です
今、私自身子供が簡単にできないことを
考える時間が必要なのかもしれないとも思う
子供が素直に欲しいと人生歩めているだけで本当にすごいなと尊敬します
若い時から
お嫁さんになりたい&赤ちゃんが欲しいと思える人生って最強だ
これだけでいい人生を歩んできたんだろうなと私には思える言葉である
そして
子供が欲しいと思う家庭に生まれることって幸せなことだな
世の中暗いニュースが多いけど不妊治療をすると見えてくる世界もある
この世に生まれてくることってめちゃくちゃラッキーで
今はどうであれ最初はめちゃくちゃ愛されていた人なんだなと思う
大人になるとみんな愛されていた時の記憶をだんだん無くしてしまう
辛い時にこの時の記憶がよみがえるだけで心救われる人がいるのではないかな
私は本当に愛することができるのだろうか?
この世に愛を返すことができるのだろうか?
そんなことをふと考えながら不妊治療に通っている
答えが出るまで本当の答えは与えられないのかもしれない
私の人生の答えは自分でする。自分で見つけていきたい
なかなか恵まれないけど
病院の待合にいるとふと幸せな気持ちになる
こうやって子供を望む人がいるって世の中の希望だと思う
ただ思い込もうとしているだけかもしれないけど
少なくとも私にとって妊婦さんは幸せの象徴だ
そんな人たちに出会える日はラッキーだと思ってる
通っている病院は、産婦人科もあるのでもちろん妊婦さんに出会う
なので通院日は、悲しくもあり幸せな日でもあるのである
今、たくさん命と向き合う機会をもらえたのだと思っている
私の見ている見えてるこの世界が
たくさんのいのちが輝ける世界でありますように
最後までお読みいただきありがとうございます
素敵な1日を♡