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なぜ旅行に行くんだっけ

私は割と旅行が好きだけど、どこが好きなのか問われると言語化するのがなかなか難しいと感じたので、自分の頭を整理するためにも端的にまとめてみた。

①面白いから

結局はこれにつきる。ただ、これだと全然整理できていないのでもう少し突っこんで考えてみよう。

旅行の面白いポイントは、知的欲求を満たせるところにあると思う。

その土地のなりたちや歴史などを、実際に歩いてその目で見て知ることができる。

単純に知らないことを知れるというだけでなく、何度も繰り返すうちに他の土地との共通点や歴史的なつながりが見えてきたりして、シナプスが繋がるというか、ドーパミンが出るというか、そういった脳への快感に近い楽しさがある。

知識量が増え、ある程度知識が増えていくと様々な「気づき」を得ることができる、それによって知的好奇心を満たせ満足感を得られるという点で、旅行は面白いと感じる。

私は旅行自体は好きだけど、インスタ映えするスポットや、その土地にゆかりのない最近できた外国料理やスイーツの店にはあまり関心がない。

きれいなものやおいしいもの自体は嫌いなわけがないので、そこに興味がうすい理由は今まで自分でも上手く説明できなかったのだけど、もしかしたらそこに歴史や知的欲求を満たせるものがないからなのかもしれない。

②現実逃避として最適

趣味は現実逃避と表裏一体である。趣味をしている時間も現実の一部ではあるけれど、趣味をしている間は直面している辛い事態や解決すべき問題から、一時的に目をそらし、頭を切り替えることができる。

そう考えた時、旅行は現実逃避の手段として最適だ。住んでいる場所から離れ、周囲には知っている人もいない。家ではないので他の作業をすることもできず、旅行に集中するしかない。

例えるなら瞑想のように、心を整理し落ち着け整える効果があると思っている。

私はほとんどの旅行をひとりで行っているが、それは単純に私が他人が無理なタイプの人間であるのと同時に、近くに知っている人がいると「現実逃避」ではなくなり旅行に求めているものが手に入らなくなるためかもしれない。

あちこちで何回か書いたことがあるけど、旅行には「目的としての旅行(旅行自体を楽しむ)」と「道具としての旅行(他の人と楽しむことが目的であり、旅行は楽しむための道具にすぎない)」がある。

私自身が他人が無理なタイプの人間なので、「旅行を道具あつかいして他の人と楽しむ」という発想がなく、結果としてひとり旅ばかりになっているのかもしれない。

まとめ

自分の中で上手く言語化できていない旅行が好きな理由を、文章にすることでまとめられてよかった(自己満足な上に小学生みたいな感想)。

こうしてまとめてみると、旅行が好きというより、自分の欲求をちょうど満たしてくれるのがたまたま旅行だったという方が適切かもしれない。前にも書いたことがあるけど、旅行自体は決して特別なものではなく、趣味として代替可能であり、ただ今のところ欲求に一番マッチしているだけだと考えている。

旅行が好きな理由や旅行に求めているものは人により異なるので、他の人の意見も聞いてみたい。

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