身のまわりの植物で糸を染める記録 ID13 - 空き地のヒメムカシヨモギ
染料 dye
空き地に大量に生えていたヒメムカシヨモギ
真夏の夕方に採取してその日のうちに煮出して染めました
重さを測る前に水洗いしてしまい、染めるものに対する染料の重さの記録ができず
山崎青樹さんの「緑染め」の方法で緑を染めてみたくて、アルカリで煮出して1-3番液は捨てて、4番液を中和して染めました
2023.8.7
染めるもの fiber
K:100% wool, 300 m per 100 g
M:100% superwash extrafine merino, 275 m per 100 g
N:100% merino wool, 275 m per 100 g
精錬 scour
染めるものの重さに対して1%の重さの中性洗剤を使用して精錬
Neutral detergent EUCALAN: 1% w.o.f
2023.8.4
媒染 mordant
染めるものの重さに対して12%の重さのミョウバンで媒染
2023.8.5
染色 immersion dye
2023.8.7
NO. OF BATHS: First bath
染液の温度:85Cを60分、その後一晩放置
DYEBATH TEMP 85C
TIME AT TEMP IN DYEBATH: 60min
TIME RESTED IN DYEBATH: overnight
染色後 After bath
iron solution - 鉄媒染液
copper solution - 銅媒染液
Wash:
no material/detergent used
色
13A:アルミ媒染→中性染色
13B:アルミ媒染→中性染色+鉄
13C:アルミ媒染→中性染色+銅
染料を煮ている時の匂いがすごかった。よもぎを煮ている匂いに近いけどもっと強い感じ、、、
濃い茶色い1-3番液、、、の後アルカリを強めにしてようやく緑っぽくなったが、鉄媒染でも緑味のある色が染まるような感じはなく、銅媒染しないと緑にはならず、茶色だった。若葉の季節ならもう少し緑なのかもしれず、それは試してみたいけど、盛夏のヒメムカシヨモギ染めはあまりおすすめではないかも。。。