見出し画像

お前タイマン厨かよ

 キーボードを打ち出すきっかけの諸事情は、やばいネットの海に漂ってるピースを繋ぎ合わせて察してくれると助かります。インターネット開いてnote開いてなんもかんもがわからない文章垂れ流したい前にぶら下がる餌にツイッターで飛びついたので趣旨は後半で。

 努力に対しての成果、活動への承認欲求はあって当然だと思います。
しかし任天堂の創作物を利用しているので意向(ガイドライン)には従うのは当然大前提。得た幸福を初めから無いものにされてしまうのは反動は大きく抵抗の気持ちも分かります。ただ元々は秘匿物を掘り起こして得たものなので諦めるほかはない。

 自分が好きで遊んでるゲームで成果や賞賛を得るなんて稀有な事なのだから反動は巨大で他に代えがたいのでしょう。得られた成果と承認の為なら任天堂に意見するのって昔ならあり得なかった事だった。意味するとゲームで得られる物が増えて大きくなり代えがたいものにもなった。これは素直に僕らゲーマーにとって好影響でありがたい。あくまでガイドラインにそってない上での発言が顛末を一番歪にしてるんでしょうね。

 でも一番歪な生き物なのは、同類を一歩引いて揶揄している自分かもしれない。SNSアカウント作りゲーム配信してここNoteで脳内から毒電波を出力してる自分なんて狂った承認欲求モンスターでしかありえない。

 今でこそスマブラのタイマンや競技は主流化していて、上記した様に成果と賞賛を多方面で得ることも出来るようになった。ゲーム好きな人に受け入れられるけど昔はそうじゃなかった。対戦システムや大会と表面化するシステムがなかった時代アングラでは終点厨、タイマン厨と揶揄され毛嫌いされる異端な派閥でもあった。
 学生の頃、友達と放課後に集まってスマブラをする時期がありました。毎日のように学校帰りに集まって夜が暮れるまで話をしながら馬鹿の一つ覚えの様にひたすらスマブラする。共有する時間を長くするほど僕らは互いを理解しているし、ずっと友達なのだとスマブラを通じて思えてすらいた。
 スマブラX発売時、Wifiが実装されたことで学校が別だった友人が昔の様にスマラブしようと一堂に会しました。その頃自分は顔も知らない知人と毎夜寝るまでスマブラし続けるスマブラオタクと化していた。Wifi対戦に首までつかってた自分は「1対1でアイテム無し終点で対戦しよう!」と呼びかけたのです。友人も当然了承してくれるだろうと思って。友人から帰ってきた言葉は「アイテム無し、ステージも平たい終点で乱闘でもないなんて何も面白くないだろ。ぜってーやんねーよ」と。何でも共有でき共感できる友人という感覚がガラガラと崩壊していく気持ち。同時に社会性が壊れた人間という自覚が芽生えた瞬間。好きなゲームですら友人と共感して遊べないんだから。

 どこか尖って欠けた感性を持っているから周囲に向けてしまわないようにしてます。かといってそういう部分を無くそうとは全く思わず自分の好きな事、好きなゲーム対戦に長所として活かせばいいと思う。昔から対戦ゲームなんて人の心を読んで裏をかく、人の脆い所を突いた人間が強いと言われているんだから。ゲームに活かせたらその方が強くて、カッコいいに決まっている。
 僕らは元々スマブラで友人知人との和気藹々とした乱闘じゃなくて知らない人との1on1タイマンというサブカルに情熱を滾らせている尖った人間なんだから。

あなたのサポートが、一杯のコーヒー